道路標識等<福井県> 道路管理者設置

1枚の標識に北海道と九州の地名

↑2024/2 ↓2002/12
撮影 福井県敦賀市 掲載 2003/2/22 画像追加 2024/3/16

敦賀港には敦賀〜苫小牧を結ぶRORO船(トレーラーの荷台だけを切り離して積める貨物船)と敦賀〜博多を結ぶRORO船が就航しており、それぞれのターミナルが別の場所にあるため、「著名地点」標識で「苫小牧」「博多」のターミナルを案内しており、北海道と九州の地名を案内する標識となっています。

元々は敦賀〜苫小牧の航路しかなかったため「RORO船のりば」とだけ書かれていましたが、2019年に敦賀〜博多が就航すると「苫小牧」「博多」の方面表示を追加したものに貼り替えられました。

矢印の向きがおかしい

撮影 福井県池田町 掲載 2023/12/2

越前市(板垣経由)方面R417の分岐が、最初の標識では右折で案内していますが2枚目の標識では直進で案内しています。さらに交差点に近づくとR417の「国道番号」標識は右折の補助標識を附置しています。

実際には、ゆるい左カーブを曲がりながらの右折です。

交差点から離れているのに「方面及び方向」(108の2-A)を使用

↑2019/5撮影 ↓2021/5撮影
撮影 福井県池田町 掲載 2020/5/19 画像追加 2021/5/29

対象の交差点から約1kmも手前の地点ですが、交差点までの距離を表示した「方面及び方向の予告」(108-A)標識ではなく、「方面及び方向」(108の2-A)標識を使用していました。

その後、「1.0km先」の表示が追加されました。

撮影 福井県池田町 掲載 2023/12/2

対象の交差点から約1kmも手前の地点ですが、交差点までの距離を表示した「方面及び方向の予告」(108-A)標識ではなく、「方面及び方向」(108の2-A)標識を使用しています。

様式が異なる「都道府県番号」標識


撮影 福井県美浜町、若狭町 掲載 2023/2/25

2022年10月1日に三方五湖レインボーライン(旧三方五湖有料道路)が県道化されたのに伴い「都道府県番号」標識が設置されましたが、従来のものとは様式(縁の太さ、色合い、補助標識を含めフォント)が異なるものとなっています。これよりも後に県内の別の場所で設置されたものは従来の様式となっているため、ここだけ様式が異なっているようです。

横断歩道の近くに「歩行者横断指導線」を設置
撮影 福井県越前市 掲載 2023/2/25

横断歩道から約30m離れた位置に「歩行者横断指導線」が設置されています。しかし、道路交通法では横断歩道付近(通常の道路では概ね30m以内)での横断が禁止されており、ここを横断すると道路交通法違反になるおそれがあります。大きな工場と従業員用駐車場の間に設置されています。

色が違う

↑2005/2撮影 ↓2021/4撮影
撮影 福井県高浜町 掲載 2005/2/19 画像追加 2021/5/29

高浜町商工会のキャラクター「赤ふん坊や」が描かれています。左画像はおおい町(旧大飯町)側、右画像は京都府舞鶴市側ですが、おおい町(旧大飯町)側の「赤ふん坊や」はなぜか肌の色が青白いものとなっていました。

その後、正しい色のものに修正されました。

イラスト入り
撮影 福井県敦賀市 掲載 2010/9/26

「高波注意」。波のみが描かれています。

撮影 福井県越前町 掲載 2010/9/26

「高波注意」。クルマを越える波が襲ってきます。

撮影 福井県小浜市 掲載 2021/5/29

「大雨時冠水注意」。小浜市次吉の田園地域約2kmの区間を対象に設置されています。

撮影 福井県小浜市 掲載 2021/5/29

「大雨時冠水注意」。小浜市羽賀の田園地域約1.5kmの区間を対象に設置されています。

「ハト」
撮影 福井県大野市 掲載 2021/5/29

「幅員減少」標識と「├形道路交差点あり」標識が併設され「ハト」と書かれているように見えますが、間に「すべりやすい」標識が挟まっているため、「ハ〜ト」です。

特殊系
撮影 福井県美浜町 掲載 2020/11/2

補助標識「動物注意」あり。高速道路でよく見かけるイノシシの記号です。

撮影 福井県永平寺町 掲載 2017/7/8

補助標識「動物注意」あり。

撮影 福井県美浜町 掲載 2008/9/6

補助標識「動物注意」あり。足の細さから考えると、体がかなりデカイです。

方面がおかしい

撮影 福井県敦賀市 掲載 2020/11/2

r33とr142の交差点の案内で、北側の方面が「松原」となっており、ローマ字が「Matsubara」となっていることから「松原」という地名を案内しているようですが、松原町はこの交差点の南東側です。ただし、地元では単に「松原」と言った場合、「気比の松原」のことを指し、それであればこの交差点の北側ですが、それならば、併記英語が不適当と思われます。

