<愛知県> その他(標示板・押ボタン箱など)

変わった標示板

撮影 愛知県大口町 掲載 2022/9/16

灯器の上部に時間を表示した標示板が設置されています。灯器の下部には「歩車分離式」の標示板があり、歩車分離式運用の弛緩を表示しているものと思われますが、時間の表示よりも「歩車分離式」の表示の方が小さく、これでドライバーに伝わるのでしょうか?

高齢者・視覚障がい者用LED付音響装置


撮影 愛知県大府市 掲載 2022/2/28

LED表示のついた音響ポールです。歩道側の面に押ボタン、車道側の面にスピーカー、両面にLED表示があります。

LED表示は、歩行者用灯器の信号と同じ色の灯火が表示されます。歩行者の目線より低い位置にあるため、信号待ちの歩行者は、歩行者用灯器の信号をずっと見上げている必要がありません。また、LED表示は、青灯火が丸形、赤灯火が×印となっており、形で灯火を判断することができます。

大阪府で設置されている従来品とは異なり、赤灯火が×印(従来品は四角形)です。また、振動機能、場所を知らせる音声が追加されています。

2013年4月15日に大府駅前の2交差点に4台ずつ設置されました。




撮影 愛知県大府市 掲載 2022/2/28

1つ隣の交差点です。残念ながら4台中3台の装置が破損しています。手(足?)が届く位置のため、LED表示のアクリル板が故意に割られているようです。

歩行者専用「←すすめ→」「×とまれ×」
撮影 名古屋市東区 掲載 2004/1/2

名古屋市中心部の広い道路で、基幹バスレーンが中央線寄りに設定されており、バス停が島式になっています。このバス停から横断歩道へ向かう歩行者には信号が見えにくいため、信号に連動して「←すすめ→」「×とまれ×」を表示する標示板をバス停の方へ向けて設置しています。青信号のときに「←すすめ→」が点灯し、青点滅になると「×とまれ×」が約2秒間点滅し、青点滅の途中から「×とまれ×」の点灯になります。




撮影 名古屋市東区 掲載 2022/2/14

基幹バスのバス停から横断歩道へ向かう歩行者のために設置しています。

歩行者用灯器は、京三製作所製のFRP製灯器(銘板は「樹脂製」)です。

「おまちください」標示板

撮影 愛知県津島市 掲載 2017/3/29

押ボタン式の歩行者専用現示方式歩車分離式信号です。タッチセンサー式の押ボタンに触れると、歩行者用灯器に併設された標示板に「おまちください」の表示が点灯します。

経過時間表示機一体型歩行者用灯器


撮影 名古屋市中村区 掲載 2006/9/2

信号を表示していない側のレンズに経過時間を表示する経過時間表示機一体型歩行者用灯器です。青信号になるまでの待ち時間(橙色)と青信号の残り時間(青色)を5単位でカウントダウンします。単位は「秒」です。素子型LED式灯器を使用することで、1つのレンズで複数の表示を出せるようになりました。ただし、100以上の時は「99」が表示されます。名古屋市内の2交差点に2006年8月から試験設置されています。
 ←早送り

「5」の後にカウントが消えます。赤信号のときにカウントが消えると、信号が変わったと勘違いして横断し始める人がたくさんいました。

経過時間表示機
撮影 愛知県岡崎市 掲載 2005/8/21

青信号になるまでの待ち時間と青信号の残り時間を5秒単位でカウントダウンします。ただし、カウントし始める時だけ5の倍数以外の数字が表示されます。

「コノハけいぶ」型押ボタン箱
撮影 名古屋市緑区 掲載 2005/9/6

普通の押ボタン箱に愛知県警察のシンボルマスコットである「コノハけいぶ」の形をしたカバーが被せられていて、子供たちが親しみを持てるようになっています。くちばしがボタンになっています。

ここでは「一般用」「学童・子ども用」の2種類が設置されていますが、単に設置高さの違いだけで、作用には違いがないようです。(どちらか一方の押ボタン箱のボタンを押しても、両方の表示窓に「おまちください」と表示されるためそう推測できます。)

ところで標示板の「学童・子ども用は下の 一般の方は上の 押ボタンを押してください」という文章は変ですね。

『交差側車両「感知中」』LED式標示板
撮影 名古屋市緑区 掲載 2004/10/6

オ形交差点の主道路に設置されています。従道路Bで車両を感知した時(押ボタンを押した時)に主道路の標示板に「感知中」の表示が点灯します。なお、従道路Bには「車両感応式」標示板が設置されているだけで、従道路Aには標示板は設置されていません。

この信号交差点では通常、主道路車両・・・従道路A車両・・・全歩行者の順に通行権が与えられますが、従道路Bで車両を感知した時には主道路車両・・・従道路A車両・・・全歩行者・・・従道路B車両の順に通行権を与えます。よって主道路側に「感知中」を表示することで、主道路の車両に対し「信号サイクルがいつもとは違うので注意してね(見切り発進しないでね)」ということを伝えたいようです。しかし、いったいどれだけの人がこれを理解できるのでしょうか? また、感知していない時に主道路側の車灯の標示板の表示が「交差側車両」だけなのも変な感じです。