複雑な5差路なうえ、非常に交通量が多い、県内でも有数の事故多発交差点「鶴舞公園前」に設置された4方向矢印の3段重ね灯器です(2008年11月28日供用)。供用時には中部6県で初の4方向矢印として新聞やテレビで報道されたました。 4方向矢印が使用されているのは北進で進入する車両に対してです。北進で進入する車両から見ると、直進・左折・右折のほか、斜め右方向への右折の4方向の進行路がありますが、直進矢印と左折矢印のみが点灯したときに斜め右折車が直進と誤って進入し対向車(青信号)と衝突する事故が多かったようです。4方向矢印採用後の信号サイクルでは、まず青信号で全方向に進行させ(このとき対向車は赤信号)、その後4方向矢印を短時間点灯させることで全方向に進行させつつ「直進と斜め右折は別!」というのを明確にし、さらにその後斜め右折と右折矢印を消灯することにより斜め右折車と右折車を停止させ、対向車を青信号で進行させます(対向車は右折禁止)。
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