撮影 福井県若狭町 掲載 2020/5/19

若狭梅街道のR162との交差点で、小浜方面からの右折先が「若狭」と表示されています。直進先の「美浜」のローマ字を消すほどの大きな表示です。しかし、ここはすでに若狭町に入ってから20kmほど来た地点であり、ここで「若狭」の案内をするのは不適当です。

なお右折先は、三方駅や町役場三方庁舎、ショッピングセンター、金融機関がある若狭市街(旧三方市街)です。若狭梅街道を通行する場合、若狭市街(旧三方市街)を素通りしてしまうため、「若狭市街」の意味で「若狭」と表示しているのでしょうか?

対向側も同様に表示されています。

詰め込みすぎ「主要地点」
撮影 福井県勝山市 掲載 2020/11/2

文字数が多く、特にローマ字が詰まりすぎて読みにくいです。

「県道番号」に「地名」を併設しない
撮影 福井県大野市 掲載 2020/5/19

福井県は「県道番号」標識を設置する場合、ほぼ必ず補助標識「地名」を附置しますが、ここではなぜか省略されています。

道の駅を案内する「サービス・エリア、道の駅及び距離」「サービス・エリア、道の駅の予告」


↑大野方面 ↓福井方面
撮影 福井県永平寺町 掲載 2017/7/8

平成26年4月施行の改正標識令で新設された「サービス・エリア、道の駅及び距離」標識と道の駅も案内できるようになった「サービス・エリア、道の駅の予告」標識です。

IC出口からの距離を案内する場合、「サービス・エリア、道の駅の予告(116の2-C)」を使用するのが通常かと思いますが、ここではIC出口を案内する標識(大野方面は400m手前、分岐直前、福井方面は1km手前)に併設する場合、独自の様式のものを使用しています。

「便所」
撮影 福井県南越前町 掲載 2016/11/17

北陸自動車道南条SA(下り)内です。


撮影 福井県若狭町 掲載 2014/7/22

舞鶴若狭自動車道三方五湖PA内です。なぜか白い縁がないため、特に「便所(126-C)」標識は、周囲に同化して見つけにくくなっています。なお、人の記号の形が標識令で定められたものではないので、道路標識ではないのかもしれません。

撮影 福井県敦賀市 掲載 2011/3/21

北陸自動車道杉津PA(下り)内です。

特徴的な「主要地点」名
撮影 福井県高浜町 掲載 2004/1/12 画像追加 2016/11/17

その名のとおり、通常「青」信号の押ボタン式信号です。

道路の愛称を表示

撮影 福井県若狭町 掲載 2014/7/22

舞鶴若狭自動車道の福井県内区間は、2014年2月、県により「若狭さとうみハイウェイ」の愛称が付けられました。この愛称は、観光PRや県市町主催の全線開通イベントで使用されていますが、道路案内上ではほとんど使用されていません。

舞鶴若狭自動車道の入口では、入口に「入口の方向」標識が、入口の概ね300m手前に「入口の予告」標識が設置されていますが、若狭三方IC入口の南2km手前には、愛称を併記した「入口の予告」標識が設置されています。通常、「入口の方向」標識や「入口の予告」標識は、高速道路の管理会社によって設置されると思われますが、愛称が併記されたこの標識は、県の案内標識柱に設置されており、県が愛称周知の目的も兼ねて設置した可能性があります。

撮影 福井県若狭町 掲載 2014/7/22

舞鶴若狭自動車道の2014年7月開通区間の「市町村」標識には、「若狭さとうみハイウェイ」の表示板が併設されています。

「敦賀」の案内がない
撮影 福井県若狭町 掲載 2014/7/22

舞鶴若狭自動車道若狭三方ICの入口分岐に設置された標識ですが、下り(東)方面の案内が「米原・福井」となっています。西隣の若狭上中IC以西では、終点でありJCTのある「敦賀」の案内をしています。補助的にでも「敦賀」の案内がほしいです。

なお、若狭三方IC、若狭上中IC、小浜ICは隣接しているにもかかわらず、入口分岐の標識による案内が、上り方面、下り方面ともバラバラです。
・若狭三方IC「米原・福井←→舞鶴・福知山」
・若狭上中IC「敦賀・北陸道←→舞鶴・京都縦貫道」
・小浜IC「敦賀←→大阪・広島(・舞鶴)」

