この付近には住友化学の大きな工場があり、かつて多くの従業員が通勤に自転車を利用していたため「並進可」の指定が行われていました。ここから指定区間が始まりますが、対向側に区間の終わりの標識は設置されていませんでした。約500m進むと工場の正門に至ります。区間の始まり約150mは、道幅が狭く、大型等の通行が禁止されています。自転車よりも原付が頻繁に通行する印象でした。
新聞報道によれば、昭和39年9月に開始されたこの指定は、自転車が減少し、自動車の通行の妨げにもなることから平成30年5月11日に新居浜市内のすべての指定区間(4区間)で指定が解除されたとのことです。
前述の工場正門前の交差点に「並進可」標識が1枚設置されていました。区間を表す補助標識がないので補助標識「区間内」が省略されていたものと思われます。工場正門から見て直進方向と左折方向が指定区間と思われ、その両区間に係るように交差点に設置し、区間内としていたようです。前述の場所の標識とは時間が異なっていました。また、ほかの場所の標識とは描かれた記号が異なっていました。
平成30年5月11日に指定が解除されました。
前の場所(工場正門)から左折して約200mほど進み、さらに右折して約550m進んだところの対向側です。区間を表す補助標識はありませんが区間の始まりと思われる標識が設置されていました。区間の終わりの標識は設置されていませんでした。大型自動車が頻繁に通行する道路です。
この道路の北端には住友化学の大きな工場があり、かつて多くの従業員が通勤に自転車を利用していたため「並進可」の指定が行われていました。画像は工場正門への北進方向で、区間の始まりから約300m進むと工場の正門となり、指定区間が終わります。「始まり」「終わり」とも標識が設置されていました。普段は工場へ出入りする大型自動車が頻繁に通行するので、特定の時間のみ並進を認めていたのは納得できます。
画像は工場正門からの南進方向で、「始まり」「終わり」とも標識が設置されています。
道路標識・道路標示・区画線
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