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2012年秋に新潟県内を探索していて、雪対策と思われる試作灯器を発見することができましたので軽く特集を組んでみました。

2013年 3月 31日最終更新
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宇都宮〜高速で六日町ICを降りて、上越方面に向かっていると途中で「青・黄色」にフードがついていない灯器を発見!

早速調査に乗り出しました。試作灯器と思われるものは北向き・南向き併せて2基ありました。
しかし、2基はそれぞれよく見ると違っていることがわかりましたのでそれぞれを分けて特徴を説明します。

★南向きの灯器
●三協高分子製樹脂分割型ベースの灯器(所謂アルミ製の”もどき”ではない)で、灯器上部に特注と思われるトンガリ帽子状の雪除けが付いている。アームの角度調整器具が、灯器本体に直接ボルト付けされていて本体が破損しないよう緩衝材が間に挟まれている。青・黄のLEDユニットをよく見ると、出っ張り具合が違い青色ユニットが灯器に1cm弱ほど凹ませているのが分かる。更に青・黄は元々フード付けを前提としないのかフード取り付け部分が削られている。いずれも着雪対策で工夫されているものと考えられる。●
赤色灯が、LEDではなく電球式のスフェリカルレンズ搭載となっている。フードは現行のものとほぼ同じ。

★北向きの灯器
●〜●の、南向きの灯器の特徴と同じ。但し以下が違う点。
青・黄・赤すべてがLEDユニットに成っている。また、フード上に雪が積もりにくいよう▲状の物体が取り付けられている。

以上です。総括して見ると、要所要所で雪対策の工夫がされていることがわかりました。
雪を積もらせないよう、角度調整金具の部分まで一体化するという拘りっぷりは本当に驚かされました。

更に動画も撮影してきましたのでこちらもご覧いただければと思います。

なお、当初は上越まで足を運ぶ予定でしたがあまりにも距離がありすぎたので長岡・三条・燕周辺の探索に変更しました(撮影は県別集で掲載)。

撮影場所:新潟県十日町市にて
(動画再掲準備中・・・)
申し訳ありませんが、掲載までしばらくお待ちください。
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