名選手の珍プレー?(福岡ドンタクズ対名古屋80’Dsers)
この日は毎年11月〜翌年1月に行われるかつてのプロ野球選手が集って開催されるマスターズリーグが広島市民球場で行われる。
午前中は新球場予定地で清掃イベントが行われ赤アフロ隊の皆様と参加。それが長引いたため球場入りした時は既に2回裏途中だった。
ちょうど元カープの西田がセンター前ヒットで出塁!しかし続く二村はセンターフライ、木下はサードゴロと見せ場無く終了。
3回表ドンタクズは先発大野から安仁屋にスイッチ。しかし1アウト後から長嶋にエラーで出塁を許すと大久保、彦野の連打で1アウト満塁!
元中日→日ハムの大島の打球はショートゴロで併殺を狙うもセカンドからファーストへの送球がそれてしまい1点を失う…。
3回裏、名古屋も小野和行から鈴木孝政に交代。そこから2アウト二塁のチャンスを作るも無得点…。
特に現役との通算2000本安打がかかる松永は惜しいファールを放ちながらライトライナーに倒れた。
4回表開始直前にピッチャーが安仁屋から柴田、ライト西田に代わってキャッチャー坊西、キャッチャー達川に代わってライト榊原、セカンド木下に代わって藤本と大幅な守備交代が行われた。
その柴田は名古屋打線を三者凡退に抑える。
4回裏、名古屋のピッチャーは星野に交代、1アウトから長内がファーストを強襲する内野安打で出塁!坊西の打球はセカンドへの当たりもファーストが捕球できずにランナーは一塁に残った。
さらに二村がレフトへの二塁打で二、三塁と一打逆転のチャンスをつかむも浜名がレフトフライでランナーを返せず…。
5回裏からは何とギャオス内藤が登板!初球はとんでもない暴投も榊原をショートゴロ!続く横田はショートゴロもショートとファーストの連携が上手くいかずに出塁。
この展開を見たギャオス内藤は何とマウンド横に倒れ込んでしまった!
だがその後はきちんと3アウトを取った。
6回表、福岡はピッチャーを若田部に交代。若田部は今年からマスターズリーグに参加したためこの試合が初登板となった!
しかし代打鴻野にセンター前ヒットを許すと1アウト後に山田に左中間へ運ばれて一三塁のピンチ!
更に斉藤にも四球を与えると代打杉山のショートゴロセカンドフォースアウトの間に1点を追加される。
6回裏、ピッチャーがギャオス内藤から小松に交代。この頃から雨が強くなり始めて急激に寒くなってきた。
さてこの回はかつてのドラゴンズの抑え小松から藤本、長内が連打でノーアウト二三塁、ここで坊西がセンターオーバーの二塁打で2−2の同点!
なおも続くノーアウト二塁から二村がセフティーバントヒットを決めた!この間に三塁ランナーが生還して逆転!
更に浜名もライト前ヒットを放ち名古屋のピッチャー小松は1アウトも取れずに降板ということになった。ここでピッチャーを野中に交代。
その野中の前に榊原はセカンドゴロダブルプレーでランナーは2アウト三塁、なおもチャンスは続いたが横田を見逃し三振で6回裏終了。
なお6回表開始時からファーストベースコーチにいたギャオスはボールを受け取ると口にくわえて雄たけびを上げた!
このパフォーマンスにスタンドからは爆笑と大歓声が上がった!
雨が一段と激しくなる7回表、若田部に代わって登板した加藤は2アウトから彦野にヒットを許すも4人でこの回を抑える。
ここでアナウンスが入り「お客様に申し上げます。このような天候の為降雨コールドゲームとさせていただきます。」
結局3−2で福岡ドンタクズが逆転勝利!!
若田部は何と初登板初勝利をゲットした!
チーム名 | 1 | 2 | 3 |
4 | 5 | 6 |
7 | R |
名古屋 |
0 | 0 | 1 |
0 | 0 | 1 |
0 | 2 |
福岡 |
0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 3 |
× | 3 |
投手 名古屋:小野−鈴木孝政−星野−内藤−●小松(0勝1敗)−野中
投手 福岡:大野−安仁屋−柴田−○若田部(1勝0敗)−S加藤(1S)
激しい雨の中ヒーローインタビューが始まる。登場したのは6回裏に同点打を放った坊西!!
雨の中選手、観客共に大変だったが往年の名選手の姿や珍プレーの連続でとても楽しめた試合だった。
広島市民球場での試合は毎年1試合のみだがまた機会があれば観戦したい。
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