トップページ>道みち高速道路走行記 - HIGHWAY RUNNERS ->長野自動車道 更埴JCT〜岡谷JCT 編 |
長野県の岡谷市と千曲市を結ぶ、一度も県境を 超えない高速道路、長野自動車道。 長野県の南北の連絡のほか、 中央道と上信越道を結んでおり、 東海地方や中央道沿線、北陸道を結ぶ 役割を果たしている。 正式名称は「中央自動車道長野線」となっており、 中央自動車道の一部となっている。 松本盆地を走る区間はカーブが緩く、 勾配もないが、山間部を走る区間は 急カーブが多く、勾配が厳しい。 |
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↑ 上り 東京 ・ 名古屋 方 面 |
種別・番号 | 施設名称 | 備考 | 地名 | 松本 ・ 長野 方 面 下 り ↓ |
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12 | 更埴JCT | 上信越自動車道 長野、上越方面 上信越自動車道 上田、高崎方面 |
千 曲 市 |
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7 | 更 埴 | 千曲市街/戸倉上山田温泉方面 国道18号線 |
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ETC出口 6-1 SA |
姨捨SA
ETC専用出口:千曲市街方面 / 下り線出口・上り線入口 (6:00 - 22:00) |
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6 | 麻 績 | 聖高原/草湯温泉方面 国道403号線 |
麻 績 村 |
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PA | 筑 北 | トイレ・自動販売機 | 塩 尻 市 |
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5 | 安曇野 (旧・豊科) |
池田/生坂/八坂/信州新町 大町/白馬/穂高方面 国道19号線/国道147号線 |
安 積 野 市 |
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ETC出口 4-1 SA |
梓川SA | 松 本 市 / 安 積 野 市 |
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ETC専用出口:あづみ野産業団地方面 / 上下線出入口 (6:00 - 22:00) |
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4 | 松 本 | 松本市街/上高地/高山方面 国道19線/安房峠道路 |
松 本 市 |
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3 | 塩尻北 | 信州まつもと空港方面 国道19線 |
塩 尻 市 |
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2 | 塩 尻 | 塩尻市街/木曽方面 国道19号線/国道20号線 |
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PA | みどり湖PA
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1 | 岡 谷 | 下諏訪方面 国道19号線 |
岡谷市 | |||
21 | 岡谷JCT | 中央自動車道 諏訪、東京方面 中央自動車道 飯田、名古屋方面 |
※ | 上り→更埴・長野・上信越道方面 | 下り→岡谷・中央道方面 |
カラーリング対応一覧:
□ | =インターチェンジ |
■ | =ETC専用スマートインターチェンジ |
■ | =ジャンクション(JCT) |
■ | =トイレのみのパーキングエリア(PA) |
■ | =サービスエリア・パーキングエリア(SA・PA) |
■ | =県境 |
[12] 更埴JCT 2.5km
[7] 更埴 3.0km
今回のレポートは始めに、構造が複雑な更埴ICと更埴JCTの構造について説明するため、付近を上下線どちらもレポートする。
最初は上り線からスタート。
薬師山トンネル 長さ:1210m
トンネルを抜けて…
千曲市へ突入!!
