全国的に見ると珍しい原付小回り右折の区間規制です。├形交差点で原付の二段階右折に適さないため、区間規制により早めに小回り右折であることを原付ドライバーに周知しているのかと思いきや、なんと対象となりそうな交差点のすぐ手前で規制が解除されています。つまり、交差点自体は小回り右折規制の対象となっておらず、原付は多通行帯の信号交差点で義務付けられた二段階右折をしなければなりません。

区間始まりの標識を見て右折車線に入ってしまった右折原付は、規制解除の標識に気付いた時に、進路変更禁止規制に2回違反して左端車線に進路変更するか、そのまま右折方法違反で小回り右折するしかありません。 以上のように交差点のすぐ手前で規制を解除するのは不自然であり、また、この交差点には二段階右折原付が右に向きを変えたときに見る信号がないことから、公安委員会としては、交差点も含めて規制の対象としようとしている可能性があります。しかし、交差点自体も規制の対象とするのなら、交差点の奥に規制解除の標識を設置しなければなりません。 ※画像は、ドライブレコーダーのキャプチャー画像です。
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