東邦電機工業製列車進行方向指示器

型式不明  90年頃〜

表側

  LED式両面列車進行方向指示器。銘板に形式の記載がない。 同世代の物で比べると,大きさは三工よりも京三よりも小さい小型。 其れ故,遠距離からは見えにくいことがある。レンズは透明で, 中のLED素子が見える。別に電球式でもあるまいし, 提灯のように両側を照らすわけでもないのに,表と裏の矢印の位置が左右同じ位置に来る。 そのため,裏側は矢印の並びが正規の位置に来ていない。ちなみに, 表と裏の定義は分からないが,矢印が正規の並びになる方を表とした。 やはり初期の物は輝度劣化している。
  どういうわけかLED式になって全社が横並びするように矢印が一つだけになった。
  なお,上下のマークはペイントで,最近JRが書いているもの。

裏側

(踏切警報灯)IN型  90年頃?〜

右矢印滅灯状態

右矢印点灯状態
  本来は踏切警報灯なので別項に載せておくべきですが, 方向指示器としての役割も果たす為,こっちにも載せました。
  とにかくおかしな灯器で,まずレンズと背面が八角形をしている。 更に大きさがデカイ。直径400位はあるのでは無かろうか。 これだけ大きいのでさぞ明るく輝くだろうと思ったら, なんと中央のほんのちょっとの部分しか光らない。 しかも真ん中に四角形の穴が開いている。
  更に驚いたのはその多機能ぶりで, 警報灯としての役目以外に,方向指示器としての役割を果たし, さらにひろくん様の情報によると,故障表示器の役割まで果たすらしい。 しかし個人的には,矢印の線がLED一個では細すぎて見えにくい。
  何はともあれ論より証拠,この多彩な動作を写真で見てください。

  この警報器が設置してある踏切には 当然故障表示器も方向指示器もありません。この写真を撮り忘れました。ゴメンなさい。
  又,輝度劣化については作者の近くに同型が存在せず, サンプル数不足のため分からないとだけさせていただきます。

左矢印滅灯状態

左矢印点灯状態

列車が通過した直後
矢印のラインがあった部分が
表示されない

背面

斜め 粒々の様子からして
まだ隠し玉アリ?

真横 庇の形も違う


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