FRP製歩灯特集!!

まず…FRPとは何か?分かる範囲で説明します。
FRPというのは、「Fiber glass Reinforced Plastics」の略語で、意味は繊維強化プラスチックのことです。
とにかく、金属より硬くて、もし車などが歩灯の庇にぶつかってしまうと、樹脂製みたいに、パリッと割れてしまいます。
金属製だと、樹脂製みたいには割れず、ただ庇が折れ曲がってしまいます。
ただ、例外に、プレートにFRP製…と書かれていて、背面にねじが無く、蓋留めが1つだけのものもあります。(1・5番目を参照)

FRP製と普通の金属製の見分け方は…表でまとめてみました。

FRP製 普通の金属製 真横から見たものです。蓋留め具の数が違いますね。
FRP製は2個あって、普通の金属製は1つありました。
普通の日本信号製歩灯は、蓋留め具が1つのみですが、
FRP製は2つ付いているのが見分け方のポイントです。
背面から見たものです。やはり、違いがはっきり分かりますね。
FRP製のは、ねじが2つ付いていて、プレート名称にFRP製…と書かれています。
普通の金属製は、ねじなど何もなく、プレートには金属製…と書かれています。
プレートを見て、見分けるのもポイントです。
あと、FRP製には警交の欄が無いというのも特徴です。(一部はありますが…)
プレートの色もちょっと違いますね。

ただし、昭和57年以前のFRP製歩行者灯器には、背面にねじが無い場合もあります。
今回UPした3番目(愛知県にあるもの)がこれです。

…以上です。もしかしたら、間違いもあるかも知れませんが…。
下にいろいろなFRP製歩行者灯器を紹介しているので、見て下さいね。

1月13日→3〜6番追加しました!!
1番の写真の一部を差し替えました。




これは、なんと背面側にネジがありません!!
普通はあるはずなんですが…。
見た目は普通の弁当箱歩灯と同じですね。
蓋留めは1つです。(普通は2つあります。)
プレートには、ちゃんとFRP製と書いてあります。
昭和61年9月製でした。

撮影場所→奈良県広陵町

1月16日…赤点灯・青点灯の写真を差し替えました。



黒色塗装されたFRP製歩灯もありました!!

昭和56年11月製か??後日、撮影し直しに行ってきます。

撮影場所→奈良県橿原市見瀬町



愛知県に設置されているFRP製歩灯です。
愛知県といえば、ヤンキー兄ちゃん2世の庇ですが、
普通の庇もありました。背面にねじ止めはありませんでした。
昭和56年1月製でした。

撮影場所→愛知県名古屋市中区


こちらも、同じく愛知県に設置されているFRP製歩灯です。
黒く塗装されて、しかも、ヤンキー兄ちゃん2世の庇でした。
ねじ止めはありました。
取材協力→疾風さん

撮影場所→愛知県大府市




フジモトさん・chobuさんとオフをした時に見つけました。
ねじ止め有りで、昭和61年1月製でした。

撮影場所→大阪府大阪市??区




1番と同じ歩灯です。
このタイプは広陵町しかないのかと思っていましたが、
他の場所にありました。やはり、1本アームでした。
同交差点に2基設置されていました。

撮影場所→奈良県香芝市


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