ついに発見!!広島型二段前後設置灯器 交通信号掲示板

前々から、合成写真 (これ) を作るなどその存在をアピールはしていたものの、
すでに広島では絶滅したものと思っていた素材。そんな中、越後屋さんがご自分のホームページで
愛知県にあった同様の灯器をホームページで紹介され、また、昨年末の特集では、私自らが、
京都にて同様の灯器を撮影に成功。ますます、広島タイプを見てみたいと思っていた、そんなとき、
音戸大橋の取材でたまたま通った道に… 私は思わず寒気がしました。鳥肌が立ちました。
そうです!これです!!以前広島に標準として設置されていた二段式の前後灯器というのは、まさしくこれです。
しかもこの交差点には、ロングアームタイプと、ショートアームタイプの二種類があり、
特にロングアームタイプは、現役時代も余り数がなく、超レアな素材です。
私が小学生時代に使用されていたこの灯器、ぜひご覧下さい。

※今回は場所が限定できる固有名詞に対してマスクをかけました。地元の方はわかると思います。
探してみてください。設置場所に関しての掲示板の書き込み、iida宛のメールはご遠慮ください。

(取材日 2001年1月8日)

■広島県警担当者の方へ、ご覧になっていることを期待して…(^^;;
私は、現状の設置状況(視認性、安全性)で問題がございません様でしたら、残していただきたいと
切望しております。この信号灯器は広島の交通信号を語る上で非常に価値のある灯器です。
ごく個人的な要望なのですが… 無理かなぁ…(^^;;

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無断での二次利用を堅く禁じます

1  (上側灯器プレート)       (下側灯器プレート)




日本信号 - 交通信号灯 ED1020
(上下共)
S.48 広島県

おーーーーーーっ、日本信号の角型のロングアームです。なんと懐かしいのでしょうか。
しかも、現役時代でも、ロングアームは珍しいものでした(^^;; これをはじめ見たときは、感動を通り過ぎ、
唖然・呆然・絶句してしまいました。私がこれ以上多くを語る必要は無いと思います。
この手の前後設置は、角度調整が出来るのが特徴なのですが、後方灯器は、低めの位置にあり、
車両によっては、ギリギリ引っ掛けてしまう車両もあるようです。
この灯器も、引っ掛けられたときに出来たと思われる凹みがあり、また、角度調整金具がひずんでしまっています。
こういうのもどうかとは思いますが、そこがまた、いい味を出しているのですが…(^^;; 広島県警の歴史的遺産です。
2
日本信号 - 交通信号灯 ED1020 S.48 広島県
従道側の灯器も、もちろんこのタイプです。広島ではこの灯器とゼブラ板が、スタンダードでした。
逆を言うと、この灯器以外の、小糸の灯器や六角ゼブラ、これよりさらに古い緑に塗装された灯器を見たときは、
子供心に胸を弾ませたことをしっかりと覚えています。
3  (上側灯器プレート)       (下側灯器プレート)




日本信号 - 交通信号灯 ED1020
(上下共)
S.48 広島県

こちらはショートアームです。ごく一般的で、このタイプは、家の前にもあったタイプです。
余談ですが、丸型灯器がスタンダードになった頃、そうだな、昭和54年前後かな?そのころ、後方灯器が取り付けられていなかった
角型灯器に、新たに後方灯器を取り付ける際、広島県警では、標準になったばかりの25センチの丸型灯器を
角型灯器の下に後方灯器として取り付けていました(^^;; 私的には、広島県警ナイス!と子供心に思っていたことをを
今でも覚えています(^^;;
4
日本信号 - - - - 広島県

二段重ねの核心、角度調整兼、二段重ね金具です。

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