指導標識「重量制限」です。木製の標識柱が折れた状態で、川沿いの土手の草に引っかかって放置されています。雨ざらしですが、表示の色は鮮やかなままで、表面にはほぼさびが見られません。琺瑯処理されていると思われますが、当時の塗装技術の良さがうかがえます。
この重量制限規制は、橋に対するものと思われますが、この位置には橋がありません。昭和20年ごろの地図でも橋は確認できません。標識柱が折れた状態のものをほかの場所から持ってきて放置した可能性があります。
この標識の設置当初は、この先で道路が急に狭くなっており、起伏で見通しが悪かったので、それに対する注意のようです。現在は新しい道路ができており、2車線が確保されています。
一時期、この標識の前に自動販売機が設置されていて、標識がほぼ見えない状態でしたが、現在、自動販売機は撤去されています。ただし、少し手前に有料駐車場の立て看板があり、標識は見えにくい状態となっています。
旧書体です。規制理由はご覧の通り、この先に病院があるためですね。標識上の「+病院」の看板と一体化してしまって、今では誰もこれが標識だとは思っていないでしょうね。
現行の標識には「静かに」に相当するものがありませんので、これからも現役で頑張って欲しいです。
サビサビになって文字が読めなくなったので、上から白色でなぞってあります。
※現在は撤去されています。
高さ制限のバリケードの陰に旧型標識が残っています。撤去しづらかったからそのまま残されたのでしょうか? 全景画像のどこに旧型標識があるか分かりますか? 正解は「け」のすぐ左です。
最近になって青色の剥がれが激しくなっています。標識の裏には販売会社のラベルが貼られていますが、残念ながら調製年月日が読み取れません。
鉄道高架の両側に1枚ずつ残っています。現行の「高さ制限」標識による規制は「3.7m」となっています。
旧型標識とはいえ状態がよいので、今でも現役で使われているのでしょう。この先の道路が狭く、カーブになっていることに対しての注意のようです。
五条バイパスに設置されています。
※助手席からの撮影です。
道路標識・道路標示・区画線
ホーム