<東京都> レンズ・灯器

赤だけ直径300mm(その他は直径250mm)

撮影 東京都足立区 掲載 2017/8/1

小規模な交差点で東進用の灯器1基のみ赤だけ300φのものが設置されています。ほかの灯器は全色250φのものであるため、この灯器のみ赤灯に異常が生じ、LEDを交換されたと思われます。

多車線道路の右折分離式信号に250φ灯器

撮影 東京都板橋区 掲載 2017/7/2

東京都では、住宅街等の狭い交差点で直径250mm灯火面のLED式灯器が使用されていますが、ここでは片側3車線(右折車線を含む)道路の右折車分離式信号で250φ灯器が使用されています。

なお、東京都では、青灯火を使用しない灯器は、青灯の部分に黒い蓋がされる場合があります。銘板の形式は「1H22YR」で黄・赤の2位式灯器であることを表しています。

通常灯器に偏光レンズ




撮影 東京都板橋区 掲載 2014/8/14

合流交差点での誤認防止のために、通常灯器のレンズ部分を偏光レンズとしたものが使用されています。通常灯器よりレンズの蓋の部分が厚く、またレンズにはまったく模様がありません。通常の偏光灯器は、背面の蓋を開けたところにあるレンズにアルミテープを貼って、灯火が見えない範囲を調節できますが、この灯器はそれができないため、正面以外全方向から灯火を見えないようにしているのかもしれません。

おまけの赤






撮影 東京都小平市 掲載 2010/12/8

踏切の両側に隣接して信号交差点があります。踏切を通過する場合、踏切の前後に信号交差点があることになり、どの位置でどの信号に従うのか分かりにくいです。しかし、よく見ると「踏切信号」の標示板は無いので、すべて交差点に対する信号のようです。ただし、踏切に隣接する交差点で、踏切に連動する信号のため、踏切直近の灯器の上には、非常用と思われる赤の1位式灯器が設置されています。また、灯器はすべて変則灯器(3色灯器ではない灯器)です。

なお、列車が接近していないときの信号サイクルは、下図のとおりです。

実際にはa、x、yの横断歩道には歩行者用の信号(歩行者用灯器による信号)がありますが、上図では省略しています。dの横断歩道には、歩行者用灯器は無く、歩行者は赤点滅信号に従って横断します。

目潰し

撮影 東京都港区 掲載 2010/12/8

青にならない信号サイクルのため本来の青灯の部分に黒い蓋がされています。