戸倉上山田温泉、姨捨山から見える満月が有名な市。
弁護士・タレントの北村晴男さん、松本市長(2011年7月現在)の菅谷昭さんの出身地である。
菅谷さんは医師であったが、チェルノブイリ原子力発電所での事故の数年後、放射能汚染により
甲状腺癌患者が急増していたベラルーシで医療活動を行ったことがあり、NHKの「プロジェクトX」
(現在は放送終了)でも紹介された。2011年3月11日に発生した福島第一原子力発電所での
事故でも、外部被曝、内部被曝を防止するやり方などの説明を記者会見で行うなどしている。
[12] 更埴JCT 1km
通常は「上信越道」と表記されるスペースに「関越道方面」、「長野道」と表記されるスペースに「中央道方面」と表記されている。
関越道、中央道に接続することを分かりやすくするための表記だろう。
[7] 更埴 1.5km
更埴JCTと更埴ICは距離が非常に近いため、集散路によって交通の流れをスムーズにしている。
関越道方面「【関】所沢→大泉JC 渋滞6km 40分」
中央道方面「【中】勝沼→【中】大月JC 渋滞3km 10分」
電光掲示板の方面表記も「関越道方面」「中央道方面」と表記されている。
大泉JCTの表示にはルートマークが表示されていないが、大月JCTの表示にはルートマークが表示されている。
大泉JCTは関越道と外環が分岐するため、ルートマークを表示する場合、「関」「環」のどちらも表示しなければならないが、2つとも
表示するとスペースが足りなくなるため、あえて表示させていないと思われる。これは他のジャンクションにおいても同様である。
しかし、大月JCTの場合、中央道と中央道富士吉田線が分岐するため、分岐する路線はどちらも中央道である。
そのため、大月JCTにはルートマークの「中」を表示していると思われる。
関越道方面「更埴JC高崎方面 落下物有注意」 中央道方面「 」
※側道から撮影
方面表記は「関越道方面」となっているが、表示内容はなぜか「高崎方面」となっている。
[12] 更埴JCT 500m
本線から沿線風景。
まもなく [12] 更埴JCT
[7] 更埴 600m
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[12] 更埴JCT
[7] 更埴JCT 500m
坂城、上田、軽井沢、高崎、関越道方面へは左へ
麻績、松本、岡谷、中央道方面へは直進
更埴JCTは上信越道・上越方面と長野道が本線のような構造になっており、上信越道・高崎方面が分岐するスタイルとなっている。
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ここから長野道
[7] 更埴 出口
ここから制限速度80km/h
[7] 更埴IC 出口
千曲市街、戸倉上山田温泉へはこちらから。
インター名は更埴ICが完成したときの市名が「更埴市」であったことに由来する。
現在、更埴市は市町村合併により「千曲市」となっている。
更埴IC出口のランプウェイに流出しても再び長野道本線に戻ることが可能だ。
上信越道高崎方面からの合流部
先ほど更埴IC出口で流出してもこの地点で再び長野道本線に戻ることが可能というわけだ。
< 更埴JCT付近・上り線側レポートはここまで >
[12] 更埴JCT 2km
屋代BS
次は上信越道下り線からスタート!
2km先 分岐
標識の「分岐」は更埴JCTのことである。
更埴JCT長野方面へのランプウェイでは急カーブで事故が多発したため、事故防止対策として、2車線だったランプウェイを1車線に、
標識の変更などが行われた。
屋代BS
バスストップ入口の標識から実際の入口まで少々距離がある。
[姨捨スマートIC 松本方面出口なし]
姨捨 ETC専用出口は松本方面へのみ出入りが可能となっている。更埴方面への出入りはできないので注意が必要だ。
[12] 更埴JCT 1km
上り線の標識では中央道方面の標識には「岡谷 松本」と表記されていたが、下り線では「更埴 松本」と表記されている。
上り線では更埴IC出口の標識が設置されていたが、下り線では設置されていないため、ジャンクションの標識に「更埴」を
表記していると思われる。
長野・上越・北陸道方面 右へ
更埴・松本・中央道方面 左へ
中央道方面「 」 北陸道方面「 」
どちらも特に情報は表示されていない様子。
中央道方面「更埴JC→【長】塩尻 雨走行注意」 北陸道方面「雨 走行注意」
表示されている状態の様子。
長野自動車道は[長]と表示されているのが分かる。
中央道方面「更埴JC−麻績 雨走行注意」 北陸道方面「雨 走行注意」
同じ地点での表示。
上段、下段の画像で電光掲示板の運用方法に違いがあるが、現在は上段の表示方法で運用されている。
以前は、気象情報に関してはNEXCO東日本管轄である更埴JCT〜豊科IC間のみ情報を表示していたが、現在はNEXCO中日本管轄の
豊科IC〜岡谷JCT間の情報も表示している。
[12] 更埴JCT 500m
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[12] 更埴JCT
更埴、松本、中央道方面へは左へ
長野、上越、北陸道方面へは右へ
交換される前の標識
以前の標識の矢印は中央道方面が左斜めの矢印、北陸道方面が直進の矢印であった。
実際には北陸道方面のランプウェイは急な右カーブとなっているが、標識を見る限りではカーブがないと誤解させる恐れがあった。
北陸道方面の急カーブのランプウェイで事故が多発したため、現在の標識に交換された。
[中央道 直進]
分岐後は急カーブが続くので走行時は注意!!
