これまで結構秋田県内を探索してきましたが、その中でも面白い試験灯器を紹介していきたいと思います。 他県でいう、「試験灯器」というと大抵は試作のLEDという感じですが秋田県では少し違った形で「試験灯器」が設置されています。 それは、雪国ならではの設置という特別な状況があるようです。 ではでは、数が少ないかもしれませんがご覧くださいませ。 |
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2013年10月19日 最終更新(2017年5月6日非公式・撤去情報等追加) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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設置の様子★横手市の積雪対策灯器▼撤去・更新済み▼「Sig-nal-Z」のサイトでも紹介されていますが・・・私はこの灯器の存在を忘れておりました。。。 秋田に一時期住んでいながら、これは本当に恥ずかしい思いです。 見た感想としては・・・既存の灯器をベースとしながらも立派な積雪対策灯器だと思いました。 特に、灯器上部が積もりやすいところなのでその部分が急斜面になっています。 実際に積もったところを見ていませんが、今度冬に行く機会があればまた見に行きたいと思います。 電球式なので、レンズに雪が付着してもある程度溶けてくれるので問題なし? 信号機は視認性が結構重要なので、私は雪国では電球式のままでも良いような気がします。 09年GW秋田オフより、撮影協力;梶さん 一見普通のLED灯器に見えますが、レンズカバーが特殊な形をしていて雪対策の灯器となっています。 こちらは「積雪対策」というよりも、「着雪対策」と言った方が正しいかもしれません。 日本海側の雪は、風を伴った横殴りの吹雪になることが屡ありLEDでは殆ど雪が溶けない為、雪がレンズに付着してしまいます。 この灯器は、レンズカバーを凸型にして風が吹いたときに雪が溜まり難くしていると共に、斜め下向きにすることにより雪を出来るだけ下に落とす効果があるようです。 この変形した形のレンズカバーが付いている為、フードの形状も特殊になっています。 秋田では海岸から内陸の向きに吹雪く為、西向きに1基のみですが設置されています。 オマケとして、矢印灯器の銘板を載せておきます。この交差点の東西方向に4基ありますが、京三銘板の樹脂セパ灯器は結構珍しいです。 小糸製のようで、形状も能代のものと同じようです。 こちらも西向きに1基だけ設置されていました。 銘板を撮り忘れたので、後日また調査したいと思います。 補助灯器も小糸DK2型のように見えますが、こちらは着雪対策がされていない普通の灯器です。 さらに銘板を見てみると・・・「1V3GYRDL」もともとレンズユニットLEDを粒LEDに変えられたようです。 2010年2月更新後 車両用灯器の電球式灯器が、全て電材薄型に交換されました。 その際、あった小糸LED2基を側道側に移設。 海岸から内陸の向きに吹雪くので、南向きに設置しては着雪効果が十分に発揮できないと思います。 因みに着雪しやすい西向きは着雪対策が施されていない普通の薄型灯器です。 ↓ 2013年度に、交差点の車両用灯器が全てコイト製フラット型灯器に更新されました。 |
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以下、かつての「シークレットページ」にあった内容です。 誠に勝手ながらページを合体させていただきましたm(_ _)m (削除要請が来ましたら速やかに削除しますので予めご了承の上お願いします) ★着雪対策灯器(1) ★着雪対策灯器(2)▼撤去・更新済み▼ ★着雪対策灯器(3)▼撤去・更新済み▼ ★着雪対策灯器(4)▼撤去・更新済み▼ 参考:着雪時 |
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