<福井県> その他(標示板・押ボタン箱など)

押ボタン箱のない「押ボタン式」信号

撮影 福井県敦賀市 掲載 2006/7/19

「押ボタン式」の標示板があり、通常は歩灯が赤ですが、横断用の押ボタン箱(黄色い押ボタン箱)が設置されていないため横断できません。

白い押ボタン箱は青信号延長用の「からだの不自由な方の押ボタンです」(交通弱者用押ボタン箱)。一応、こちらの押ボタンを押しても信号は青になりますが、あくまでこれは交通弱者用押ボタンであり、一般の歩行者は基本的に使用しません。もし、「一般の歩行者もこのボタンを押して横断しろ」と言うのなら、この標示板(「ボタンを押すと青時間が延長します」)は不適当です。


撮影 福井県福井市 掲載 2023/8/20

「押ボタン式」の標示板があり、通常は歩灯が赤ですが、横断用の押ボタン箱(黄色い押ボタン箱)が設置されていないため横断できません。

白い押ボタン箱(交通弱者用押ボタン箱)は「高齢者等用押ボタン」です。一応、こちらの押ボタンを押しても信号は青になりますが、あくまでこれは交通弱者用押ボタンであり、一般の歩行者は基本的に使用しません。もし、「一般の歩行者もこのボタンを押して横断しろ」と言うのなら、この標示板(「高齢者等用押ボタン」)は不適当です。

私が撮影している間も、押ボタンを押さずに信号待ちをする歩行者がいました。

キャラクターカバー付き押ボタン箱

撮影 福井県敦賀市 掲載 2004/5/5

通常の押ボタン箱に、パンダやクマの形をしたカバーが被せられていて、子供が親しみを持てるようになっています。鼻がボタン、口が表示窓といった具合に、うまく形を利用しています。


撮影 福井県福井市 掲載 2023/5/24

通常の押ボタン箱に、福井県警察のマスコット「リュウピーくん」の形をしたカバーが被せられていて、子供が親しみを持てるようになっています。なお、実際のキャラクターは鼻の先に角があり恐竜らしい見た目ですが、このカバーでは操作方法表示プレートと重なるため、鼻や角は表現されておらず、恐竜には見えません。ボタンの位置は鼻ではありません。

「時差信号」標示板
←2017/7撮影
←2017/9撮影
撮影 福井県永平寺町 掲載 2018/1/22

福井県内の時差式信号機には、通常「時差式信号機」標示板が併設されますが、県内の一部の交差点では大阪府等のような「時差信号」標示板が併設されています。

案内がよくない押ボタン
撮影 福井県美浜町 掲載 2016/4/7

通常の押ボタン箱と弱者用押ボタン箱が縦に並べて設置されており、弱者用押ボタン箱の案内である「ボタンを押すと↓青時間が延長します」の標示板が通常の押ボタン箱の直上に設置されています。

「車両専用」標示板
撮影 福井県福井市 掲載 2016/1/12

単路横断歩道の押ボタン式信号であり、この信号に対面する歩行者は従う必要がないため、「車両専用」の標示板が併設されています。(全景画像左の横断歩道は、信号のない横断歩道であり、歩行者は常に最優先で横断できます。)

背面板

←2015/5撮影
←2008/2撮影
撮影 福井県敦賀市 掲載 2008/2/2 差替え追加 2015/7/6

設置当時、おそらく福井県唯一であった背面板併設灯器です(1位式を除く)。

当初は、鋭角交差点の誤認防止のために横向き筒状フードが使用されただけの普通の灯器でした。しかし後から、灯器の真後ろに大型遊戯施設の真っ赤な看板(夜間外照式)が設置されたため信号が見えづらくなってしまいました。

この信号が見えづらくなると、鋭角交差側の信号を誤認してしまう恐れがあるため、対策として交差側の灯器の青灯に左右制限フードを設置し、交差点手前に補助灯器を追加しました。

