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ここ暫くやっていなかったオフ会ということで、今回は「Coming throgh the 信号機」の文顔さんと秋田市内を回ることに決まりました。
私自身、田舎が秋田県内であるにも関わらず殆ど信号探索をしたことがなかったので、設置状況が把握できずにいました。
さて、秋田市内にはどんな信号灯器が設置されているのでしょうか?徒歩で回れる範囲で探索しましたのでどうぞご覧ください。
実施日:2005年8月16日
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八郎潟駅から列車で移動し、秋田駅で文顔さんと合流しました。
早速駅西口から探索を開始します。

1.秋田駅前

スクランブル交差点になっています。
歩車分離式で、全てLEDとなっています。
秋田では早い時期にLED式の本格導入を始めた為、一世代前の筐体が使われています。
制御機ですが、日本信号の集中制御でした。

2.駅付近デザイン▼更新済み▼

アーケード街裏道にあるデザインです。
結構シンプルな形になっていますが、全国でもここにしかないと思われる赤だけレンズ径が違うデザインです。
部分的に電材歩灯に更新されていました。
待ち時間の表示板がポールと一体になっているところが面白いです。

3.無塗装デザイン

比較的小さい交差点にありました。
ポールがぴかぴかなので際立って見えます。
LEDですが、日信の厚型筐体でした。

4.その他いろいろ

裏道で比較的珍しいものを見つけました。
赤だけフードが長いものや、松下樹脂、更にその隣にオールLEDの押しボタン式もありました。

5.歩道橋デザイン

歩道橋にくっついているデザインです。
車両灯器は西日対策で、長いフードとなっています。
歩行者灯器はかなり塗装が剥げています。

6.大通りデザイン1

こちらも日信分割のLED灯器がありました。
自転車用の信号機は全国的にも珍しい、電材アルミ一体ベースLEDの日本信号銘板となっています。
県別集にも掲載していますので、併せて御覧頂ければと思います→秋田県日本信号の信号機(新窓で開く)

7.バス感知器

秋田の交通機器関連もそこそこ面白いネタがあります。
バス感知器ですが、感知機の種類が車両用と全く同じ形をしています。
時代にしては古い方ではないかと・・・

8.竿燈大通り▼一部更新済み▼

ここでは8月上旬辺りに竿燈祭りが行われる場所です。
デザインポールもそれにちなんだものとなっています。
中には京三プロジェクタや仮設の樹脂セパがありました。
秋田に樹脂セパがあることは珍しいです。

9.古電材▼更新済み▼

以前古いカメラで撮影したことがありましたが、製造年が気になっていたところでした。
レンズは間違いなく初代のものです。
銘板を見ても平成7年に製造されたものと分かります。

10.樹脂丸赤30cm▼更新済み▼

大通りからちょっと外れると秋田名物赤だけ30cm樹脂がありました。
横型だけでなく、縦型もあります。
歩灯ですが、かなり古いです。もう東北では絶滅危惧種です。

11.日信初代丸型▼更新済み▼

以前通りかかったときに非常に気になっていたものです。
アームの形が独特な、角形から丸型に移行したばかりの種類と思われます。
豪雪型が次々と設置されているさなか、この様なタイプが残っているのも非常に珍しいです。
何故か福島では既に絶滅しています・・・。

12.古灯器&交通機器いろいろ▼更新済み▼

新国道と呼ばれる通りの「新川向」交差点です。
U形の集中制御に三菱カメラ制御機・・・更には見慣れないものもありました。
灯器のほうですが、車両・歩行者共に樹脂が主です。
中には交通信号灯プレートのものもありました。

13.市役所周辺▼一部更新済み▼

秋田には無いと思われた、三菱プレシジョンの画像式感知器もありました。
歩灯の方もまさか無いと思われた電材LED歩灯も・・・。
これで秋田は4メーカーのLED歩灯が設置されました。

一方で、市役所裏側には昭和46年製のビンテージ歩灯がありましたが2008年頃に更新されています。

14.秋田県庁・秋田市役所前▼更新済み▼

秋田の信号ネタとしては恐らく定番ものだと思います。
アルミ分離ベースの筐体ですが、そこにレンズユニットLEDタイプが装着されていました。
LED灯器がまだ全国で量産化されていない頃から有ったと思われますが、惜しくもつい最近フラット型に更新されたようです。
付近にあった「信号は正常です」押しボタン・・・思わず笑ってしまいました。
押してはいないので動作は分かりませんが、恐らく装置が故障しているか、常時機能を作動させているのかも知れません。。。

15.新型音響装置

秋田にも新しい方式で鳴る音響装置がありました。
2方向あるスピーカーのうち、一方は「かっこー」と鳴るのに対し、もう一方は「かかこー」とそれぞれ違う鳴き方をする、いわゆる”異種鳴き交わし方式”が採用されていました。

16.秋田駅東口

こちらは住宅街が密集している地域であるせいか、アルミ灯器が結構ありました。
仮設設置であろう日信の茶色塗装LEDもあります。
付近は地下道路の建設のため、この様な設置となっています。

17.樹脂たくさん

アルミ灯器に負けじと、樹脂灯器もそれなりにありました。
中には歩灯だけLEDの交差点や、フード違いのものや、樹脂セパ矢印もありました。

18.日信西日対策

県内でたまに見かける、ダークアイレンズです。
都合により夕方の早めな時間に切り上げました。秋田駅で文顔さんと別れました。
因みにちょっとだけ時間があったので、途中羽越本線大久保駅で降りました。

19.大久保駅前▼更新済み▼

駅舎を出るとすぐ傍に横型樹脂の赤だけ30がありました。
歩灯は小糸なので金属製になっています。
音響装置は鳥の声でした。
因みに、見えづらいですが、すぐ近くに旧町境の表示板があります。。。

20.小糸古歩灯▼更新済み▼

途中で降りた理由はこれを見たかったからです。
電車の車窓から見て古い歩灯かと思いましたが、予想どうり小糸の比較的古い歩灯です。
側面の蓋止め金具が四角いタイプです。

車両灯器のほうですが、試験的な設置かを疑う京三分割西日対策もありました。
そろそろ帰る時間がきてここで探索終了にしました。
探索を終えてからの一言
   秋田市内はこれまで何回か私目的で何回も行っていますが、いざ信号探索をすると珍しいものを沢山発見でき、本当に驚きました。ところで、皆さんは恐らくご存知だと思いますが、実はこの日に大きな地震が宮城県沖で発生し、秋田新幹線が一時ストップしてしまうというハプニングが発生しました。しかし、日中は良く晴れていて探索には丁度いい状況でした。撮影協力してくださいました文顔さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m

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