国土開発幹線自動車道建設法による路線名:東北横断自動車道 釜石秋田線
計画上の起点終点:岩手県釜石市〜秋田県小坂町
開通区間:
・秋田自動車道 北上JCT〜秋田北IC(秋田自動車道として開通)
・一般国道7号線・秋田外環状道路 秋田北IC〜昭和男鹿半島IC(秋田自動車道として開通)
・日本海東北自動車道 昭和男鹿半島IC〜琴丘森岳IC(利用者を考慮して秋田自動車道として開通)
・琴丘能代道路 琴丘森岳IC〜能代南IC(秋田自動車道として開通)
岩手県北上市から、秋田市へと伸びる高速道路です。現在開通している区間は以上の通りですが、
昭和男鹿半島IC〜琴丘森岳IC間は、実は日本海東北自動車道という名称なのです。
ですが、利用者のことも考慮して、全線開通するまではこの区間も秋田自動車道として営業されています。
この道路は秋田市以北は、一般国道を数本通り、大館市を経て同県小坂町まで延びる予定です。
小坂町、小坂JCT(仮称)で再び東北自動車道と分岐するある意味巨大な環状道路となります。
ちなみに、琴丘森岳IC〜能代南IC間は無料です。
[37] 北上JCT 500m
東北道と秋田道が分岐する北上JCTです。
・・・・・なんか、標識変わってないッスか?
▲2004年8月9日撮影 |
▲2001年8月12日撮影(東北道、盛岡編より。管理人撮影) |
・・・やっぱり変わっていますね。
これは、恐らく釜石自動車道が開通したことによってかと思われますが、
ここから三つくらい先の釜石自動車道の存在自体が描かれていない事に疑問です(汗
[1] 北上西 7km [2] 湯田 28km 秋田 117km
・・・・湯田・・・・・ユダ・・・・・JUDAH?
んなこたーない。
ところで秋田までって意外に距離ありますね〜。
[1] 北上西 出口
地図で見ても確かに北上市の西側なので北上西。お手軽インターチェンジ名です。
雲にかすむ山がとても綺麗です。
あれら山に向かって高速道路は延びていってます。
和賀仙人(わが・せんにん)トンネル。
長さは3776メートルと長めです。
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錦秋湖SA 2km 山内(さんない)PA 22km。
ご覧のように、錦秋湖SAはハイウェイオアシスです。
ここでは温泉にも入れるそうです。まさにオアシスですね〜。
錦秋湖SA(ハイウェイオアシス)入口。
大荒沢トンネル 長さ290m。
思ったんですけど、これって単なる防雪シールドでは・・・・?
豪雪地帯も夏になれば一気に灼熱の大地となります(過剰な表現ですみませぬ。)。
鷲之巣(わしのす)トンネル 長さ920m。
ちなみに、全長表示の部分の色が逆になっている。(通常は白のバックに緑の文字。)
川尻トンネル 長さ480m
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[2] 湯田 出口 500m
[2] 湯田 出口
言っておきますけど、裏切りのあの人は居ませんYO(ぉぃ)。
山内村へはこちらから。
ついに秋田県突入です。最初は山内村です。
黒沢トンネル 長さ500m。
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山内PA 4km 大森PA 32km
・・・なんか妙に距離長くないッスか?
ちなみにどちらともトイレのみ。
山内トンネル 長さ2440m。
山内PA 入口。
土渕トンネル 770m。
3 | 横 手 出 口 Yokote EXIT |
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湯沢横手道路 YUZAWA-YOKOTE ROAD. |
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国道13号線 ROUTE 13 |
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[3] 横手 出口 3.5km
横手トンネル 680m。
[3] 横手 出口
将来、東北中央自動車道の一部となる湯沢横手道路に接続しています。
現在、横手IC〜三関(みつせき)IC間が開通済みです。
秋田方面へ向かうので直進します。
[4] 大曲 18km [4-1] 西仙北 35km 秋田 66km
秋田にだんだんと近づいてきました。
夏の空がとてもきれいです。都会じゃこんないい風景見られませんね・・・。
雄物川(おものがわ)を渡ります。
雄物川を渡る橋から撮影した風景です。とてものどかですね。
山の向こうは山形でしょうか?
