交通機器調査所

１．各装置のはたらき

・「SS形端末区間用無線伝送装置」

２．17都道県各地で見られる交通機器

★秋田県

信号制御機系統

押しボタン箱

★福島県

●視覚障害者用押しボタン箱 主に音響装置の有る交差点に設置されています。 通常、音響用スピーカーがあっても鳴動しない交差点ではこの白い押しボタンを押すことにより鳴動が始まる仕組みになっています。 福島県では視覚障害者にボタンの存在を知らせるためか、本体下部にスピーカーがありそこから公共施設でも聞くような「盲導鈴」が鳴る仕様です（2002年製からはスピーカーが無い＝鳴らない仕様になっている模様）。 ボタンを押した瞬間、「ピピピピピ！」と鳴ります。 最近は設置されなくなる傾向にあり、配線自体が切ってあるのか作動しないボタンもあるようです。 一時的に警交仕規が振られていましたが、他県では滅多に採用されないのか警交無しの独自仕様です。
Ｗ１		福島県内でたまに見かける三工社銘板の押しボタンです。 思ったよりも多くあるようです。 場所：郡山市香久池1丁目
Ｗ２		県内の中心市街地では埋め込み型もあります。 銘板が無いため、メーカーは不明です。 場所：郡山市虎丸町
Ｗ３		県内の灯器シェアでも高いコイト製のボタンもあります。 警交仕規２１７号が振られています。 形式：ＢＳ−２ 場所：郡山市西ノ内
Ｗ４		▼撤去済み▼ 昭和５４年製があると言うことは、古くからこの仕様形態が存在していたようです。 （後日交差点画像を追加予定です） 場所：郡山市中町
Ｗ５		２０００年代になると、各地で通常の黄色押しボタン箱の薄型仕様が出回りましたが、こちらの仕様も薄型が登場していました。 薄型になってからはスピーカーが無く盲導鈴が鳴らないタイプになりました。 形式：ＢＳ−３？ 場所：郡山市虎丸町
Ｗ６		会津若松にも、薄型の白い押しボタン箱がありました。 恐らく「Ｗ５」と同型と思われます。 形式：ＢＳ−３ 場所：詳細失念・恐らく会津若松市追手町と思われる

●押しボタン箱
Ｙ１		▼撤去済み▼ 福島県内でも、少数箇所ですが内照式の押しボタン箱があります。 撮影当時、球切れしていたのか点灯しませんでした。 電球式特有のワット数の欄があります。 場所：郡山市桑野５丁目
Ｙ２		ＬＥＤ表示が２面あるのが「２」形押しボタン箱です。 福島県内で、日本信号のシェアは少なく貴重です。 主に同シェアのある、会津若松やいわき周辺で見かけるようです。 形式：ＥＡ３１０４Ｋ 場所：郡山市開成４丁目

●交通弱者用押しボタン箱 こちらは設置されている地域も多いかと思います、大型の押しボタン箱です。 本体上部に、杖を持った人がモチーフになっているシルエットが描かれているのが特徴です。 福島県内では、視覚障害者用押しボタン箱だけでなくこの押しボタン箱も設置されていて、場合によっては両者併設されている交差点もあります。 押すと、歩行者用信号の青の時間を延長する役割があるようです。
Ｂ１		この交差点の国道横断側のみ設置されています。 県内では主に交通量が多く、弱者にとって横断が難しい箇所に設置されているようです。 形式：ＷＳ−２−２ 場所：郡山市安積２丁目