八幡平市安比高原 
安比高原入口交差点

(2008年8月31日 作成)

 国道282号線と、同国道からスキー場として有名な安比高原へとつながる道との交差点です。付近にはJR花輪線の安比高原駅もあります。この交差点の信号機は特殊な矢印設置や三協セパというような意外なものがありました。


車両用-1

(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)車灯
(9)矢印灯
銘板の会社
京三製作所
株式会社
灯体
三協高分子製 
樹脂製丸型車両用灯器
直角庇
ねじ留位置
下側
レンズ
三協高分子製 
網目レンズ25cm
 主道側に両面で2基、従道側に片面で1基、それぞれ設置されていた機種です。主道側のほうは矢印付きですが、両面設置のうち交差点側を向いている主信号のみに矢印が付いていました。また、矢印の設置位置は赤灯の真下よりは黄色灯に寄った箇所でした。このような設置は岩手県ではあまり見られません。



車両用-2

(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
銘板の会社
松下通信工業
株式会社
灯体
三協高分子製 
U形分離型車両用灯器
直角庇
ねじ留位置
下側
レンズ
三協+京三+松下製 
スフェリカルレンズ30cm
(西日対策)
 従道側に片面で1基設置されていた機種です。県内ではほとんど見られない三協セパが設置されていました。この機種は、東北地方では松下製の灯器の設置が多い青森県、山形県ではそこそこ見られますが、それ以外の県ではほとんど見かけません。



歩行者用-1

(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
銘板の会社
京三製作所
株式会社
灯体
三協高分子+京三製作所製 
金属製歩行者用灯器
普通庇
レンズ
STANLEY製 
人形透明ノーマルレンズ
 この交差点の歩行者用は全てこの機種で、主道側に2基、従道側に2基、それぞれ設置されていました。この機種の昭和期に製造されたものはあまり見かけないように思います。



制御機・その他

交通信号制御機

(1)
(2)

感知器

(1)
(2)
(3)
(4)

その他


 交通信号制御機は京三製の「A型プログラム〜」でした。感知器のほうも京三製で、制御機・感知器とも製造時期が「車両用-1」「歩行者用-1」と同じぐらいでした。よって、これらは同時に設置されたものと思われます。






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