福井県内に「広島」の案内
撮影 福井県小浜市 掲載 2014/4/21

舞鶴若狭自動車道小浜I.C入口料金所先の分岐にある案内標識で、中国自動車道経由で450km以上先にある「広島」の案内をしています。舞鶴若狭自動車道を吉川JCTまで進み、そこから西方へ進んだ場合、京都府・兵庫県・岡山県を経由しますが、広島まで県庁所在地クラスの都市を経由しないためです。

最近の標識にJHゴシック



撮影 福井県小浜市 掲載 2014/4/21

2010年7月から各高速道路会社の案内標識のフォントがJHゴシックからヒラギノに変更され、一般道路の道路管理者が設置する案内標識でも高速道路関連の部分では、基本的には同様に変更されていますが、2011年7月供用の小浜I.C付近で県が設置した案内標識では、JHゴシックで表記されています。ただし、「狭」の字はJHゴシックの文字が作成されていないようで、通常の角ゴシック体となっています。

重複区間で大きい番号のみを表示
撮影 福井県南越前町 掲載 2014/4/21

R305とR365の重複区間に設置された「方面及び距離(106-A)」標識に経由路線が表示されていますが、表示されているのは番号の大きなR365だけです。1つだけ表示するなら通常は小さな番号の国道を表示します。R305はこの先2.4kmほどで重複したまま終点を迎えますが、R365はこの先130km以上も続きます。

幅員減少いろいろ
撮影 福井県敦賀市 掲載 2014/4/21

左側幅員減少ですが、道路の形状を的確に表示しています。

撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/10/19

右側幅員減少。

撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/10/19

左側幅員減少。

撮影 福井県福井市 掲載 2005/2/19

一見「車線数減少」標識に見えますが、よく見ると車線数は減っていません。しかし実際の道路は車線数が減少しているので、標識中に描かれた破線は中央線を表しているようです。

撮影 福井県越前市(旧武生市) 掲載 2005/2/19

車線数は変わりませんが、路肩が無くなっています。導流帯を表す斜線が描かれています。

県道の重複区間
撮影 福井県南越前町 掲載 2012/1/31

県道の重複区間のため、両県道の「都道府県道番号」標識が併設されていますが、路線名の補助標識が下にまとめられてしまっているため、どちらの県道の路線名か分かりにくくなっています。それぞれの「都道府県道番号」標識のすぐ下に当該県道路線名の補助標識を附置するべきです。なお、r202が「中小屋武生線」、r203が「池田南条線」です。

農耕車に注意
撮影 福井県大野市 掲載 2012/1/31

広域農道に設置されています。似たようなイラストでも簡易的な標識(通常の警戒標識よりサイズの小さいアルミ板に穴をあけて支柱にボルト止めしただけのもの)をよく見かけますが、ここでは通常の警戒標識と同様に設置されています。

重複区間(「重複区間」の表示のあるもの)

撮影 福井県南越前町(旧南条町) 掲載 2003/2/22 差替追加 2011/3/21

ここから南が重複区間となっています。一般的に、重複区間でも番号の若い方の「国道番号」標識のみが設置される場合が多いのですが、ここの重複区間はR365にR305が割り込むような形で重複しているためわざわざ「重複区間」と表示しているようです。ただし重複の終わる旧今庄町側(R305の終点)にはこのような補助標識はありません。

道路管理者設置の公安委員会設置規制標識及び指示標識

撮影 福井県福井市 掲載 2002/10/26 差替追加 2011/3/21

福井県庁前の道路ですが、道路交通法の道路にあたらないのか、ご覧のとおり規制標識や指示標識を「福井県」が設置しているようです。標識の裏や標識柱に公安委員会のラベルが貼ってありますが、その上に白いテープを貼って隠してあります(隠されていない(白いテープが剥がれた?)ものもあります)。

道路標示も通常の道路とは異なり、「横断歩道又は自転車横断帯あり」が設置されていません。

英語併記
撮影 福井県南越前町 掲載 2006/8/24

「中央線」標識に本来必要のない英語が併記されています。ただ、本来なら「CENTER LINE」だと思いますが、誤って「CENTER LANE」(中央車線)となっています。「登坂車線」「走行車線」の表示板と同じよう様式であり、道路管理者設置だと思われます。

案内
撮影 福井県若狭町 掲載 2006/3/4

あとから書き足されているようです。

目隠し
撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/10/19

直進道路が未開通のため「十形道路交差点あり」標識の上の部分に黄色いテープを貼って「T形」にしてありました。現在は直進道路が開通しましたが、この標識が事故等の影響で破損し撤去されてしまいました。

