今年も…(JFE西日本対広島東洋カープ


毎年5月の第2週目には広島市民球場で社会人野球広島大会が行われ、カープ二軍も2002年からこの大会に参加している。
昨年は決勝トーナメント第1戦でデュプロに敗れて3年ぶりに優勝を逃す結果となったカープ、果たして今年は…

今年は9日(火)の初戦で常石鉄工に7−0と大勝し、2回戦でJFE西日本と対戦、雨で試合が延びた結果5月14日(日)に広島市民球場で開催と言うことになった。

カープの先発ピッチャーはJFE出身である田中、またJFEの先発メンバーの中には3月10日のALL広島のメンバーで出場していた選手の名前もちらほら。
試合は定刻通り9時に開始。先頭松本高明の打球はサードへのゴロ、サード山口が打球をこぼすも間一髪でアウトに。
その後岡上がレフト前ヒットで出塁、山本芳彦のピッチャーゴロで二塁に進塁するも比嘉がショートゴロで3アウト…
1回裏、田中は上々の立ち上がりで三者凡退に抑える。
最初は少し上のほうにいたがここで一塁側ベンチ近くに来られた鯉池猫之介さんに挨拶して一緒に試合を観戦する。
2回表に先頭甲斐がライト前ヒットでキムタクが四球を選びノーアウト一二塁のチャンス!ところがここで送りバントを試みた中谷の打球はピッチャー正面へ転がってしまい、
サードで甲斐がタッチアウトになり1アウト一二塁、鞘師は初球を打ってライトフライ、白濱はフルカウントからサードゴロと結局チャンスをモノにできなかった…。
2回裏、あっさり田中は2アウトランナー無しとするが6番谷がサードゴロエラーで出塁するとここから田中が乱れ始める…。
徳山には四球を与え、更に暴投でランナー二三塁と逆にカープがピンチに立たされる。更に内村もフルカウントから四球で満塁となるも森永をショートゴロ&セカンドフォースアウト
3回表に2アウトから山本芳彦が二塁打で出塁も無得点に終わるとその裏には先頭杉山に再び四球、山口に送りバントを決められ1アウト二塁となった後大北をショートゴロ
ところが大崎がサード内野安打で2アウト一三塁とまたピンチを迎えるも内田を空振り三振で0−0が続く。
4回表も2アウトから中谷が四球で出塁も直後に盗塁死とちぐはぐな攻撃がなおも続く…。
4回裏、この回先頭の谷がいきなり初球をレフトへソロホームラン、更に続く徳山もライトへソロホームランを放ち2点のビハインド、内村も中谷の送球エラーで出塁するが
牽制タッチアウトとすると森永を空振り三振、杉山をファーストライナーにとって何とか2点に抑えた。
失点の直後なだけに点を取ってほしい5回表は鞘師がレフト前ヒット、白濱が四球でランナーが溜まるが松本高明がバント失敗、岡上が空振り三振、山本芳彦がセンターフライで無得点。
ここで鯉池猫之介さんはこの試合に呆れて神戸へ向かうため球場を後にされた。
その裏、山口に死球を与えると大北には左中間へ鋭い打球を運ばれノーアウト一三塁…、大崎はセカンドゴロでホームフォースアウトも内田に犠牲フライを打たれ3−0に。
田中は古巣相手にかなり投げにくそうな感じでJFEの各打者もその弱点に狙いを絞ってくると言った感じに思えた。

その後3月11日や5月6日にお会いした佐久間さんに会い、最初にいた場所へ戻って観戦を続ける。
6回裏から田中に代わって登板した森はまたもや徳山にライトへソロホームランを浴びついに4点差…。
7回表は鞘師が四球を選ぶが牽制死、その直後に松本高明が四球を選び、キャッチャーのパスボールがあるなど全然かみ合わない攻撃…。
8回表に山本芳彦、比嘉の連続ヒットの後甲斐のレフト前タイムリーでようやく1点を返すもキムタクがショートゴロダブルプレー、中谷がショートゴロと追加点はならず。
8回裏から登板した天野は内田にショート後方へ落ちる不運なポテンヒットを許すも無失点に抑えた。
9回表、意地を見せて欲しいがあっさり三者凡退で試合終了。
これでカープは決勝トーナメント進出を逃すこととなってしまいこれは初出場以来の出来事である。

チーム名
カープ
JFE西日本 ×

投手 JFE:岡本−陶山
投手 C:田中−森−天野
HR JFE:谷1号@、徳山1号@、2号@

試合終了後は舟入のらぁめん居酒屋緒方に向かい、お店のテレビで千葉マリンスタジアムで行われている交流戦を見ながら食事。
この日も両投手が踏ん張って終盤まで緊迫した試合が続くが最後は押し出し四球でサヨナラ負け…。
痛い3タテを食らう結果となった…。

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