<富山県> 生地中橋(可動橋)

生地中橋(2023年11月)



撮影 富山県黒部市 掲載 2023/11/12

黒部漁港に架かる旋回式可動橋の生地中橋です。可動橋の両入口に赤・黄・赤配列の灯器が設置されており、通常(橋上の道路を通行できるとき)は黄点滅しています。橋の下をくぐることができない漁船が通過するときに操作管理室で操作して橋を旋回させ、そのときには上下の赤が同時に点灯します。赤になる前の黄点灯はなく、黄点滅からいきなり赤同時点灯になります。
動画(YouTube)

赤信号を見落として進行すると海に転落することになるため、赤のダブル点灯で赤信号を強調しているようです。

2010年ごろまでは毎日時刻を決めて操作していたようですが、漁船の通過回数が減ったためか、現在は漁船の通過時のみ動作させています。


撮影 富山県黒部市 掲載 2023/11/12

また、航路の内陸側には2位式灯器が設置されており、可動橋が動作していないときには赤信号となっています。可動橋が動作し、漁船が通れるようになると青信号になりますが、見ていた限りでは1秒〜数秒しか青信号にならず、漁船は青信号になる前に進行している感じでした。

単に航路の開放を知らせるものではなく、対向の漁船の有無を知らせるもの、又は以前に時刻を決めて動作させていたときに一定時間通行可能とするために使われていたものかもしれません。

生地中橋(2021年9月)



撮影 富山県黒部市 掲載 2021/9/30

2021年9月の土曜日、この時は6:00から9:00まで待機しましたが動作しませんでした。