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大森PA 1km
パーキングエリアとチェーンベースを兼ねてます。
ちなみにトイレのみ。
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[4] 大曲 2km [4-1] 西仙北 19km
[4] 大曲 出口
角館へはこちらからどうぞ。
[4-1] 西仙北 15km [5] 協和 22km 秋田 46km
秋田にどんどんと近づいていきます。ちなみに「西仙北IC」は追加インター。
(どーでもいいことなんですが協和ICの「協」の字は高速道路標識用の字体ではありません。)
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西仙北SA 3km 太平山PA 33km
[4-1] 西仙北 出口 3km
[4-1] 西仙北 2km
西仙北SA 2km
[4-1] 西仙北 出口
西仙北SA(ハイウェイオアシス)入口
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西仙北SAに入るとこんな標識が・・・・・。
[4-1] 西仙北 出口
・・・・はい。もう既におかしなことに気づいている方もいらっしゃるかと思いますが・・・、
このインターチェンジ、なんと時間制限があります。通常、インターチェンジという物は、
事故や自然災害(大雪)などに見舞われた場合を除いては、ほぼ365日・24時間営業です。
では、何故このインターチェンジに時間制限があるのかと言いますと、実はこのインターチェンジは
道路公団が建設したのではなく、西仙北町が、すなわち町が建設したインターチェンジなのです。
インターチェンジの種類には2つありまして、通常は、公団の方でどこに建設するかなどを厳正な審査の結果で
決定しますが、もう一つ、町の活性化を図って、町の方から公団へと建設を依頼し、共同で建設を行う
開発型インターチェンジの2種類が存在します。
今回のこの西仙北ICはどちらにも該当せず、インターチェンジの建設費や管理費は全て西仙北町からの出資となります。
料金所の職員などは公団職員ではなく一般の住民の中から選定されています(だったかな・・・)。
そのため、経費などの節減を図るために時間制限を設けてひっそりと営業しています。
結局の所、このインターチェンジも町の活性化のために建設されたもので、近くに観光目的で建設された
ショッピングモールなどがあり、施設の利用目的での利用者が割合に多いそうです。
サービスエリアの敷地内を利用した簡易的なインターチェンジで、管理などを
町の方で行っているために通常よりも安価に運営できるのがこのインターチェンジの特徴(違ってたらゴメソ)だそうです。
これが西仙北ICです。
通常よりもレーン数が少なく、小さいのがおわかりいただけると思います。
サービスエリア内に戻って西仙北SAの売店などです。
本線に戻って、協和・秋田方面へ進みます。
協和トンネル 長さ540m。
このトンネルを抜けると協和ICはすぐ。
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[5] 協和 出口 500m
こちらの「協」の字は高速道路フォント。
[5] 協和 出口
雄和町、角館町へはここから。
[5-1] 河辺JCT 7km [秋田道] 秋田 22km [日本海東北道] 本荘 47km
河辺JCTの「辺」の字は高速道路フォントではありません。
[5-1] 河辺JCT 500m
秋田空港方面はここを左へ。
[6] 秋田南 出口 500m
[7] 秋田中央 6km [8] 秋田北 15km 能代(のしろ) 69km
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[7] 秋田中央 2km
[7] 秋田中央 出口 1km
東西南北などをくっつけただけのお手軽インターチェンジ名。
[7] 秋田中央 出口
[8] 秋田北 8km [秋田外環状道路] [9] 昭和男鹿半島 13km 能代 62km
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太平山PA 入口
ここもトイレのみです。
[8] 秋田北 2km
[8] 秋田北 出口 1km
秋田港へはこちらから。
[8] 秋田北 出口
秋田北ICを高速道路上から。
まわり田圃じゃないッスか(汗
ここから一般国道7号、秋田外環状道路。
[9] 昭和男鹿半島 8km [10] 五城目八郎潟 19km 能代 53km
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[9] 昭和男鹿半島 2km
[9] 昭和男鹿半島 出口 1km
男鹿半島、男鹿市、入道崎へはこちらから。
[9] 昭和男鹿半島 出口
・・・なんか「男」って言う字変わってない?
ここより、再び秋田自動車道。
[10] 五城目八郎潟 9km [11] 琴丘(ことおか)森岳 19km 能代 44km
五城目町へ突入。
標識に「城と朝市の町」と書かれています。
のどかなたんぼを秋田自動車道は通過していきます。
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[10] 五城目八郎潟 2km
いよいよ長かった旅も終わります。
[10] 五城目八郎潟 出口
五城目八郎潟IC料金所。
このインターが建設されたのは比較的最近なのですが、何故かETCレーンが
分離型になっています。
五城目八郎潟IC交差点。
感想
(ごだいこさんより):
秋田自動車道は北上西〜横手まではトンネル続きや
片側2車線道路の区間が殆どない険しい山道?のような高速道路ですが、
秋田南から今回最後まで走った区間までは秋田市内を一望できる部分があり
景色がとてもよかったです(^^)ただ日本海が直接見ることができなかったのが残念・・・(+_+)
機会があれば通っていない能代方面にも行って見たいです。
皆さんも秋田に向かう際、秋田道を使ってみてはいかがでしょうか。
画像を提供してくださいました、ごだいこさん、ありがとうございました。