トップページ>道みち道路走行記>首都圏中央連絡自動車道(圏央道) 国道468号線 鶴ヶ島JCT〜川島IC 外回り 編

路線概要


=今回のレポート区間 
=現開通区間
=未開通区間
神奈川県を起点とし、埼玉県、茨城県を経由して千葉県は
木更津市までに至る高速道路(一般有料道路)である。都
心から約40〜60kmの位置に建設し、完成すると放射状
に広がる高速道路と接続される。多くの高速道路が一本
の道路で接続されるため、交通の分散、渋滞の緩和、流
通の効率化などが期待されている。中核都市とを接続し、
東京湾アクアライン、東京外環自動車道と共に首都圏の
主要幹線道路網を形成し、交通の利便性の向上を目的に
現在も建設が進められている。

このページでは、埼玉県鶴ヶ島市から比企郡川島町へ
至る、圏央道外回り、鶴ヶ島JCT〜川島IC間の
レポートをお送りする。鶴ヶ島JCT以東初の延伸区間。

国土開発幹線自動車道建設法による路線名:
・首都圏中央連絡自動車道 (国道468号線)

計画上の起点終点:
・神奈川県横浜市〜千葉県木更津市

本路線開通区間:
・首都圏中央連絡自動車道 八王子JCT〜鶴ヶ島JCT
・首都圏中央連絡自動車道 鶴ヶ島JCT〜桶川北本IC
・首都圏中央連絡自動車道 つくば中央IC〜稲敷IC
・首都圏中央連絡自動車道 木更津東IC〜木更津JCT
・千葉東金道路(第二期) 東金IC〜松尾横芝IC

評価(5段階)

1.走りやすさ★★★★★  2.風景★★☆☆☆ 3.利便性…★★

Point
1. 建設当初から四車線にて建設されているので走りやすい。見通しがよい。
2. これと言った特徴的な物はない。
3. 埼玉県内陸部から、関越、中央道が直結、東北道とつながれば更に便利に。

※あくまでも管理人の勝手な評価です。
※なお、この評価はこのページでレポートしている区間のみの評価です。


インターチェンジ・休憩所

種別・番号 施設名称 備考
↑圏央鶴ヶ島・青梅・八王子・中央道方面
(50) 鶴ヶ島JCT 関越道(川越・練馬方面)接続
関越道(鶴ヶ島・新潟方面)接続
51 坂 戸 横沼/鶴ヶ島/川越方面
52 川 島 上伊草/川越/東松山方面
国道254号線(川越街道)
桶川北本方面↓

内回り→鶴ヶ島JCT方面 外回り→川島方面


カラーリング対応一覧:

=インターチェンジ 
=ETC専用スマートインターチェンジ
=ジャンクション(JCT)
=トイレのみのパーキングエリア(PA) 
=サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)
=県境

◆ 注 意 ◆ 


本路線のレポートに掲載されている写真は、2008年3月に撮影した物であり、

路線の延伸等により、現在とは状況が若干異なっております。

あらかじめご了承ください。


◆ 圏央道 鶴ヶ島JCT〜川島IC レポート ◆ 


4-1




[4-1] 鶴ヶ島JCT

圏央道・圏央鶴ヶ島、八王子、中央道方面は左方向へ。
圏央道・坂戸、川島、桶川方面は右方向へ。

(2010年7月現在、圏央道は川島ICから桶川北本ICまで開通済み)

今回は、川島ICを目指すので川島方面へ。





鶴ヶ島JCT〜川島IC間が開通するまでは、八王子、中央道方面への
乗り入れしかできなかったが、今回の開通で川島方面へのランプウェイも新設された。





[この先急カーブ 合流注意]

新潟方面からの車両と合流する。
なお、合流直後は急カーブになっているので注意。





圏央道へのランプウェイ。
なかなかのきついカーブだ。





圏央道との合流部

写真右下のキロポスト標識は、78.1kpをさしている。





開通したばかりの道路なので、防音壁もまだ真新しい。





圏央道本線へと進入した。

路肩にはここから圏央道であることを示す標識が設置されている。
関越道との境界を示しているもので、この地点から路線が変わったことを示している。





80km/h 制限

撮影当時は風が非常に強かったので、運転手曰く100kmも出していると怖かったらしい。





79キロポスト地点へ到達!!