更埴出口 直進
[更埴出口 直進]
更埴ICの出口の案内が、この地点からわざわざ行われているが、これには訳がある。
[7] 更埴IC 出口
実は、更埴ICで降りずに長野道本線へ向かう車も、最初は強制的に更埴IC出口へのランプウェイに向かわされる。
まもなく更埴IC出口
料金所 この先500m
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[7] 更埴IC 出口
松本、中央道方面へは右へ
このように、更埴ICで降りる車両は、直進することで出口に向かうことが出来る。
しかし、出口手前の標識(上段写真)では中央道方面側(松本方面・長野道本線側)を直進とし、
更埴IC出口側が左に分岐する表記としている。先の『更埴出口 直進』とは矛盾を来してしまって
いるのが気になるところだ。
おそらくは更埴ICの出口の存在を、長野道に流入する手前で周知する意味合いであのような標識が
設置されていたものと思われるが、上段写真の案内に則って考えれば、直進はあくまで
中央道方面側(松本方面・長野道本線側)なのである。
また、[この先料金所]という案内が、何に対する料金の徴収を意味しているのか不明確である。
長野道へ向かう車両への料金の徴収か?? 更埴IC出口を使用する車両への料金の徴収か??
単純に考えれば出口方面への車両に対する案内ということで完結する話だが、
せめて[更埴出口 料金所 500m]などといった表記にはできないものだろうか。
千曲川 橋長:530m
ここから制限速度80km/h
千曲川の河川敷である。
更埴〜豊科 トンネル・カーブ連続区間 スピード注意
更埴IC〜豊科IC間は標識の表記の通り、トンネルやカーブが連続するため、制限速度が80km/hに制限されている。
長野市へ突入!!
長野県の県庁所在地であり、「一生に一度は善光寺参り」と呼ばれる善光寺がある市。
[6] 麻績 17km
[5] 豊科(現・安曇野) 40km
松本 50km
距離標識の下段に松本までの距離が表記されているのはこの標識だけである。
(豊科ICは、現在は『安曇野IC』に改称されています)
中央道まで 73km
更埴JCTの標識に「中央道方面」と表記されていたためか、こちらの標識では中央道までの距離を表記している。
速度注意
常に点滅している。
トンネル情報「 」
トンネル情報「50キロ規制 ユキ注意」
通常の電光掲示板では「km」と表示する部分が、トンネル情報に限っては「キロ」と表示する。
スピード注意 自動速度取締機設置路線
長谷トンネル 長さ:800m
トンネル情報「 」
稲荷山トンネル 長さ:590m
長野道の一部のトンネルには壁に赤いラインが引かれている。
トンネルを抜けて…
(再び)千曲市へ突入!!
小坂トンネル 長さ:310m
緩やかな傾斜とカーブが連続する。
スピード注意 自動速度取締機設置路線
再び下り坂とカーブ。速度の超過に注意!!
チェーン着脱場
停車中の車両のドライバーを見たら、携帯電話を使用していた。
チェーン着脱以外の目的での駐停車は違反である。
この先にてチェーン着脱スペースは終了し、照明の設置もなくなる。
トンネル情報「 」
姨捨SA 3km
筑北PA 14km
八幡トンネル 長さ:410m
中央に道路らしき物が見えるが、どのような目的で使われているのかは不明
姨捨SA 2km
芝山トンネル 長さ:190m
この先 キリ注意
姨捨SA 1km
[NEXCO(ネクスコ)は「お客様第一」で取り組んでいます。東日本高速道路株式会社]
(写真上部)
下り線が上り線よりも高い位置を走っている。
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姨捨SA (長野道姨捨BS) 入口
善光寺平を一望できる絶景ポイントとして知られている。
姨捨SA 合流部
姨捨SAを過ぎると再び緩やかな下り坂とカーブが連続する。
さて、様相が大きく変わるが、冬の長野道の様子。
先ほどとは打って変わって雪景色。
トンネル情報「50キロ規制 ユキ注意」
「雪国」という言葉がまさにピッタリな景色。
さすがは信州・長野といったところか…。
一本松トンネル 長さ:3200m
ここから再び元の景色へ。
トンネルを抜けると再び下り坂。
トンネル情報「 」
[6] 麻績 2km
麻績トンネル 長さ:570m
R=600
筑北村(旧・坂井村)へ突入!!
