トップページに戻ります 09年愛知・岐阜オフ(2日目)
09年愛知・岐阜オフ(1日目)からの続きです。
2日目は右折信号灯器さん、京三制作ファンさんと愛知県北部・岐阜県を取材しました。
やはり角型がメインですが、LED灯器ネタ他も少々あります。

★2013年 2月 7日最終更新★
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まずは京三制作ファンさんと、東海市内で集合・名鉄を使い名古屋周辺を散策します。

日信片面角型30cmφ(撤去済み)

全国的にレアになっている、30cmレンズ角型です。
「交通信号灯」銘板での世代で、昭和47年製となっています。
この交差点では1基のみの残存で、従道には25cmレンズの角型灯器もありました。
現在は撤去されているという情報があります。

愛知名物のLED

愛知県に来たからにはこれも撮らないと!(笑)
ということで、恐らく全国でも愛知でしか見ることのできない歩灯と車両LED灯器です。
歩灯のフードがかなりカッコイイです。
車両用灯器も、純粋な樹脂製で三協ユニットになっております。
因みにここは金山駅前のロータリーで、最近美装化されたようでその時に信号灯器も更新されたのではないかと考えられます。
交番が目の前に有り、お巡りさんが私をずっと見ておりました。
当然お世話になることはしていませんが、それでも怖いです(苦笑)

小糸両面の1枚蓋

小糸製の両面25cmφ角型灯器ですが、よく見ると蓋が3枚ではなく1枚の一体型になっています。
3枚蓋であれば東京都内でまだ残存しているのを見かけますが、これは恐らくその世代と小糸製作所銘板の世代の間のもののようです。
従道に2基ありました。主道側には、一本アーム世代の丸型もありました。

京三製?のFRP灯器(撤去済み)

全国でも残存が10基以下と思われる、京三銘板の古参樹脂灯器が名古屋駅近くに残存していました。
筐体が、見慣れない形状で蓋と本体に隙間があるのが見えます。
フードの形も特徴的です。
現在は撤去されてしまっているようです。
名古屋駅で、再び名鉄列車に乗車して右折信号灯器さんと岐阜市内の駅にて合流。
ここからは彼の車で信号取材します。

2種類の両面角型灯器

両面2段重ねと、両面一体角型が一緒にある交差点です。
ほぼ同じ役割の灯器ですが、愛知県では状況に応じて両方の設置を採用していたようですね。
角型の設置バリエーションという点では、愛知県は凄いと思いました。

40年の時を経て・・・

角型・金属・樹脂・アルミ・・・驚くことになんとオール素材が揃った交差点です!
交差点内の一番古い灯器と新しい灯器の年齢差は恐らく40年前後。
世代が凝縮したような、見応えのある交差点でした。
樹脂灯器にあるタイガーゼブラも珍しいです!

小糸製片面角型30cmφ

そしてこちらもかなりレア物な、30cmレンズの角型灯器。
筐体全体が、やはりデカく見えます。
1基のみの残存ですが、従道には25cmφ角型灯器もありました。

LED灯器にリビルト?

1交差点に、4基の樹脂筐体LED灯器がありました。
実は別サイトで画像の紹介があり、私も是非見てみたいとお願いしたところお二方が快く紹介してくださいました。
LEDユニット(ソケット型LED)は、信ちゃんの間ではよく知られている常盤電業製の「TYライト」という商品のようです。
どうやら既存のランプ式樹脂灯器を、LED用に改良して再設置されたみたいです。
改良とは言っても、大掛かりなものでなく白熱電球をTYライトに交換・レンズも無色に交換・更に筐体も塗装しただけだと思われますが。
ただ、これまで設置されたランプ式をスクラップして丸事新型LED灯器交換するよりはずっと”ECO”なのかもしれませんね。
まだ灯器本体が経年劣化し切れていなければ、こういう更新の仕方も全然アリだと私は思います。

角型+角型矢印(撤去済み)

もはや愛知県のみならず、全国的にかなりレアな三位・矢印が両方共角型である灯器群です。
矢印の付いている灯器に着目してみると、三位灯器にだけ銘板が付いています。
更に目を凝らして矢印灯器を見ると、フード根元に折り目が付いている、所謂昭和44年(前後)製造タイプであることが伺えます。
更に面白いことに、小糸角型の標準は円弧型アームなのですがこの灯器は角張ったアームのものになっています・・・其れも其のはず、アーム根元を見ると昭和50年代以降によく見られる金具(アームバンド)が付いています。これは途中で交換された可能性が高いです。
なお、交差点内の他の角型は普通に全て円弧型アームでした。

デカい角型(撤去済み)

この場所も、残念ながら撤去されてしまいましたが片面角型30cmφに両面角型30cmφという
角形ファンにとっては涙ものである交差点でした。
特に両面灯器の方は、全国的に早くから撤去されてしまい2003年の時点では既に愛知県でしか残存がなかったようです。
30cmφの角型なので、全国的にも5年間強しか製造されなかったのも要因にありそうですが。。。
それにしても、この交差点は両面だけのみならず片面灯器も背面板付きと見所が大きいです。

そして色々と愛知県北部を探索したあと最後に岐阜県入りしました。
撮影可能時間が少なかったのですが、右折信号灯器さんにお任せして取材しました。

最終丸型灯器と時間経過付きLED歩灯

岐阜県に入った途端、ガラリと信号機の設置印象が変わりますね(笑)
金属灯器メインの岐阜県ですが、この手の丸型は貴重になりつつあるとのことです。
他県でもよく見られる灯器なのですが、我が栃木県でも現在は撤去対象になってしまいかなり姿を消してしまいました。。。
で、歩灯ですが全国的にだいぶ浸透してきた待ち時間目盛内蔵の歩灯です。
未だに栃木県では設置ゼロですが・・・(悲)
いい物を見させていただきました。

鵜沼ICはVAT・・・

新型LED灯器もありました。
ICとはいっても、R21のバイパス分岐のようです。
大規模な交差点なので、ここにLED式が来るのは相応しいと思います。
栃木県でもそこそこ見られるタイプです。
それと、あまり見慣れない種類の感知器もありました。残念ながら本体は撮影せず。。。

オフミのフィナーレは・・・

何とも岐阜県らしい設置です!
星和電機の三位に、京三VATベースの矢印灯器です。
二位の矢印灯器になると、サイドスペーサーが三位のものと同じになるそうです。
形状が似ているせいか、異メーカでも違和感なく合っているように見えます。

2段目の画像、背景に紅葉している山が写り幻想的な画になっています(笑)
1日目の取材とは一転して、撮影日和になり非常に楽しめました。
お二人様のお陰で、スムーズな探索・撮影が出来感謝しております。
またの機会があれば、周辺の信号ファンを含め再びオフミ出来ればと思っております。
この度は京三制作ファンさん、右折信号灯器さん、どうも有難うございました(礼)

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