キロポスト標識の数値は、どうやら神奈川側から計測されているようだ。
八王子JCTからこの地点まで計測しても80km近い距離はまず無い。





緩やかなカーブが続く。





川越市へ突入!!

街の名前が表示されているだけで、『カントリーサイン』特有の絵図が省かれている。
コスト削減の一環か??





[51] 坂戸 2km

インターチェンジの番号を見て不思議に思った方も多いのでは無かろうか。
ご覧のように坂戸ICには51と付番されているが、実際には50カ所も出入り口があるわけではない。
これは、途中にジャンクションを挟む場合に限り番号を10繰り上げているためで、40番台は
圏央鶴ヶ島ICの47番で終わっているように、鶴ヶ島JCTは50番に繰り上げられている。
これにより鶴ヶ島JCTから最初のインターとなる坂戸ICは、51番となっているのである。





なにやらトンネルのような物が見えてきた。





よく見ると、頭上にはネットが張り巡らされている。
通称、『グリーンネット』と呼ばれる物であり、自然との一体化を目指すために建設された物。
また、この近辺に生息するオオタカの保護にも役立てようという考えらしい。

写真では見づらいが、82キロポスト地点に到達!!





[51] 坂戸 出口 800m

グリーンネットを抜けたところで
坂戸市へ突入!!

(本当はグリーンネットの中間付近に坂戸市のサインがあったのだが撮り逃したらしい。)





[51] 坂戸 出口 500m




51
横 沼
Yokonuma
鶴 ヶ 島
Tsurugashima
坂 戸
Sakado





[51] 坂戸 出口

鶴ヶ島、坂戸方面へはこちらから。





坂戸ICの次は川島ICだ。





[52] 川島 2km
[この先終点]

坂戸ICを過ぎるとすぐに現れるこの標識。
さすがにこの一区間だけを利用しようというドライバーはまず居ないだろう。

(2010年7月現在、圏央道は川島ICから桶川北本ICまで開通済み)





[52] 川島 出口 1.3km





越辺川(おっぺがわ) 橋長:420m

当初、この川の読み方がなんなのかわからなかったのだが、川島町のホームページを見て
ようやく理解。世の中難しい読み方の地名もあるモノだ。ちなみに写真左側の標識は、
『圏央道ウォークフェスタ2008』開催時には設置されていなかったので、開通直前に取り付け
られたのであろう。

そして、再び『グリーンネット』が出現。





『グリーンネット』を抜けると、一直線に道を下る。
この開放感がなんともたまらない。





[300m先 車線減少]

まもなく圏央道の終点。
(2010年7月現在、圏央道は川島ICから桶川北本ICまで開通済み)





[52] 川島 終点 出口 500m





[52] 川島 終点 出口





ここから一気に急カーブ。
現在はこの先の区間が開通しているのでご注意を。

52
国道
254号線
川越街道
上伊草
Kamiigusa
川 越
Kawagoe
東 松 山
Higashimatsuyama




[52] 川島 料金所

ETCレーンの案内部分がLEDになっている。
フルカラーLEDによる案内が鉄道車両に普及してきたように、
高速道路でもこのように見る機会が多くなってきた。





川越方面は左方向へ。
東松山方面は直進方向へ。


編集後記

『鶴ヶ島JCTから東側はいつ開通するのだろう』なんて、
昔から通る度に思っていたもんだから、この区間が晴れて
開通へとこぎ着けた時にはえらく驚いた。

考えてみると、青梅まで先行開通してからというもの、
何年のブランクがあったのだろうか。『ひょっとしたらこのまま
なにも出来ないんじゃないか』とか思ったりもしたが、
さすがにそれは杞憂というモノだった。

見事にやってくれましたね。

この調子で東北道方面へもガンガン突き進んでくれると
うれしいです。



※2010年10月18日追記:
…とかなんとか言ってたら、いつのまにか1区間の延伸。
茨城県内でもガンガン延伸しているようです。
2012年には東北道との接続も果たされるようですが、
このペースの早さはいったいなんなのでしょうかね。

この調子で常磐道方面へもガンガン突き進んでくれると
うれしいです。


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