topics 10月号

北関東自動車道 栃木都賀JCT〜宇都宮上三川間が今年の7月27日15:00に開通しました。
北関東自動車道(以下北関道という)は、全線開通すると群馬県藤岡市から太田・足利を通り、栃木県岩舟で東北自動車道に合流し、都賀から再び東北道と北関道に分かれます。そこから壬生・石橋・宇都宮・上三川・真岡・岩瀬・笠間・友部と栃木県・茨城県を横断し友部で常磐自動車道に交差します。友部から茨城町を通り、水戸で東水戸道路に接続するという、まさに北関東3県をぐるっと横断するルートができあがります…が、まだ全線開通まではあと数年かかりそうです。

さて、話しを今夏開通の区間に戻します。今回はこの区間を平行して走る側道を走り、側道から見えた北関道を取り上げて見ました。勿論、側道そのものと、そして信号機の調査もきちんと(?)しておきました。

1.インターチェンジチェック

都  賀
Tsuga
壬  生
Mibu
10 宇都宮上三川
Utsunomiya-Kaminokawa
交差点式 交差点式 立体交差式
信号灯器:小糸製一体型 信号灯器:小糸製一体型 信号はありません
ありません。
辺り一面が田んぼというところに有ります。この道路から少し鹿沼に向かって行くと、R293にぶつかります。 壬生の比較的街中にあります。
このすぐ先に壬生総合公園があり、「マロニエ緑化祭」のみぶ会場として使われわれています。県道宇都宮栃木線も近くにあります。
インターの連絡道路がさらに延長されて、新たなアクセス道路が工事されるようです。
宇都宮東部の住民にとって、このインターから東北自動車道に非常にアクセスしやすくなりました。

2.側道から北関道を覗いて見ました。

北関道のようすは北関道から撮るのが一番…ですが、当然高速道路。高速道路上での駐停車は禁止されていますし、まちがっても車を停めるような自殺行為は僕にはできません。
しかし、側道からならすべては撮れなくてもある程度の様子はうかがえます。信号は無いですが。

10 宇都宮上三川
Utsunomiya-Kaminokawa
壬  生
Mibu
↑宇都宮上三川IC出口。 インター出口手前。
ここから先は工事区間のため、「終点」の看板があります。
いつ、この看板は無くなるのでしょうか?
←石橋町に入ると、高架橋となります。側道も一旦ここまで。

↑JR東北線・新幹線の高架の上をさらにまたぐ北関道。北関道をからは新幹線は見えなかったです。

壬  生
Mibu
都  賀
Tsuga
↑壬生ICの出口標識。
白文字の部分がメッシュになっています。
↑インター番号のまわりもメッシュになっています。このようにスケスケにすることで、西(東)日が後ろから当たった時、文字が浮き上がるようになっているそうです。
↑壬生総合公園近くの陸橋から撮影。のどかな田園風景の中を、北関道は走っています ↑都賀IC近くにある、思川の橋。
↑思川の橋の下は、芝生のある公園になています。 ↑一般的に橋の下といえば、バーベキューの取っておきの場所ですが、ここでは禁止。
バーベキュー客のマナーの悪さが、このような規制をもたらすのでしょうか。こう言う所が増えないよう、マナーアップに努めたいものです。
都  賀
Tsuga
−1

栃木都賀JCT
Tochigi-Tsuga JCT.

↑都賀ICの少し先に、東北道と合流するJCTの案内板があります。  
↑昔作られたJCTの電光掲示板は、方向ごとにそれぞれ普通サイズの電光掲示板が別々に設置されていましたが、最近は横に細長い電光掲示板を1つだけ設置しているようです。
「何で北関道はここまでなのに北関道と書いてあるの?」と感じる方もおられるでしょう。この「北関道」は、数年後に開通する岩舟〜藤岡の区間のことをいうのでしょう。

←北関道が東北道と合流するところにありました。これは北関道が合流したということをいうのであり、ここが東北道の起点/終点でないことを、誰もが疑うことはないでしょう。でも、紛らわしいです。

3.側道の信号もチェック!

最近整備された高速の側道は、けっこうきれいに整備されて、新型の信号もおおいという、私の経験?に基づいた勝手な憶測から、新型灯器を期待して見に行ってきたのですが、意外と少なかったです。

↑石橋町の街中の区間は、高速を挟んで一方通行になっています。
この区間の2つの交差点に京三の現行角型灯器が設置されています。

→京三の横ルーバーのついた庇の場合、ルーバーの間隔が少し狭く感じました。又、外側庇の下の切れこみが小糸製のものより狭いです。
(下の画像は比較用の瑞穂野バイパスにある小糸製の横ルーバー庇のついた灯器画像です。)

こちらは、思川沿いの公園の近くに有る小糸製の信号です。小糸製一体型でした。
この道路は石橋のものと違って、一方通行では有りませんでした。

今回の側道の信号の調査結果は、

小糸製…2つの交差点
京三製…2つの交差点
計…4つの交差点

栃木県に多い日信製灯器は、なぜか見つかりませんでした。

4.最後に、側道の画像をお送りします。

10 宇都宮上三川
Utsunomiya-Kaminokawa
壬  生
Mibu
↑さあ撮るぞ!と意気込んで側道に入ったら、いきなり細い砂利道へ。行けるかな…と思ってそのまま進んだら民家に直通。細道だからUターンも出来ず、仕方なくバックしてきました。あー恥ずかし。 ↑側道といってもまだ砂利道が多いです。でも、田んぼの中は砂利道が似合うものです。
↑側道の舗装整備工事が進められています。 ↑せっかく整備された側道も、あっという間に途切れてしまいます。
↑こちらは舗装してあるもの、通行量が非常に少ないです。なぜなら… ↑このようにすぐに行き止まり
壬  生
Mibu
都  賀
Tsuga
↑で、このような道は入口に行き止まりの標識を設置してあります。
これさえあれば迷い込む事は無いです。
↑側溝に蓋の無い所には、このような看板があります。以前、側溝が草むらに隠れていて脱輪させた事があるだけに、こういう看板はもっと普及してもらいたいです。
都  賀
Tsuga
−1

栃木都賀JCT
Tochigi-Tsuga JCT.

↑ここで北関道と東北道がぶつかります。
したがって北関道の側道はここが終点?ということでしょうか。
↑ここからJCT内の側道に入ります。
ちなみに、栃都2というのは、栃木都賀JCTから2番目のガードということのようです。
↑これがJCT内です。
枝分かれが思いっきり見渡せます。
↑で、東北道の反対側の側道に出てきます。

5.まとめ

今夏開通した部分はそれほど長い区間ではありませんが、それでも宇都宮の東側の市民にとって、東北道へのアクセスが非常に楽になったことです。東側から鹿沼ICに出るとなると、結構時間がかかります。しかし、このルートでは15分で栃木都賀JCTに出れます。しかも、宇都宮上三川〜浦和間と、鹿沼〜浦和間の料金は、50円しか差がありません。東京方面に高速で行かれる方は絶対お得ですよ。

さて、次回のトピックスは…北関道以降自分の身近で開通した道路がありません…。ということで、ここ1〜2年間で新たに開通した道路を調査します。何がいいかな…。考え中です。

完。