リーグ覇者相手に(中日ドラゴンズ広島東洋カープ


6日の宇部でのオープン戦の後はヤフードーム、尾道と2連敗とやや調子が下降気味のカープ…、この後はしばらく遠征が続くがここでまた立ち直って欲しい!
さて私は3月14日から春の旅行と称して関西〜中京〜関東と巡る旅行を実行中でこの日は豊田市野球場でドラゴンズ対カープのオープン戦を観戦することに。
早朝大阪を近鉄特急で出発し、名古屋からは名鉄を乗り継いで10時半過ぎに豊田市野球場の最寄り駅とされている猿投駅に到着。
ところがここから先が曲者でのどかな住宅街の中をひたすら豊田市運動公園へと向かって歩く。
団地の中を歩くがなかなか球場らしきものが見えずに不安になったが団地を登りきると照明塔らしき物が見え、しばらくすると外野席入り口に到着。

既に外野席入り口には少ないながらも人が並んでいたがほとんどはドラゴンズファンで一目でカープファンと分かる人は自分を含めて2,3人だけ…
そんな中ドラゴンズの球団職員の方々が入場列に並んでいる観客にハズレ無しのくじ引きを勧めながら歩いていた。
ドラゴンズファンだけでなくカープファンも対象らしく私も引いてみたが昨年のドラゴンズ優勝記念CD−ROMが当たった。
今にも雨が降り出しそうな空模様だが11時30分に開門。
観客のほとんどはライトスタンドへ流れ、レフトスタンドへ入ったのはまばらな人数だった。
選手達の練習風景を眺めながら写真撮影などをしていると突然後ろから声をかけられて振り返ると知り合いのこにえもんさんの姿が!!
名古屋のカープファン仲間と観戦に来られたそうでその中に混ぜてもらうことに。

色々と盛り上がっているうちにスタメン発表の時間を迎える。
カープは新人の青木高広、ドラゴンズは平井が先発で打線はカープがキャッチャーに中東を起用するなど若手起用を意識したものになっていた。
1回表、カープは2アウトから前田智徳が二塁打で出塁も新井がファーストフライであっさり終了。
対するドラゴンズは1回裏に中村公治が二塁打、ウッズが四球で出塁するも谷繁が三振に倒れて1回は両軍とも無得点に…

しかし2回表、嶋の二塁打を皮切りに栗原のタイムリー、緒方の2ラン、中東にもソロホームランが飛び出して一挙4点!
3回にも嶋の2点タイムリー、4回には東出のセカンドゴロで7−0と大量リードを奪う!!
5回にも2点を追加して9−0とリードを広げるが好投を続けていた青木高広が3連打、一死後に2連打と一挙に3失点。
なおも続くピンチも宮崎の好リリーフで乗り切って6回以降はドラゴンズ打線をわずか1安打!

一方カープ打線は6回表にヨシノリのタイムリーでついに2桁得点達成もその後は小林に2安打に抑えられて10点止まり…。
それでも昨年圧倒的強さを誇ったドラゴンズ相手にこの試合運びは充分期待が持てた!


チーム名
カープ 10
ドラゴンズ

投手 C:○青木高広(1勝0敗)−宮崎−河内−永川−横山
投手 D:●平井(0勝1敗)−中田−小林
HR C:緒方1号A、中東1号@、嶋1号@

試合後は勝利の余韻に大半の観客が浸っていたが一部の観客が応援団と揉めたため私の周辺はやや険悪なムードに…。
しばらくして治まったものの少し後味の悪い出来事だった…。
そんな球場を後にして来た時とは違う道を歩いて猿投駅へと向かう。
途中にバス停らしきものを見つけてバスを待つがやってきたのは小型バス、しかも下校の学生で既に満員…。
当然ながらバスを諦めて再び徒歩で猿投駅へ…。


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