道路標識等<北海道> 公安委員会・警察署長設置

道内初「STOP」併記の「一時停止」標識

撮影 北海道苫小牧市 掲載 2017/10/30

訪日外国人の増加に対応するため、平成29年7月1日施行の改正標識令で従来の「止まれ」表示に「STOP」を併記した「一時停止」標識が新たに制定されました。

北海道内では7月1日に初めて新千歳空港近くの丁字路に設置されました。(標識裏面のラベルには「設置年月 平成29年8月」と表記されています。)

なお、同時に路面の「STOP」の法定外表示も設置され、これは全国初の取り組みとのことです。

一方通行路の右側を「停車可」指定
撮影 札幌市中央区 掲載 2017/10/30

札幌市街の一方通行路の右側で「停車可」の指定が行われています。

撮影 北海道小樽市 掲載 2017/10/30

小樽市街の一方通行路の右側で「停車可」の指定が行われています。

「60分」ではない
撮影 札幌市中央区 掲載 2017/10/30

市街地の一方通行路の右側で貨物(積5t未満)を対象とした「時間制限駐車区間」規制を昼間に行っています。貨物の積み下ろしを目的とした規制のため駐車時間が20分までとなっています。なお終日、全車両の停車が可能です。

道路の左側は、夜間に貨物が「駐車禁止」規制から除外されています。

ほとんどの信号交差点に「停止線」標識を設置
撮影 北海道小樽市 掲載 2017/10/30

北海道では、ほとんどの信号交差点の停止線の位置に「停止線」標識が設置されています。積雪で道路標示の「停止線」が見えなくなってしまうためです。

撮影 北海道余市町 掲載 2017/10/30

1灯点滅の交差点でも赤点滅側の停止線の位置に「停止線」標識が設置されています。

信号のある横断歩道に「横断歩道」標識を設置
撮影 北海道小樽市 掲載 2017/10/30

北海道では、主に押ボタン式信号の横断歩道に、本来は信号のある場合に設置しない「横断歩道」標識を設置しています。「横断歩道」標識を設置する場合、「停止線」標識は設置しないようです。積雪で道路標示が見えないときに交差点のための信号機なのか、横断歩道だけのための信号機なのかわかりやすくするために使い分けているのでしょうか?

ただし、押ボタン式信号の横断歩道でも「横断歩道」標識を設置せず「停止線」標識を設置する場合、信号交差点でも「停止線」標識を設置せず「横断歩道」標識を設置する場合もあるようです。

補助標識「中央分離帯」を「指定方向外進行禁止(311-F)」標識以外に附置
撮影 北海道苫小牧市 掲載 2017/10/30

北海道では、中央分離帯の切れ目に補助標識「中央分離帯」を附置した「指定方向外進行禁止(311-F)」標識を設置しますが、ここでは中央分離帯のある道路に交差する道路から右折させないための「指定方向外進行禁止(311-B)」標識に附置しています。

「高齢運転者等標章自動車駐車可」
撮影 札幌市中央区 掲載 2017/10/30

市街地の官庁街近くで、雪の影響がない時期のみ「高齢運転者等標章自動車駐車可」指定が行われています。標識は区間の始まりのみに設置し、補助標識で「ここから5m」として、終わりの標識を省略しています。道路標示により1台分の「平行駐車」指定が行われています。補助標識「区間内」を附置した「駐車禁止」標識を併設することで、「駐車禁止」規制が行われていることを明確にしています。

補助標識一体型標識
撮影 札幌市中央区 掲載 2017/10/30

北海道では、1.0倍サイズの円形の本標識と補助標識を1枚板で一体化した標識を設置する場合があります。本標識のみ又は補助標識のみの交換ができないのがデメリットですが、メリットとして考えられるのは、設置費用が1枚分で済むことでしょうか。