イラストは差切峡であると思われる。
[6] 麻績 1km
[動物注意]
[6] 麻績 500m
「地震 走行注意」
この表示は2011年3月11日の東日本大震災の翌日に撮影したもの。
余震の発生の可能性を考慮してこのような表示を行ったと思われるが、豊科ICの
電光掲示板にはこのような表示はなされず、上信越道・上り線の更埴JCTの電光
掲示板においては「更埴JC→【長】豊科 地震走行注意」という表示になっており、
NEXCO東日本管内のみでの表示だったようだ。
余震に対する注意を呼びかける情報であるのなら、「余震 走行注意」という表示の方が適切である。
「雪 走行注意」
トンネル情報では「ユキ」と表示されていたが、通常の電光掲示板では「雪」と表示する。
以前は、通常の電光掲示板でも「ユキ」と表示していた。
「9キロ先左側 工事車線規制」
東北地方では「9キロ先 左車線工事中」と表示するところもあるようだ。
現在では「キロ」ではなく「km」と表示され、数字も大文字ではなく小文字を表示する。
麻績村へ突入!!
イラストは福満寺だと思われる。
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[6] 麻績IC 出口
聖高原、草湯温泉方面はこちらから
麻績IC 合流部
急カーブ連続 速度注意
筑北PA 2km
梓川SA 25km
このタイプの標識の場合、通常は筑北PAまで3kmの地点に設置に設置されるが、
ここでは2kmの地点に設置されている。
梓川SAは長野道で唯一のガソリンスタンドがある休憩所である。
[5] 豊科(安曇野) 22km
[4] 29km
東京 254km
名古屋 243km
長野道の終点の岡谷JCTでは東京方面と名古屋方面に分岐するため、両方の行き先までの距離を表記している。
長野県内から東京へ向かう高速道路は上信越道もあり、上信越道の場合は東京方面と新潟方面に行くことができるが、
距離標識の主要都市までの距離は藤岡JCT付近を除いて、東京までの距離しか表記されていない。
これは、長野から新潟に向かう場合、藤岡JCT経由よりも上越JCT経由のほうが距離が短く、藤岡JCT経由で新潟へ
向かうドライバーが少数派であるためだと思われる。
そのため、更埴ICと上信越道の長野ICの一般道と料金所の電光掲示板で湯沢IC〜長岡JCT間のチェーン規制情報を
表示する場合、「【関】湯沢→長岡JC」と表示せず、「長岡JC→【関】湯沢」と表示する。(他のインターチェンジでは未確認)
上信越道・上り線の更埴JCT付近の距離標識の主要都市までの距離のスペースには「東京 210km」と表記されているため、
長野市周辺から東京に行く場合、上信越道と関越道を経由する方が距離が短い。
筑北PA 1km
チェーン着脱場 1km
[動物注意]
下り坂・急カーブ連続 速度注意
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筑北PA 入口
筑北PA 合流部
(再び)筑北村(旧・坂北村)へ突入!!
イラストは先の旧坂井村標識と同様、差切峡であると思われる。
下り勾配3.0% 速度注意
[後部座席も含めシートベルト着用]
この先 キリ注意
長野道本線を見渡せる。
坂北BS
岡谷JCTまで50km
筑北村(旧・本城村)へ突入!!
坂井村、坂北村、本城村が合併して誕生した村。
少しの間、直線区間となる。
本城BS
左側に設置されているゲートは救急車専用のもの。
本城地区(本城BS周辺)から松本方面へ救急搬送する場合、このゲートを利用することで従来より約18分の短縮が可能になった。
トンネル情報「 」
立峠トンネル 長さ:3600m
トンネルを抜けて…
松本市(旧・四賀(しが)村)へ突入!!
松本市編入以前は、数体のクジラの化石が採取された村であった。
下り線が上り線よりも高い位置を走っている。
この付近で上下線同じ高さとなる。
ここから橋梁
冬期間は橋梁の上で凍結することがあるため、橋梁であることを分かりやすくするために設置されている。
[橋梁区間]
他の路線ではあまり見かけない標識だ。
下り勾配3.9% 速度注意
[速度注意]
四賀BS
[急カーブ連続 速度注意]
ご覧の通り急カーブの連続に加え、急勾配。
速度の超過に注意しよう。
安曇野市へ突入!!
