道路標識等<福井県> 環状交差点

大野市の環状交差点




撮影 福井県大野市 掲載 2021/4/25

R158と道の駅出入口との接続部分に整備された嶺北初の環状交差点です。道の駅「越前おおの荒島の郷」オープン前日の令和3年4月21日に供用が開始されました。現在は3差路ですが、将来はE67中部縦貫自動車道の大野東ICも接続し、4差路となります。

県内、幹線道路での採用は初めてです。取材時は、道の駅オープン直後の週末とあって、道の駅の駐車場は常に満車状態で、道の駅方面へ流出しようとする車両が度々環道で停止してしまい、警察官やガードマンが交差点内で止まらないよう停止車両に声をかけていました。環状交差点へ流入するR158でも渋滞が発生してしまい、渋滞が伸びるたびに警察官がR158の片方の流入を止めて交互通行としていました。

環状交差点の標識は、3枚中2枚が誤って上下逆に設置されています。

素晴らしかったのは、頻繁に通るE67中部縦貫自動車道(油坂大野道路)の工事用ダンプカーの環状交差点における合図の出し方が完璧でした。

美浜町の環状交差点


↑2017(H29)/8撮影 ↓2017(H29)/4撮影



↓2016(H28)/3、4撮影

※未供用だったが暴風でカバーが外れたもの
撮影 福井県美浜町 掲載 2017/4/29 画像追加 2018/1/1

美浜町の新しい住宅団地に整備された県内初の環状交差点です。平成29年4月15日に供用が開始されました。

ただ、標識が設置されたのは平成28年2月で、公安委員会の意思決定も平成28年3月4日に行われていました。公安委員会の意思決定まで行われ、いつでも供用できる状態になっていたのに、実際の供用までに1年以上もかかったのは住宅団地を整備していた自治体の都合でしょうか?

なお未供用の間、1年以上にわたって標識にカバーが掛けられていましたが、その影響か、供用開始時には標識表面のコーティングが剥がれたり、青色が剥げたりして非常に醜い状態となっていました。画像では、一部は大丈夫そうに見えるかもしれませんが、(全方向)4枚とも表面のコーティングはボロボロです。設置から1年以上たってやっと日の目を見た標識ですが、これだけひどい状態だとすぐに交換されてしまうことになるでしょう。

また、4枚中2枚は上下逆に設置されています。せめてこれだけは早急に直していただきたいところです。

※その後、特に状態の悪かった2枚の標識が新品に交換され、上下逆に設置されていたものも修正されました。(2017/8確認)