国道指定の2本の道路と県道1本が交差する「岡山町1丁目」交差点の東手前に設置された4連の「国道番号」標識(通称「4連おにぎり」標識)です。2019年9月第1週に設置されました。 この「岡山町1丁目」交差点と手前の坂ノ下JCTの間はR8、R27、R161、R162が重複しています。この交差点で一部の国道が分岐するため、重複するすべての国道の「国道番号」標識に補助標識「方向」を附置し、各国道の方向を案内しています。 「国道番号」標識を4枚も一列に並べて併設するのは全国的に見ても大変珍しいものです。 標識の配列は、番号順でもなく、直進優先でもありません。おそらくこの地点においてもっとも案内が必要とされるR27を最上位に置いて、あとは番号順といったところでしょうか。 この区間については、一般的にR27であるという認識が強く、かつてはR27の「国道番号」標識のみが設置されていたことがありましたが、より番号の若いR8の標識が設置されていないなどの事情もあり、しばらくはいずれの「国道番号」標識も設置されていませんでした。この区間は、青看板では西から進入する場合はR8と表示され、東から進入する場合はR27と表示されています。
R162の「国道番号」標識は、敦賀市内で初めて設置されたことになります。敦賀市内にR162が通っていることは、地元の人でもほぼ知らないでしょう。 なお、2020年6月の国土交通省福井河川国道事務所のツイートによれば、日本で唯一の「4連おにぎり」標識とのことです。また、この場所ではR27がメインのため、R8より上にある(大きい番号の方が上にあり「下剋上」と呼ばれる。)とのことです。 |