2022年秋ごろに主に埼玉県で設置された表面がフラットな日本信号製のフードレス灯器です。レンズ面もフラットです。ウラ面には従来の低コスト灯器と同じで凹凸があります。フードレスで前傾をつけて設置する必要があり、前傾用金具を挟んで設置しています。
福井県では令和5年度工事から採用されています。令和4年度までフードレスの小糸製、電材・京三製は横型設置で、日本信号製だけが豪雪縦型設置でしたが、日本信号製もフードレスを採用したことで横型設置が標準となり、これで福井県で長く続いた豪雪縦型の標準設置は幕を閉じることになりました。
日本信号製低コスト灯器は県内では正面灯器はカプセルカバー装着のものが標準となっていますが、この交差点ではショートフードのもの設置されています。設置時期と灯器の製造年月が合わないため、ほかの交差点で減灯により撤去した背面灯器を使用して更新したものと思われます。
日本信号製低コスト灯器は県内では縦型設置が標準となっていますが、この灯器はトンネルの高さ制限ゲートに隠れないよう横型で設置されています。ショートフード仕様のため、背面灯器の扱いかもしれません。
車両用灯器の標準仕様変更により小型化(レンズ直径が300mmから250mmに変更)された日本信号製の灯器です。フードなしでも使用できる灯器ですが、豪雪地域である福井県内ではカプセルカバーを装着したものが標準となっています。県内で低コスト灯器が設置され始めた2017年8〜9月ごろには、新設工事、更新工事ともフードなしで設置、稼働させ、しばらくしてからカプセルカバーを追加していました。
日本信号製低コスト灯器は、福井県内では豪雪型縦型設置が標準となっています。県内ではフラット型灯器でコイト電工製が横型設置に移行、低コスト灯器で京三製作所製が横型設置に移行したため、令和4年度までは県内で設置される主要メーカーの中で唯一の豪雪型縦型設置となっていました。
矢印灯器は、灯火面いっぱいに矢印が配されています。矢印の形状は300mmレンズのものに比べると鏃の開き角度が大きくなっています。(300mmは90°、250oは100°)
矢印灯器の設置方法が特殊で、本灯器には加工をせず、本灯器の外側に取り付けた金具に矢印灯器の背面をボルトで固定するようになっています。
日本信号製低コスト灯器は県内では縦型設置が標準となっていますが、この交差点では横型で設置されています。河川工事のために一時的に交差点の位置が変更されたために設置されました。
この交差点では、3色灯器はコイト電工製の小型フラット型灯器に更新されましたが、1位式の「予告信号」(常時黄点滅)は、カプセルカバーを装着した日本信号製フード対応低コスト灯器に更新されました。
福井県では両面設置する場合、以前から(フラット型灯器を除き)正面灯器と背面灯器でフードの仕様の異なるものを使用していましたが、日本信号製フード対応低コスト灯器でも正面灯器と背面灯器でフードの仕様を変えており、背面灯器は3色ともノーマルショートフードを装着しています。
県内で低コスト灯器が設置され始めた2017年8〜9月ごろには、新設工事、更新工事とも日本信号製低コスト灯器はフードなしで設置、稼働させ、しばらくしてからカプセルカバーを追加していたため、わずかな期間だけフードなしの状態で稼働する姿が見られました。
同時に設置された歩行者用灯器は、従来と同じように見えます。
こちらの交差点でもフードなしの状態でしばらく稼働した後、カプセルカバーが追加されました。
警察庁は2017年度から車両用灯器の標準仕様を変更し、レンズ直径が300mmから250mmに変更され、灯器が小型化されました。福井県内では2017年8月1日に初めて鯖江市内の交差点に設置されました。
今回設置されたのはコイト電工製の灯器で、フードがなく、灯器表面の凹凸がないフラット型灯器です。従来の直径300mmレンズのフラット型灯器をそのまま小さくしたような形状ですが、灯箱の厚さは従来と同じ6cmです。
レンズの模様は縁まで回っておらず、斜めから見るとLED素子が見えます。
従来のフラット型灯器同様、小型フラット灯器も福井県内では横型設置が標準となっています。
同時に設置された歩行者用灯器は、これまで県内で採用されていなかった素子型のものです。
矢印灯器も従来の直径300mmレンズのフラット型灯器をそのまま小さくしたような形状ですが、矢印の形状は300mmレンズのものに比べると鏃の開き角度が大きくなっています。(300mmは90°、250oは100°)
コイト電工製低コスト灯器は県内では横型設置が標準となっていますが、この交差点の2台のみ豪雪型縦型で設置されています。事故復旧で設置されたもので、交差点内のほかの灯器(直径300mmレンズの薄型灯器)が縦型であり、それに合わせたためです。
銘板が白地のものに変わり、文字が刻印から印刷に変わっています。蓋の留め具のパチン錠が簡単に開かないようにクリップで止められています。
2022年7月ごろ製造のものから、蓋の留め具のパチン錠が簡単に開かないように灯箱の留め具周りの形状が変更されました。
車両用灯器の標準仕様変更により小型化(レンズ直径が300mmから250mmに変更)された信号電材製の灯器です。フードがなく、灯器表面がR形状となっているのが特徴です。
信号電材製表面R形状灯器は、福井県内では横型設置が標準となっています。
県内の主要設置業者は通常、信号電材製の灯器は使用しませんが、この交差点は一部でSD制限フード装着の灯器を使用するため、併せて通常灯器も信号電材製を使用したと思われます。
信号電材製表面R形状灯器は、福井県内では横型設置が標準となっていましたが、平成30年度工事では、豪雪型縦型設置も見られました。
車両用灯器の標準仕様変更により小型化(レンズ直径が300mmから250mmに変更)された京三製作所製の灯器です。信号電材からのOEM供給と思われます。フードがなく、灯器表面がR形状となっているのが特徴です。
京三製作所製(信号電材モデル)表面R形状灯器は、福井県内では横型設置が標準となっています。
同時に設置された歩行者用灯器は、低コスト灯器世代以前では県内で採用されていなかった素子型のものです。歩行者用灯器も信号電材からのOEM供給と思われます。歩行者用灯器では初めて、フードレスが標準となっています。
矢印灯器は、3色灯器とは灯火面の構造が異なり、レンズは少し曇ったもので、3色灯器のようにLED素子が奥まったところにはありません。
銘板にメーカーのロゴマークが入っています。
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