道michiみち道路走行記
あぶくま高原道路 小野IC〜平田IC編

国土開発幹線自動車道建設法による路線名:福島県道42号 福島空港道路・あぶくま南道路
計画上の起点終点:福島県白河郡矢吹町〜福島県田村郡小野町

開通区間:
・矢吹IC(東北道)〜福島空港IC
・小野IC(磐越道)〜平田IC


矢吹町から福島空港へ伸びる地域高規格道路。
矢吹中央IC〜玉川IC間は有料道路として開通している。
他地域からの空港へのアクセスを容易にするために開通した連絡道路的なものであるが、
全線開通することで、栃木・福島県白河などの地域からいわきへのアクセスなどが非常に容易になる。

しかし、現状に於いての通行量は非常に厳しいものがあり、採算がとれているのかと問われると閉口せざる得ない。
まさに、全線開通によって初めて機能するという考えを初めて持たされた道路でもある。

周辺に渋滞する道路も存在しないわけで、結局なんのために造り上げた道路なのか、非常に不思議な存在といえる。


小 野
Ono
国道
349号線
 小野新町    須賀川  大 越
Ono-niimachi Sukagawa  Ogoe




[2] 小野 出口

磐越自動車道 小野ICです。
今回はここからスタート。



左が一般道出口方面。直進であぶくま高原道路。



こまちトンネル 長さ 115m

連絡路に入ると突然現れるトンネル。
内部は急カーブしており、ここでグルッと回って本線へと接続する形になっている。

「こまち」って・・・なんの「こまち」?



まだ連絡路。



磐越道を跨ぐ。
この橋を渡ると本線?



多分この辺りから本線。
地図で見てもわかるとおり、地形の関係上
大きく迂回しないと本線へはいることができないのである。



[7] 平田 5km
福島空港 24km

開通してそれほど経っていないはずなのだが、何故か福島空港の距離数が修正されている。



雁股田(かりまんだ)トンネル 長さ 639m


平 田
Hirata
国道
49号線
 田母神   郡 山   日 立  いわき
Tamogami Koriyama Hitachi  Iwaki




[7] 平田 2km

緑色の標識ではあるが、この道路の標識はふつうのゴシックフォントを使用している。



上蓬田トンネル 長さ 184m


[7] 平田 出口 1km

中央分離帯が存在しないのもこの道路の特徴の一つ。



『あぶくま高原道路 この先終点』
『福島空港方面も 降りてください』



[7] 平田 出口 500m



[7] 平田 出口 

福島空港方面もここでおろされる。



ここであぶくま高原道路終点。



逆のルートもたどってみた。
左は「福島空港」と案内している。



本線へ。



上蓬田トンネル 長さ 184m

上り下り共用であるが、今後もう一本トンネルが掘られることは無いであろう。



小野町へ突入!



[8] 小野 5km

磐越道の表示を出してもいいと思うが・・・・。



雁股田トンネル 長さ 639m



『消灯確認』
ここだけ何故か高速道路のJH標識フォントである。

小 野
Ono
国道
349号線
 小野新町    須賀川  大 越
Ono-niimachi Sukagawa  Ogoe
磐越道
BAN-ETSU
    郡 山    いわき
   Koriyama   Iwaki




[8] 小野 2km



追い越し禁止・・・・

これ追い抜くことなんて絶対無いと思うんだけどw



[8] 小野 出口 1km



[8] 小野 出口 500m
「終点 500m先 速度落せ」



こちらの標識はJHの標識フォントを使用していないようである。



「速度落とせ 終点」



連絡橋から見下ろした磐越道。

こちらも車が走っていない(゜Д゜)ポカーン



「船引三春 − いわきJCT 雨スリップ注意」



直進で磐越道。
左で一般道となる。



こまちトンネル 長さ 115m

だから『こまち』ってなんなんd(ry



あぶくま高原道路終点。

ここから先は直進で磐越自動車道(有料)となる。


感想:
悲しいくらい車が走っていない道路。
こんなに通行量が少ない道路も珍しいと自分の目を疑ってしまうほどだった。
知っている人しか知らない穴場的な存在でもあるので、標識をじっくりと撮影したい方は
この道路がおすすめです(ぉぃ)。