市町村合併により誕生した市。
北アルプス山脈の豊富な湧水を利用したワサビの栽培やニジマスの養殖が盛んである。
カントリーサインのアルファベット標識は「Azumino」となっているが、振り仮名は「あづみの」である。
※ただし、広域的な地区を示す通称としての『安曇野』の読み方は「あずみの」である。
明科トンネル 長さ:2540m
トンネルを抜ける。
明科BS
明科トンネルを抜けると、北アルプスの山々が見えるようになる。
覆面パトカーが取締中であった。
犀川 長さ:660m
沿線風景
[5] 豊科 (現・安曇野IC) 2km
NHK第一 540Hz
信越放送 864Hz
NHK FM 84.0Hz
FM長野 79.7Hz
信越放送は長野県を対象とするTBS系列のテレビ・ラジオ放送局で、一般的に「SBC」と呼ばれている。
余談だが、長野県内では東京のキー局である4局の放送を全て視聴することができる。
テレビ信州(日本テレビ系列)は「TSB」、長野朝日放送(テレビ朝日系列)は「abn」、
長野放送(フジテレビ系列)は「NBS」と呼ばれている。
のどかな沿線の風景でお楽しみ下さい。
[5] 豊科 (現・安曇野IC) 出口 1km
[国営アルプスあづみの公園は豊科IC出口へ]
[5] 豊科 (現・安曇野IC) 出口 500m
「諏訪南−小淵沢 工事対面通行」
豊科ICから先はNEXCO中日本の管轄であり、豊科ICの料金所や電光掲示板もNEXCO中日本が管理している。
更埴JCT、更埴IC、麻績ICの電光掲示板ではルートマーク(「長」「上」「関」「中」など)の表示を行うが、
豊科IC以降の電光掲示板ではルートマークを表示しない。
「6キロ先 工事車線規制」
麻績ICでは「9キロ先左側 工事車線規制」と表示していたが、豊科ICでは規制対象の車線の表示を行わない。
NEXCO東日本管内では「キロ」から「km」に変更されたが、NEXCO中日本管内では「キロ」の表示の変更は行われていない。
「松本出口 渋滞中」
更埴JCT、更埴IC、麻績ICでは「【長】松本出口 渋滞中」と表示される。
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[5] 豊科IC (現・安曇野IC) 出口
国営アルプスあづみの公園へはこちらから。
豊科ICのインター名の由来は旧・豊科町(現在の安曇野市)に由来するが、「安曇野IC」という名称に変更しようとする動きがあった。
NHKの連続テレビ小説「おひめさま」の舞台として安曇野市が全国的に注目されていることから、安曇野市長は「この機会をチャン
スととらえ、『安曇野』の観光、産業をPRしたい」と宣言。
2011年8月〜9月に20歳以上の市民3千人、長野道のサービスエリア利用者600人、市内の企業、観光客にアンケートを実施し、
2012年秋から冬頃に標識の改称を目指して運動が行われたという。
改称にかかる1億9千万円は安曇野市が負担する。
長野県内では市町村合併により消滅した市町村名を利用したインター名は上信越道の東部湯の丸IC(東部は旧・東部町、現・東御市)、
長野道の更埴IC、長野道と上信越道が分岐する更埴JCT(旧・更埴市、現・千曲市)、上信越道の豊田飯山IC(豊田は旧・豊田村、
現・中野市)があるが、これらのインター名を改称する予定はない。
(2013年2月現在)
※2012年度秋に『安曇野IC』へ名称が変更された。
豊科IC 合流部
制限速度80km/h ここまで
豊科IC〜塩尻IC間は制限速度100km/h。
先ほどの電光掲示板に「この先 雨80キロ規制」と表示されることがある。
更埴IC〜豊科IC間は通常時でも最高速度が80km/hに制限されるため、最高速度が80km/hの場所で「この先 雨80キロ規制」と
表示されるのは違和感を感じるが、豊科IC〜塩尻IC間の通常時の最高速度が100km/hであるためである。
梓川SA 2km
[4-1] 梓川スマートIC ETC専用出口 2km
同じ場所の、梓川スマートIC開通前の標識
同じ場所の、コンビニの標識が設置される前の標識
梓川スマートIC開通の約10日前に撮影
[梓川SA ETC出口 全長12m超 通行不可]
ひとつ先のサービスエリアまで
[東京方面] 諏訪湖 36km
[名古屋方面] 駒ケ岳 73km
