社会人全広島対広島東洋カープ
監督がブラウンになってから様々な新しい試みが行われているが今日はそのうちの1つ、
広島の社会人野球チームとの交流試合を観戦する。
二軍は毎年5月の社会人野球広島大会に出場しているが一軍監督が指揮を取るプロチームと社会人チームの対戦は
カープに限らずプロ野球の中でほとんど実現したことは無いと思われる。
11時30分の開門と同時に球場入りし、一塁側ベンチ上でなじみの観戦仲間と観戦する。
やがて両チームの選手が練習に出てくるがなぜかカープのほうがビジターのユニホームを着ている。
スコアボードが点灯されるとなんとカープが先攻めとなっていた!!
スタメンを見るとカープはほとんどが若手で占められている。先発投手のダグラスも今年の新戦力である。
高校野球のように両軍のメンバーがホームベース付近で一礼した後に試合開始!!
1回表にカープは2アウトからチャンスを作るが無得点に終わる、先発ダグラスは社会人チームを三者凡退に抑えて上々の立ち上がり。
3回表、白濱の二塁打と送りバントなどでランナーが三塁まで進むがここも得点できず。
4回表に社会人チームはピッチャーが岡崎に交代
先頭木村一喜は力の無いサードゴロ…のはずがキャッチャー松本のミットが当たっていた関係で打撃妨害出塁
ところが続く東出のファーストゴロで二塁アウトに
一塁に残った東出が盗塁を試みるとキャッチャー松本のエラーもあり2アウトながらランナー三塁に、しかしここも得点できず
その後両軍共に投手が好投し試合は動かず、ダグラスに代わって登場した横山も5回裏をあっという間に終了させた。
この頃からスライリーがスタンドに出没し、ファンにいたずらをしながら触れ合っていた。
6回表、森笠がノーアウトから四球で出塁すると社会人チームは投手を加藤に交代
続く廣瀬の打席ではスライリー強襲ファールが飛び出した。観客、スライリー共に何も無かったがスタンドには笑い声が響いた。
その廣瀬はサードゴロも井口のエラーで一、二塁に。木村一喜のキャッチャー前送りバントで二、三塁となったところで比嘉は三振し2アウトに
社会人チームはピッチャーを車に交代も東出が初球をレフトへ!これが2点タイムリー二塁打となりカープがようやく先制!
更に続く白濱もセンター前にタイムリーを放ち0−3に
7回裏からカープは佐竹が登場も井口のセンターへの当たりは内外野のまずい守備でポテンヒットに
続く大崎にもヒットを打たれてノーアウト一、二塁と初めてのピンチに。社会人チームはここで代打攻勢に出るも立ち直った佐竹に三者連続で打ち取られて無得点
8回表、9回表とカープはいずれも石丸、岡本に抑えられ無得点。一方仁部も走者は出したものの無失点
そして9回裏、西武との練習試合では最終回に登板して連打を浴びた天野が今日は東出のファインプレーなどもあって三者凡退で試合終了し、
試合開始時と同じくホームベース周辺で両軍メンバーが再び一礼
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
カープ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 |
ALL広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
試合終了後は引き続きグランドでカープの選手が練習を行い、この日は2三振を喫するなどした比嘉には監督が直接指導に当たっていた。
試合内容も非常に締まっていいものだったので来季以降もこの試みは継続して欲しい。