今回は広島にもあった「踏切専用信号」特集をお送りします。 
        踏切と連動する信号は広島にも数カ所有るのですが、 
        踏切に対しての専用信号機があるのはここだけではないでしょうか? 
        この分野の制御は、鉄道側インターフェイスも製造している日本信号が 
        やはり強く、日本信号の地点感応制御機と、踏切信号受電部とを 
        組み合わせた「踏切対応全感応交差点」の様でした。 
        今回お送りするのは、その素材編です。 
        踏切感応信号にはどのような素材が使われるのか。 
        うーーーん(^^;;私は鉄道ファンではないのですが、 
        この世界、鉄道ファンの方が多いのも確かですので、 
        是非是非お楽しみ下さい>^_^< 
        なお、制御に関しては、また今度やらせて下さい(^^;;
            
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                | 日本信号 | 
                23 | 
                金属製 
                車両用交通信号灯器 | 
                1H33 | 
                H.元 | 
                福山市横尾町 | 
             
            
                はい、出ました>^_^< 「踏切専用信号」です。 
                制御は主道側に向かう方が、交差点の従道信号と連動。 
                川の方に向く方向 (筒庇) が主道側青の論理和的制御。 
                難しい説明ですが、要は主道側が青、ないし従道側に矢印を出している場合、 
                青になります。ビデオをご覧になればお解りかと思いますが、 
                すぐに青になります。 
                列車通過時 (一番下の大きな写真を参照下さい) 非常に賢い制御でして、 
                踏切が鳴り出す前に 黄→赤と燈火を切替、その後踏切が鳴り始め遮断機が下りる。 
                と言った感じでした。 
                踏切が降りているときは、主道側信号に赤を出し、矢印によって、主道路側しか 
                行き来できない仕組みになっています。 
                制御を見ていて感心していたのは、踏切感応時の臨時制御移行と、臨時制御終了の 
                その、なめらかさ。(^^;; 
                非常に自然で、これなら、信号さえ見ていれば、事故は起こらない、と感じました。 | 
             
         
        
            
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                | 日本信号 | 
                23 | 
                金属製 
                車両用交通信号灯器 | 
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                  | 
                福山市横尾町 | 
             
            
                こちらは南行きの主道路灯器です。取り付け方法が非常にユニークだったので 
                撮影しました。 
                電柱直取り付けは珍しくないのですが、この手の上からぶら下げる金具を 
                使用しているのは、広島県内でもあまりありません。 
                広島市内では、歩道橋に設置された信号でたまに使用されている程度です。 | 
             
         
        
            
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                | 日本信号 | 
                28 | 
                地点感応式 
                交通信号制御機 | 
                EC9420H | 
                H.元 | 
                福山市横尾町 | 
             
            
                こちらがその複雑な制御をしている制御機群です。 
                まず左側が信号制御機ですが、地点感応制御機を使用しているのがミソで、 
                リコール機能 (感応機能) が標準で搭載されています。 
                右側の踏切信号用中継函は旭日彰マークがないため鉄道管轄と思われますが、 
                この箱の中で踏み切り信号を信号制御機の感応信号に変換しているのでしょう。 | 
             
         
        
        
        
        ←4. 
        踏切電柱の様子。 
        踏切信号らしく、電柱は交通信号用のものを用いているのが非常に珍しい。 
        正式名称は知らないが、下から、 
        ●非常用押ボタン (JR管轄) 
        踏切内でトラブった時に押すボタン。普通に踏みきりにありますよね(^^) 
        ●警交仕規34号 超音波式車両用感知器 日本信号製 (警察管轄) 
        これは、従道側に設けられた信号機感応用の感知器制御機 
        ●踏切灯+故障お知らせ灯+スピーカー+踏切灯+スピーカー (JR管轄) 
        一般的な踏切柱の構成と思われます(^^;; 
        ●車両用信号灯器のアーム (警察管轄) 
        踏切専用信号が取り付けられています。 
        ●赤外線式無線通信装置 小糸工業製 (警察管轄) 
        この先にある隣接交差点と、連携をとるための通信装置。 
        位置的に「橋」なため、ケーブルを渡すのが困難なので、無線式となっている。 
        ●端子箱 (警察管轄) 
        広島名物円柱形の端子箱。 
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