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時事特集-とちぎに京三新型灯器登場

2013年8月頃に、全国で初設置された京三製の最新型灯器が早くも9月にとちぎで登場したため急遽特集を組んでみました。

2013年 9月 27日作成
2013年 10月 19日最終更新
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↑1回目撮影分(バイパス開通前)

↑2回目撮影分(バイパス開通前)
カバーのかかっている灯器も稼働していました。この日は道路標示線を引く業者が来ていました。
まさかのまさかです!別の掲示板で福岡県でモデルチェンジの最新型灯器が設置されたという情報を見て、羨ましいと思って口をしゃぶるように見ていた僅か1ヶ月後。
梶さんより、「見せたいものがあるから今市に寄ってみて」と言われ「もしかして・・・」という淡い期待を膨らませ車を走らせると、突然その灯器が現れました。

発見情報は福岡、岡山に続いて3県目。
試験灯器の導入はかなり消極的(今のところ多分常盤電業製のLED電球のみ)で、しかも今までの最新型導入は慎重で県内で初登場した時には既に全国的に広まっているというタイミングでしたので、それに比べるとかなり異例の速さと言ってもいいのかもしれません。

ここは、宇都宮市街から日光の社寺へと続く観光国道のR119号で樹齢数百年?の杉並木で道路の拡幅ができないため新たなバイパスが建設されています。
今回、そのバイパス新設とともに既存交差点の線形改良により新型灯器に更新されたという経緯であります。

で、初めて見た京三製最新型VSS灯器ですが細部をよく見てみるとVSP灯器のようにレンズ淵部分に溶接跡があることや裏側に凹の補強模様があることから、これは恐らくアルミではなくステンレスだと思われます。
また、仕様書の基準に合わせるためかサイドカバー「耳」が付いていますが以外にも簡素な作り(失礼ですが・・・恐らくコスト削減でしょう)になっています。
まだ登場したばかりなのでこういうことを言っているのかもしれませんが、これはデザインに慣れれば気にしなくなるでしょう。
筐体全体的に見ると、未成的な雰囲気もあるので今後マイナーチェンジも可能性としてありそうな気がします。

矢印付きのVSSは恐らくネット上で殆ど公開されていないと思いますが、この交差点・・・両面が三位ということは・・・現在の青点灯が道路開通前の一時的な措置と考えられ、貴重なものになりそうですね。

一応、時事特集として今回は組んでみましたが栃木県内で速達登場となると全国規模で広まっていくのも時間の問題ではないかと考えています。
↑3回目撮影分(開通後)

バイパス(新道)開通後の変更点

・交差点の線形の影響か、国道側が右折分離方式に変更された
・旧道の封鎖


遅場せながら、開通後の様子をアップさせていただきます。
開通後の交差点の信号制御が変更になりました。
R119側が両方向とも右折分離方式に変更、矢印のみの制御となっていました。
交差点内の更新されなかった灯器も、今回では全て更新完了となりました。
右折分離方式の制御になったのは、R119側が丁度交差点の所でカーブになっていて
見通しが悪くなっているためかと考えられます。
今回の新道開通は交差点から見ると宇都宮方向でございます。
なお、旧道ですが周りに民家が少ないためか封鎖されていました。

以上、新型灯器及び道路開通のレポートでした。
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