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遂に交通信号機の展覧会初! の、北・東日本以外の特集です。

もう取材からかれこれ3年以上が経過してしまいましたが・・・それでも大きく公開したいと思います。
今回ご一緒させていただいたのは「真塚太雄のトレッシングタウン」運営の京三製作ファンさん(両日)と、「交通信号機フェスティバル☆」運営の右折信号灯器さん(2日目のみ)で愛知県・岐阜県を取材してきました。
東日本では、まず見ることの出来ない信号機ネタが沢山ありお二人と様々な情報交換等をしながらオフミを楽しむことが出来ました。
3年前なので、当時の様子を伝えることは難しいかもしれませんが画像で色々説明できればと思います。
基本的に角型ネタがメインです。

では早速ですがどうぞ。

★2013年 1月 6日最終更新★
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1日目は京三製作ファンさんと、愛知県内の貴重な角型灯器をメインに取材。
移動は京三製作ファンさんの車でしてきました。
生憎の小雨模様でしたが、現在では撤去されてしまっているネタで私の知らないものも紹介いただきかなり充実した探索が出来ました。。


(雨模様の為、画質がかなり荒れてしまっていますのでご了承ください。。。)

京三製角型濃色レンズ

「とにかく撤去されそうな角型の場所を中心に廻って頂ければ・・・」という要望で、あとは任せてしまった身勝手な私ですがそれでも親切にしてくださった京三制作ファンさんに最初に紹介していただいたネタがこれです。
他サイトでも再三紹介されていて、ネタの新鮮味が無く申し訳ありませんが是非見たかった場所であったので感激致しました。
古い背面板が付いていることにも味があります。
全国でも、ここを含め既に数箇所しか残存していない絶滅寸前ものです。

YY予告灯

愛知名物の二位の黄色予告灯です。
前方の関連交差点の信号サイクルにかかわらず、常時左右の黄色が点滅しています。
こちらも角型で貴重ですが、昭和50年代の新し目の角型です。
灯器は角形なのに、制御器は当時設置されたばかりの最新型・警交1013号で驚きました。

濃色レンズの次の世代

日本信号製の角型灯器の方ですが、よく見てみると電球交換する時に開閉する蓋が古いタイプのものになっています。
これは昭和43年以前に製造された角型の特徴的な部分で、銘板を見ると昭和43年の製造でした。
これも全国的に絶滅寸前ネタです。
同じ交差点にあった小糸製の角型は、25cmφレンズで愛知県内ではまだ幾らか残存しているようです。

縦の20cmφ角型(撤去済み)

安城市内の、この角型も案内いただきました。
昭和40年代以前は、現在のシグナルグレー色の塗装ではなく緑系の色が信号機の標準であったようで
上塗りの前者の塗装が一部剥がれて後者の塗装が現れていました。
更に、背面板も残っていて古参灯器ファンにとっては言うこと無しの感動ものだったと思いますが
近年遂に更新の手がかかってしまい、撤去されました。。。

二段重ねに筒型フード

これも愛知名物の、角型2段設置で更に筒型フードの灯器も付いているという面白いものです。
レンズの色を良く良く見てみると、上段灯器と下段灯器とで異なっているようで後者の方は角型の旧型でよく見られる緑が強い色をしていました。
それもその筈!?、銘板を見てみると上段がS46年製で下段がS44年製と後者の方が古いものになっています。
但し、前者の方は青レンズを交換された可能性もありそうですが・・・いずれにしても面白い設置ネタを探している方には必見のネタです。
単独設置の灯器にも、筒型フードが付けられています。

小糸製作所(撤去済み)

驚くことに、交通機器分野が小糸工業に移管する前の世代の灯器が予告灯で残存しておりました。
アームの錆具合が古めかしさを物語っているかのように見えます。
左側のレンズが、別メーカーのレンズに交換されてしまっていますが右は当時のままだと思います。
いずれにしてもいい物を見させていただきました。

今や東京都以外では珍しい?

この場所も、信号ファンの中では結構知られている所だと思います。
京三製角型の両面タイプです。
「三位交通信號機」銘板で、今や全国的にもレア級であることはほぼ間違いないようです。
恐らく、蓋がある方が裏面で無い方が表面かと考えられます。
この場所に1基のみの残存です。

角型2段重ねのYY予告灯

角型ファンでも度肝を抜かされる、二位のダブル予告灯です。
当然、両方向には交差点がありますが角型であるのはこの予告灯のみでした。
角度調整されているところが、これまた驚きです。
極端に言ってしまえば、これが見れただけでも本当に満足!というものでした。

異なるメーカーの2段重ね・縦型の角型(撤去済み)

1日目の最後は、京三制作ファンさんにお願いして私の気になっていた場所へ。。。
実は前日に愛知県入りした時に、偶然通りかかったこの場所で角型を見たのでそれが気になっていたのです。
秋の始めとは言え、18時を過ぎてしまえば日没になってしまうのであまりまともに撮影できませんでしたが
後日撤去の情報が上がり、記録しておいて良かったと今では思っております。
時間も時間だったので、1日目はこれでお開きになりました。
運転して頂いた京三制作ファンさんには、私の我儘を聞いて下さり本当に申し訳ありません、そしてありがとうございます。
引き続き2日目もご一緒して頂きましたので、次回にもその様子を掲載しようかと思います。

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