驚き!青だけ庇灯器特集

情報提供 : 冨原氏

交通信号掲示板

今回は広島に登場した驚きの灯器についての特集です。解説の中には想像上の物もございますので
必ずしも解説の通りではないこともあると思いますが、ご容赦いただければと思います。
広島県警関係の方、設置に携わった方で、本当の理由をご存じの方は、どうかメールを頂ければと思います。

まずは、下の地図をご覧下さい。

作図:信号素材ウェブマスタiida

この交差点は、立体交差になっており、西方面・南方面からの車両の流入が多く、
特に西方面から北に向けての右折車が非常に多いのが特徴です。
そのため、南北方向の信号機で、図左上の橋に対しての南向きの灯器のみが先に青になる、
先発時差式信号機」と成っています。要するに右折車を掃かせる目的での時差式というわけです。
ところが!普通の設置方法では、橋の手前で停止している車両に対しても、青が見えてしまうため
この方法が採られたものと見ています。事実、停止線位置からはこの灯器の青が見えません。

ではなぜ、黄と赤の庇を無くしたか。ズバリ、疑似点灯現象を逆手に取ったのではないかと思います。
それはどういうことかというと、この交差点の南には、広島中央市場があり、南からの交差点流入量は、
主に朝〜昼頃がピークで夜間は閑散としています。
すなわち、疑似点灯の起きうる日中は、疑似点灯により、手前側からは、黄と赤を見難くしてしまえ
と言うことではないかと、推理します(^^;; 事実、それを裏付けるかのように、信号素材初の素材、
信号電材製のブツブツレンズ一体形灯器であります。(これだけでも特集にする価値有り(^^;;)

しかしちょっと待ってください。こういう目的ならばなにも、こんな素っ頓狂な設置方法を採らなくもいいではないか。
ごもっとも。そう思ったあなたはまさに信号通(笑)
だってールーバーフードや偏光レンズ灯器採用などの視覚制限をすればいいじゃないか。
ほんと、ごもっともな答えです(^^;;

私にも答えは解りません。(^^;; しかし、「西警察署前」と言うのがミソじゃないかな、と私は思ったりしているのです(笑)
と言うことで試験設置説有力とさせてください。

最後にこの灯器に関しての情報を下さった冨原さん、どうもありがとうございました(^^ゞ

Copyright (C) 1999-2002 信号素材/iida
無断での二次利用を堅く禁じます

1



信号電材 23 車両用交通信号灯器 1H33 H.13 広島市西区
上二枚が設置状況です。右側は、手前側交差点から写した図。
下二段の青についてですが、匍匐(ほふく)前進状態でカメラを構えていました(^^;;
どういうことかというと、警察署の前の歩道で巨体を伏せて(^^;; 怪しい。怪しすぎる。後になって気付いた私でした。
どおりで、昼ご飯を食べに出る、私服警官の眼差しを多く感じたわけです(^^;;
後は説明はいりませんね(笑) みなさまからの感想掲示板に下さい。感動的なレスに対してはもれなくこちらにご出演(^^;;

Copyright (C) 1999-2002 信号素材/iida
無断での二次利用を堅く禁じます