カーブいろいろ
撮影 福井県越前町 掲載 2004/1/12

トンネル出口が緩やかにカーブしています。

逆配列
撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/10/19

信号の色の配列が逆です。設置業者やメンテナンス業者が上下を間違って設置したのでしょう。よく見かけます。

車線数減少いろいろ
撮影 福井県勝山市 掲載 2008/3/15

2車線から1車線へ。

撮影 福井県福井市 掲載 2006/3/4

中央線を実線で表しています。

車線数増加いろいろ
撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/10/19

1車線から2車線へ。

基本系
撮影 福井県南越前町(旧南条町) 掲載 2002/10/19

補助標識「動物注意」あり。タヌキの基本的なデザインです。と言っても、普通はタヌキがもう少し下向きで、敦賀IC付近にはそちらが設置されています。

しかし、タヌキってもう少し顔がとがっているような気がする・・・。

撮影 福井県美浜町 掲載 2004/1/12

補助標識「動物注意」あり。サルの基本的なデザインです。以前、この場所(R27美浜東バイパス)を通った時、実際に道路上にサルがたくさん居ました。

文字のみ
撮影 福井県福井市 掲載 2004/1/12

注意側溝あり。この先、側溝の蓋がありません。足元に注意していないと、歩行者や自転車は側溝に落ちてしまいます。

無料区間
撮影 福井県永平寺町 掲載 2010/9/26

平成20年8月の標識令改正で表示可能になった「無料区間」の表示があります。なお、ここから通行可能な全区間が無料区間なので、無料区間のインター表示はありません。

撮影 福井県勝山市 掲載 2010/9/26

平成20年8月の標識令改正で表示可能になった「無料区間」の表示があります。なお、ここから通行可能な全区間が無料区間なので、無料区間のインター表示はありません。

I.C名なし
撮影 福井県越前市(旧武生市) 掲載 2005/5/3

法令に例示されている道路名だけが表示されたタイプです。

交差点までの距離
撮影 福井県敦賀市 掲載 2008/10/6

県内一般道最長トンネル、旗護山トンネル(延長1790m)の敦賀市側に設置されています。トンネルを出た直後に分岐があります。

方面ネタ
撮影 福井県越前市 掲載 2008/10/6

記号ばかりです。

撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/10/12

方面がまったく書かれていませんが、「通行止」だけを表したいようです。

撮影 福井県鯖江市 掲載 2008/3/15

平成の大合併で福井県内に越前市と新・越前町が誕生しました。案内標識の通常の表記方法では両方とも「越前」となってしまうため、「越前市 Echizen City」「越前町 Echizen Town」と表記しています。

現在地を表示
撮影 福井県あわら市 掲載 2008/3/15

赤丸は現在地を表していると思われます。

距離ネタ
撮影 福井県福井市 掲載 2002/10/12

この標識は本来、方面と方向だけが分かればいいのですが、距離まで書いてあります。

旧型「待避所」
撮影 福井県敦賀市 掲載 2008/10/6

昭和61年10月の改正まで設置されていた旧型の「待避所」標識です。

撮影 福井県敦賀市 掲載 2008/10/6

標識の道路の部分が少し広くなっています。

撮影 福井県南越前町 掲載 2008/10/6

右側に「待避所」があります。

区間距離併記
撮影 福井県敦賀市 掲載 2006/8/24

国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所が最近設置している「登坂車線」標識には区間距離が併記されています。

「国道番号」標識が2枚
撮影 福井県越前市(旧今庄町) 掲載 2002/10/12

国道同士の重複区間に設置されています。

「国道番号」標識が4枚
撮影 福井県敦賀市 掲載 2002/10/12

2枚×2です。

「安全速度」
撮影 福井県福井市(旧美山町) 掲載 2004/6/11

福井県では初めて見つけました。

案内標識以外に「地名」
撮影 福井県敦賀市 掲載 2003/3/8

案内標識以外に「方向」
撮影 福井県南越前町(旧河野村) 掲載 2003/5/18

「方向(511)」は案内標識のみに併設されることになっていますが、なぜか警戒標識に併設されている場合もあります。どちらも道路管理者設置です。

矢印の向き
撮影 福井県あわら市 掲載 2004/11/11

なぜか矢印が真下を指しています。本当ならば「この標識よりも左側を通れ」という意味で、左下を指すのが正解です。

親子いろいろ(親子の図柄について)
撮影 福井県福井市 掲載 2003/5/24

福井市設置。

撮影 福井県敦賀市 掲載 2003/3/8

建設省(当時)設置か。