長野道はこの先の岡谷JCTで東京方面と名古屋方面に分岐するため、このような標識が設置されている。
この標識は次のサービスエリアまでの距離は表記されているが、パーキングエリアまでの距離は表記されていない。
この先、長野道にはみどり湖PA、中央道名古屋方面には岡谷JCT〜駒ケ岳SA間に辰野PA、小黒川PAがある。
中央道東京方面は岡谷JCT〜諏訪IC間に諏訪湖SAがある。
梓川SA 1km
[4-1] 梓川スマートIC 出口 1km
梓川スマートIC 開通前の標識
コンビニの標識が設置される前
梓川スマートIC 開通10日前に撮影
(上段)現在の様子 下段:以前の様子
以前は「走行車線」「追越車線」の標識が設置されていたが、なぜか撤去された。
身体障がい者が乗っている車の駐車スペースが確保されていることを示す標識
今ではどのサービスエリア・パーキングエリアでも身体障がい者が乗っている車専用のスペースが確保されているが、
梓川SAの供用が開始された頃はバリアフリーに馴染みがなかったためにこのような標識が設置されたのだろうか。
近年供用が開始された、またはリニューアル工事が行われたサービスエリア・パーキングエリアでは駐車場と歩道(駐車場と
建物の間のスペース)との段差をなくすなどして更なるバリアフリー化が進められており、トイレなどはユニバーサルデザインの
設計となっている。
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梓川SA 入口
[4-1] 梓川スマートIC ETC専用出口
梓川スマートインターは行楽シーズンに混雑する松本ICや豊科ICの混雑緩和、上り線に隣接するあづみ野産業団地へのアクセス、
長野県立こども病院、信大付属病院への緊急搬送時の時間短縮を目的として建設された。
こちらは、梓川スマートIC開通前の標識
さらに以前、コンビニの標識が設置される前
梓川スマートIC開通の数日前に撮影
梓川SA
晴れていれば、北アルプスの山々を眺めることができる。
以下、梓川スマートIC 出口の工事の様子
「本線」を「THRU TRAFFIC」ではなく「EXPRESS WAY」と表現しているのは何とも珍しい。
以上、梓川スマートIC出口の工事の様子でした。
さて、本線へ戻って岡谷までの道をひた走る。
梓川SA 合流部
梓川 橋長:390m
豊科ICで高速道路会社の管轄が変わったことを示すためにか、通常のキロポストの下にNEXCO中日本の
ロゴマークが表記されている。
反対側の下り線でも豊科ICを過ぎたらNEXCO東日本のロゴマークが表記されたキロポストが設置されている。
(再び)松本市へ突入!!
国宝の松本城や上高地が有名な市。
ジャーナリストの池上彰さんは松本市出身だそうな(高校時代に東京都練馬区へ)。
[4] 松本 3km
[3] 塩尻北 12km
東京 228km
名古屋 217km
まもなく松本ICの標識が見えてくる。
[4] 松本 2km
ヒラギノ書体の標識への交換前
[4] 松本 出口 1km
[4] 松本 出口 500m
「諏訪南−小淵沢 工事対面通行」
「諏訪−諏訪南 工事対面通行」
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[4] 松本IC 出口
松本市街、上高地、安房峠道路経由で高山へはこちらから。
松本IC 合流部
[3] 塩尻北 6km
[2] 塩尻 13km
東京 224km
名古屋 213km
長野県警高速隊のパトカーが緊急走行を行っていた。
この先の塩尻ICの電光掲示板では事故情報などは表示されておらず
ケータイの交通情報にも事故情報などは掲載されていなかったため、
パトカーが緊急走行を行った理由は不明である。
神林BS
岡谷JCTまで20km地点
[3] 塩尻北 2km
直線が続く。
塩尻北ICまで1.3km 信州まつもと空港への最寄インター
「信州まつもと空港」は「松本空港」の愛称である。日本の空港では最も標高の高い位置にある。
[3] 塩尻北 出口 1km
ヒラギノ書体の標識に交換される前
空港のマークの背景色が青色であるが、新標識では白色になっている。
[3] 塩尻北 出口 500m
ヒラギノに交換される前の標識
「諏訪南−小淵沢 工事対面通行」
「諏訪−諏訪南 工事対面通行」
塩尻市へ突入!!
