<岐阜県> レンズ・灯器

おまけの赤(岐阜県の「踏切信号」用)
撮影 岐阜県岐阜市 掲載 2003/6/28

踏切での事故は重大なものとなるため、「踏切信号」の本灯器の赤の上に補助用の赤灯が設置されています。本灯器の下ではなく、上に設置してあるのは、矢印灯器と見間違えないようにするためでしょうか。このおまけの赤灯の動作として考えられるのは以下のいずれかです。

◆本灯器の赤が電球切れした時にかわりに点灯させる。
◆(鉄道側の異常、踏切、信号機の故障など)異常が発生した時に本灯器を消灯し、おまけの赤を点灯させる。
◆(鉄道側の異常、踏切、信号機の故障など)異常が発生した時にダブルで赤を点灯させて強調する。
◆(鉄道側の異常、踏切、信号機の故障など)異常が発生した時に本灯器を消灯し、おまけの赤を点滅させる。(→通常の踏切と同じように一時停止で通行させる。)

撮影 岐阜県関市 掲載 2005/1/22

ここでは補助灯器にも設置されています。

撮影 岐阜県関市 掲載 2005/1/22

本灯器がLED式でも、滅多に使用しないおまけの赤は電球式です。


撮影 岐阜県郡上市 (情報提供:機長さん) 掲載 2009/5/17

信号交差点に隣接する踏切に、通常は点灯しないおまけの赤が併設された灯器が設置されています。おまけの赤は、横型灯器同様、通常矢印灯器が設置されない側(本灯器の左側)に設置されています。信号サイクルは交差点従道路の本信号と同じ(従道路の右折矢印点灯後の黄信号のときを除く)です。このため、交差点主道路から踏切方向への右左折車は、右左折直後の踏切で必ず、踏切信号の赤により停止することになります。

列車接近時は交差点主道路の直進のみが可能になります。

目潰し矢印
撮影 岐阜県笠松町 掲載 2004/9/29

3位式の左折矢印の部分に黒い蓋がしてあり、フードも付いていません。時差式信号として矢印が出るので、左折矢印も出してもよいと思いますが、実はこの交差点は左折路が2つあり、そのうち手前のほうの道路は自動車・原付通行止めとなっているため、あえて、左折矢印を出していないのかもしれません。しかし、第1通行帯に直進車と左折車が混在するため、この信号で停止する左折車と進もうとする直進車による追突事故が発生する恐れがあります。