警察庁のゾーン30推進により2012年12月に滋賀県内7か所でゾーン30規制が実施されました。こちらは、そのうち彦根市で整備されたものです。彦根城の中堀以内の区域では、以前に「城内全域」として最高速度30キロ規制が実施されていましたが、その区域と、その区域から幹線道路に接続するまでの区間、また隣接する市民会館や図書館のある生活道路一帯がゾーン30規制の対象となりました。ゾーン30規制の実施により「城内全域」の最高速度規制は廃止されました。
区域の入口と出口に背板一体の「最高速度」標識と「駐車禁止」標識が設置されています。最高速度規制については区域内に標識は設置されていませんが、道路標示の「最高速度」が設置されています。駐車禁止規制については、既設の「駐車禁止」標識(区間内のため補助標識なし)に「区域内」の補助標識を追加しています。 区域の入口の路面には、「ゾーン30」のシートが貼られています。しかし、シートが小さく、ドライバー目線では見落としてしまいそうです。 ゾーン30の実施では、最高速度規制のほか、路側帯の拡幅や歩行者専用路側帯化、中央線の抹消などが行われています。 なお、後から区域の入口に「ゾーン30」の法定外表示2種類が追加されています。
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