しかし、それでも不十分であったためか、しばらくして灯器の設置高さを低くするとともに背面板が設置されました。さらにその後、交差点手前の補助灯器がLED式に交換されました。

撮影 福井県福井市 掲載 2015/7/20

灯器の背景に駐車場の照明があるので、灯器を見落とさないようにするため背面板を設置しているようです。

以前は同世代の別メーカーの灯器が設置されていましたが、背面板を設置する際に、灯器ごと交換したようです。

白色文字の押ボタン箱
撮影 福井県福井市 掲載 2015/4/5

従来は、「おしてください」「おまちください」の文字の色が警察庁の通達で赤色と決められていましたが、色覚障がい者から「見にくい」との苦情が多かったことから、平成21年から赤色以外も可能となりました。一番見やすいとされる白色のものに一部の県で切り替えられており、福井県では平成26年度から切り替えられているようです。

なお、実物を見た印象としては、晴天であったためか、文字が非常に暗いです。しかし、これより明るくすると、逆に夜間は眩しすぎるのかもしれません。

受付表示窓のみタイプで、福井県仕様の大型押ボタンです。

撮影 福井県越前市 掲載 2015/4/5

受付表示窓と操作方法表示窓のあるタイプで福井県仕様の大型押ボタンです。

停止位置から離れすぎた押ボタン箱
撮影 福井県坂井市 掲載 2014/3/1

停止線の40m以上手前に二輪車用押ボタン箱が設置されています。停止線の左側が広い導流帯となっていて、近くに押ボタン箱を設置できないため、この場所に設置しているのでしょうが、もし二輪がこの押ボタン箱に気付かず停止線まで行ってしまった場合、後続車が来るまで変わらない信号をずっと待つことになってしまいます。

実はこの位置には、車両用感知器も設置されています。停止線まで40m以上あるので、青信号の時に感知器の下を通過して、直後に黄信号になり、停止線で停止してしまった場合も、後続車が来るまで変わらない信号をずっと待つことになってしまいます。

「歩行者専用」標示板
撮影 福井県福井市 掲載 2014/3/1

歩行者用灯器に「歩行者専用」標示板が併設されています。

歩行者用灯器の信号には、(法令で認められて)歩道を通行し横断歩道を進行する自転車も従いますが、この標示板があることにより、その自転車はこの信号に従ってはいけないことになります。歩道を通行し横断歩道を進行する自転車は、対面する3色信号に従うことになります。

(言うまでもなく、画像のように原付が横断歩道を進行することはできません。)

撮影 福井県福井市 掲載 2004/9/21

「歩行者用」という標示板もあります。

不要な押ボタン箱
撮影 福井県高浜町 掲載 2008/2/2

従道路の「一時停止」の標識柱に「二輪車用押ボタン」箱が設置されていますが、従道路の車両に対する規制は「一時停止」だけであり、信号は関係ありません。「二輪車用押ボタン」を押しても前方の「歩行者用押ボタン」を押したのと同様、歩行者用信号が青になるだけです。確かに押ボタンを押したほうが円滑に交差点に進入できますが、なぜ二輪車だけが対象なのか疑問です。

また、「二輪車用押ボタン」には、なぜか「横断歩行者は・・」の説明書きがあります。

「感知中」標示板
撮影 福井県あわら市 掲載 2006/7/19

「感応式」信号で、感知器が車両を感知すると「感知中」の表示が出ます。

変わった標示板
撮影 福井県福井市 掲載 2006/7/19

案内標識「都道府県道番号(118の2-C)」を再利用した標示板です。県道128号のものを縦に使用しています。この交差点に2組設置されています。なお、この道路は県道128号です。

変わった押ボタン箱
撮影 福井県福井市 掲載 2006/7/19

ボタン部分がタッチセンサーになっていて、触れるだけで反応します。ボタン部分の点字は「ぼたん」と書かれています。

撮影 福井県福井市 掲載 2005/3/12

この押ボタン箱の前を人が通りかかると、それを感知して「押ボタンを押して下さい」とアナウンスが流れます。そして押ボタンを押すと「しばらくお待ちください」「信号が青になりました」とアナウンスが流れます。現在は撤去されています。

