トップページへ移動 電材分割分類基準

信号電材分割タイプの細かい違いを解説。見たままでの違いを勝手に説明しています。
基準
種類
写真、説明
筐体
薄目
薄目

レンズの周りが信号電材製(純正?)とは異なり出っ張っていないタイプ。
日本信号、京三、小糸製に多く、信号電材製はLED矢印などごく一部。
(写真は小糸製)

出目
出目

レンズの周りが信号電材製(純正?)と同じく出っ張っているタイプ。
信号電材製は一部を除きこのタイプで、他の3社は出っ張っていないタイプが圧倒的に多い。
(写真は京三製)

♯庇
#庇(6箇所留)

庇が上(下)左右、2箇所ずつ計6箇所で固定されているタイプ。
昭和末期〜平成5年頃の灯器によく見られる。通常の型の庇では下側は使用されず、ネジ止めの穴が空いているか、ネジが留めてある。
(左:小糸製、右:小糸製)

+庇
+庇(3箇所留)

庇が上(下)左右、1箇所ずつ計3箇所で固定されているタイプ。
平成5〜7年頃の灯器によく見られる。6箇所留めタイプと同じく通常の型の庇では下側は使用されず、ネジ止めの穴が空いている。
(左:小糸製、右:京三製)

×庇
×庇(4箇所留)

庇がレンズの中心から見て斜め45度の方向4箇所で固定されているタイプ。
平成8年以降の灯器によく見られる。取り付け部の裾が長いため、通常の型の庇でも4箇所全てが使用されている。
(左:小糸製、右:京三製)

レンズ
レンズ
レンズ
レンズ
スタンレー網目
スタンレー網目(レモン)

京三、日本信号が採用しているスタンレー製レンズ。信号電材でもマレに使用されている。
このタイプは点灯時はわかりにくいが黄色が明るくレモン色になっている。
電材分割筐体以前の筐体でも使用されている。

小糸網目
小糸網目(青)

小糸製灯器に使用されている小糸製レンズ。
スタンレー製より青が若干青く、網目が縦長な感じ。

※小糸網目レンズには鉄板や樹脂灯器で使用されている、青が緑色のものもあるため(青)を付加しています。

スタンレーブツブツ
レンズ種類
スタンレーブツブツ

京三、日本信号が採用しているスタンレー製レンズ。信号電材でもマレに使用されている。
小糸製と比べると、模様の縦方向の筋間隔が広く横1列ずつ交互に並んでおり、パッと見では斜めに格子状に線が入っている感じ。
電材分割筐体以降の筐体でも使用されている。

小糸ブツブツ
小糸ブツブツ

小糸製灯器に使用されている自社製レンズ。
スタンレー製と比べ、縦方向の筋間隔が狭くい。パッと見では縦長のドットが並んでいる感じ。
電材分割筐体以降の筐体でも使用されている。

多眼
電材多眼

擬似点灯防止用に細かいレンズ部分がびっしり並んでいる。近くから見ると確認できる。
電材分割筐体以降の筐体でも使用されている。
青は間近から撮影、黄は遠くから撮影。電材分割筐体の場合、薄目タイプには入らないようで出目タイプのみ。

LED
LED(発光ダイオード)

円周上にLED素子をちりばめたタイプ。信号電材のものは大粒。

トップページへ移動 電材分割分類基準アドバンス

上記項目および電材分割種類では分類していないその他の相違箇所。
矢印取付準備
矢印取付準備
穴なし

青の下側

黄の下側

赤の下側
■穴なし
灯器下側に矢印を取り付ける為の準備はされていない。平成7年頃までの灯器で見られる。穴は水抜き用

初期穴外蓋

青の下側

黄の下側

赤の下側

補足写真:黄の下側(90度回転)拡大
■初期穴外蓋
初期の矢印取付金具用の穴で青黄、黄赤のでそれぞれ5穴セットになっており、黒いゴムのようなもので外側から塞がれている。(「穴なし」と同じ部分の穴は水抜き用の穴)
なお、初期の矢印取付用金具では青・黄・赤の真下に矢印を取り付けることが出来ない。
平成2年頃から佐賀県の一部で見られる。

内貼り

青の下側

黄の下側

赤の下側
■内貼り
矢印取付用の穴が内側からシールのようなもので塞がれている。平成7年頃からの灯器で普通に見られる。
青赤は黄色に近い側に5つ穴が空いており、黄は青側に3つ、赤側に2つの穴が空いている。
大きな穴はケーブル用、小さな穴はネジ用。また、塞がれていないさらに小さな穴は水抜き用。

外貼り

青の下側

黄の下側

赤の下側
■外貼り
矢印取付用の穴が外からシールのようなもので塞がれている。平成7〜8年の一部の灯器で見られる。
シールは青黄赤それぞれに2枚ずつで、大きなシールはネジ穴2つとケーブル用の穴、小さなシールはネジ穴2つを塞いでいる。

外蓋

青の下側

黄の下側

赤の下側
■外蓋
矢印取付用の穴が外側からキャップのようなもので塞がれている。平成8年頃以降の一部の灯器で見られる。
なお熊本県の場合、平成8年頃以降はこのタイプが標準で、内蓋のものはあまり見かけない。
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