果実酒製造業が集積している市であり、アルプスワイン、イヅツワイン、五一ワイン(林農園)、信濃ワイン、
サントリー、メルシャン、JAなど多数のメーカーがある。
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[3] 塩尻北IC 信州まつもと空港 出口
塩尻北IC 合流部
[2] 塩尻 5km
[1] 岡谷 12km
東京 216km
名古屋 205km
広域情報「甲府昭和−甲府南 工事渋滞4km、上野原−小仏トンネル 渋滞8km」
この路線の場合、管轄する会社を跨いでいる関係上、表示の仕方に特徴がある。
気がついた点を以下にまとめてみた。
パターン@……
広域情報「甲府南−笹子トンネル 渋滞19km、談合坂SA−小仏トンネル 渋滞15km」
電光掲示板では原則として、トンネル名を表示することはないが、渋滞スポットとして有名な笹子トンネル、小仏トンネルに限っては
例外のようだ。
現在では中野トンネルを先頭とする渋滞は滅多に発生しなくなったが、渋滞最後尾が中野トンネルの場合、電光掲示板にその名前が
表示されることがある。
NEXCO東日本管内のインターで画像の渋滞情報を表示する場合、トンネル名や休憩所の名前を表示せず、
「【中】甲府南→【中】大月JC 渋滞19km」「【中】大月→八王子JC 渋滞15km」と表示する。
しかし、関越道などの一部の路線では休憩所の名前を表示することがある。
パターンA……
広域情報「日野BS−調布 工事渋滞11km」
「BS」は「Bus Stop」の略である。
電光掲示板では原則として、バス停の名前を表示することはないが、中央道の東京都内のバス停に限っては例外である。
通勤ラッシュ時に渋滞が多発する中央道の都内の区間の場合、バス停の名前のほか、休憩所の名前を表示する方が
正確な渋滞情報を提供できる。
日野BSがある八王子IC〜国立府中IC間で短距離の2つの渋滞が発生した場合、広域情報には
「八王子−国立府中 渋滞4km、八王子−国立府中 渋滞2km」という表示の方法がある。
一括して「八王子−国立府中 渋滞6km」と表示する場合もあるかもしれないが、詳細な渋滞情報を表示する場合は、
「八王子−日野BS 渋滞4km、日野BS−国立府中 渋滞2km」と表示した方が、正確且つ分かりやすい。
しかし、バス停は地図に表記されていないことが多く、バス停の正確な場所を把握しにくいのが難点である。
NEXCO東日本管内で中央道の都内の区間の渋滞を表示する場合は、バス停の名前や休憩所の名前を表示しない。
パターンB……
広域情報「高井戸−【4】三宅坂 渋滞12km」
パターンC……
広域情報「甲府南出口 渋滞中、国立府中−【4】永福 渋滞20km」
長野県内で既に首都高の渋滞情報が表示されている。
この電光掲示板の他、中央道の電光掲示板においても首都高のジャンクションに限ってはなぜか「JC」を表示しない。
ハイウェイラジオ ここから
広丘野村BS
なぜか路肩が広くなっている。
路肩走行禁止
混雑期には塩尻IC付近を先頭とした渋滞が発生することがあるため、このような標識が設置されている。
こちらも路肩が広くなっている。
チェーン着脱スペースとして使用されていたのだろうか。
[2] 塩尻 2km
みどり湖PA 3km
[中央道東京方面] 諏訪湖 16km
[中央道名古屋方面] 辰野 22km
[2] 塩尻 1km
木曽と書かれた部分の下地がマスキングされているが、以前は「木曽福島」と書かれていた。
木曽福島町、日義村、開田村、三岳村が合併して木曽町となったため、表記も変更された。
[2] 塩尻 500m
「諏訪南−小淵沢 工事対面通行」
「諏訪−諏訪南 工事対面通行」
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[2] 塩尻IC 出口
塩尻市街、木曽へはこちらから。
塩尻IC 合流部
長い登り坂 低速車速度注意
上り坂となっているため、混雑期にはこの坂を先頭に渋滞が発生することがある。
上り坂を先頭とする渋滞は、関越道上り・花園IC付近が有名がある。
ここから制限速度80km/h
速度注意
この先 キリ注意
岡谷JCTまで10km地点
速度注意
みどり湖PA 1km
低速注意
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みどり湖PA 入口
梓川SAの入口にもあった、障がい者用の駐車スペースの案内がこちらにも設置されている。
みどり湖PA 合流部
[1] 岡谷 4km
[21] 岡谷JCT 7km
東京 207km
名古屋 196km
1000m先 道路工事中
長野県内の高速道路の多くのトンネル手前では、定期点検などによる車線規制の標識が予め設置されている。