電光標示板
撮影 福井県敦賀市 掲載 2005/3/5

踏切用信号の灯器には「踏切専用」の内照式標示板が設置されていて、その前後の信号交差点の灯器には「列車通過中」の内照式標示板が設置されています。「踏切専用」標示板は常時(夜間?)点灯しています。前後の信号交差点の信号は踏切と連動し、踏切遮断時に全方向の車両用信号が赤(歩灯は青か)になり「列車通過中」の表示が出ます。この線路は貨物線で、通過本数は少ないです。

単なる待ち時間表示
撮影 福井県敦賀市 掲載 2003/2/2

旧北陸本線廃線跡の「葉原隧道」の交互通行用信号です。このトンネルの規制は高さ制限しかないので、自転車など軽車両や歩行者も通れます。しかし、交互通行用信号の時間は自動車の通過時間に設定されているので、自転車は信号に従って進入してもトンネル内で自動車と鉢合わせしてしまいます。自転車なら壁にへばりついて何とかやり過ごせるでしょうが、他の軽車両(荷車など)は立ち往生してしまうでしょう。(トンネル内に待避所はありません。)

撮影 福井県敦賀市 掲載 2003/2/2

旧北陸本線廃線跡の「伊良谷隧道」の交互通行用信号です。

歩行者用ゲージ式待ち時間表示
撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/4/1

底面に音声アナウンスのスピーカーが付いています。

車両用ゲージ式待ち時間表示
撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/4/1

交互通行路で、車両が長時間停止しなければならない場合には、車両用の待ち時間表示機が設置されます。旧北陸本線廃線跡の「柳ヶ瀬トンネル」です。

変わった「左折可」の標示板
撮影 福井県あわら市(旧金津町) 掲載 2003/8/13

左折路が斜め(と言うかほぼ直進)になっているので、「左折可」の標示板の矢印も斜めになっています。

トンネル内通行歩行者用押ボタン
撮影 福井県敦賀市 掲載 2004/5/5

交通量が多く、大型車も頻繁に通る狭いトンネルの入口に押ボタン箱が設置されています。普通車同士がすれ違いするにも徐行しなければならず、大型車が通行する時はどちらかがトンネル手前で退避しなければならないほど狭いトンネルで、歩行者が通行するのも危険です。

ボタンを押すと歩行者が安全に通行できるように、電光案内板に「隧道内」「通行者有」「走行注意!」と表示されます(通常は「隧道内」「幅員狭し」「走行注意!」)。また、トンネル内のスピーカから「車に気をつけて通行しましょう」と女性の声でアナウンスが流れます。一定時間で消えます。なお、押ボタン箱の表示窓にはボタンを押す押さないにかかわらず常時、「おしてください」と表示されています。

福井(など?)限定でかいボタンの押ボタン箱
撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/4/1

最近、福井県で設置されているでかいボタンの押ボタン箱です。通常のボタンは指先でなければ押せませんが、これなら指先でなくても押せます(手の甲など)。

撮影 福井県福井市 掲載 2002/7/20

(上から続く)・・・と思ったら、薄型になる以前からあったんですね。製造年月は平成3年9月。

撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/4/1

交通弱者用押ボタンでは以前から一般的に使用されていました。

変わった設置方法の押ボタン箱
撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/4/1

横断歩道の近くに押ボタン箱を設置する信号柱がないため自立させています。

変わった設置場所の押ボタン箱
撮影 福井県福井市 掲載 2002/7/20

公安委員会設置の道路標識オーバーハング柱に設置されています。もともとはちゃんと信号柱に設置されていましたが、交差点の形状が変わったため、横断歩道がずらされて、押ボタン箱もこちらに移されました。