通常時は標識を横に向け、車線規制時のみ標識をドライバーが見えるむきに変える。
事故や故障車などの偶発的な事案に伴う車線規制時には標識を使用しない。
速度注意
作業車の陰に隠れてしまって確認しにくいが、作業員が車線減少の標識の表記内容の変更を行っている。
詳しいことはこの後で。
右側走行
ここから制限速度60km/h
ここから追越禁止
作業員が「右側走行」と「左側走行」を変更している。
「右」「左」の部分だけ変更できるようになっており、車線減少の標識においても、イラストの部分だけ変更できるようになっている。
制限速度50km/h
追越禁止
制限速度50km/hの規制はここから始まるが、補助標識の「ここから」が設置されていない。
[1] 岡谷 2.5km
この日は走行車線か追越車線のどちらかで車線規制を行った後、反対側での車線規制への切り替えを行っていたようだ。
撮影したときは、路肩で作業を行っており、車線規制を行っていなかった。
トンネル情報「左車線へ 工事」
表示できる文字数が限られている古いタイプの電光掲示板だ。
この先の塩嶺トンネルと岡谷トンネルでは、悪天候でも「アメ注意」などの表示を行わない。
工事規制区間は制限速度が50km/hであるため、通常の制限速度の標識にはカバーが被せられている。
ここから制限速度70q/h
通常時は岡谷JCTまで制限速度が70km/hに制限される。
塩嶺(えんれい)トンネル 長さ:1710m
制限速度50km/hの標識は工事の際にのみ使用される。
通常時は、制限速度50km/hの標識は横に向けられている。
岡谷出口 1200m
岡谷IC出口 左車線に寄れ
「左車線へ」と表示すればよさそうだが、命令口調で表示している。
黄色のランプは常に点滅している。
岡谷 出口 500m
電光掲示板で出口の案内を行っているのは実に珍しい…。
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[1] 岡谷IC 出口
岡谷市街、下諏訪方面はこちらから
岡谷市へ突入!!
「雨 走行注意」
岡谷市は精密機械工業が盛んな町。
中央道・東京方面の諏訪湖SAには精密機械工業の一類である時計に諏訪湖SAの標識が描かれた時計が販売されている。
同じ場所のちょっとイレギュラーな表示。
「工事 車線規制」
車線規制が実施されていないが、なぜか表示されていた。
[1] 岡谷IC 出口
岡谷市街、下諏訪方面はこちらから。
岡谷IC 合流部
制限速度70km/h
[21] 岡谷JCT 3km
[21] 中央道分岐(岡谷JCT) 2.7km
[中央道] 東京 202km
[中央道] 名古屋 191km
トンネル情報「 」
[21] 中央道分岐(岡谷JCT) 2.5km
岡谷トンネル 長さ:1390m
トンネル内の殆どのタイルが剥がされている。
岡谷JCTまで700m
東京方面「4キロ先 故障車有注意」 名古屋方面「 」
以下は別パターンの表示。
東京方面「諏訪南−小淵沢 工事対面通行」 名古屋方面「 」
東京方面「諏訪−諏訪南 工事対面通行」 名古屋方面「この先 低速車作業中」
名古屋方面 右側へ
[21] 中央道分岐(岡谷JCT) 500m
岡谷高架橋
本線を走っている際は分からないが、岡谷トンネル〜岡谷JCT間は非常に橋脚が高い。
名古屋方面 右側へ
名古屋方面 急カーブ
まもなく 岡谷JCT
この先注意 事故多発区間
ここから制限速度50km/h
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[21] 中央道分岐(岡谷JCT)
諏訪、甲府、東京方面は左へ
伊那、飯田、名古屋方面は右へ
これにて長野自動車道は終了。
長野自動車道は更埴JCT〜豊科IC間をNEXCO東日本が、
豊科IC〜岡谷JCT間をNEXCO中日本が管轄している。
普通に長野道を走っているだけでは管轄の違いを意識することはないが、
電光掲示板の表示内容などにおいては管轄の違いを意識することができる。
NEXCO東日本管内でも関東支社、新潟支社、東北支社、北海道支社ごとに
電光掲示板の表示方法が異なるほか、名神高速でも八日市ICを境に
管轄がNEXCO中日本とNEXCO西日本に変わる。
鉄道を利用する場合と違ってあまり管轄の違いを意識する必要はないが、
電光掲示板の表示方法などの違いを意識してみるのも面白い。
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※画像を提供してくださいましたサバンヌさん、ありがとうございました。
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