中央大通りの「九十九橋北」交差点と「片町入口」交差点に設置されていた日本信号製の直方体デザイン灯器です。2交差点に設置されているだけなのに、製造年月にばらつきがあり、細部の仕様も違っていました。 網目レンズ・形式E1595・平成6年3月製・右側面銘板・ウラ面ボルト不明 これは、両面設置タイプです。と言っても、片面灯器をくっつけただけのような形状です。銘板は、それぞれの灯器の右側面にあります。矢印灯器は、通常の丸型灯器を使用しています。 以前は、背面灯器の矢印灯器が設置されていませんでした。後から設置されたのは、正面灯器の矢印灯器と同じ製造年月で製造番号の近いものでした。 平成28年度工事(2月)でフラット型灯器に交換されました。 元のデザイン灯器は、灯器に串刺しにする特殊なアームで設置されており、通常の灯器が設置できないため、通常灯器用のアームを継ぎ足しています。継ぎ足しアームの土台の部分は、残された串刺しアームと干渉しないように切り欠きがつけられていますが、右接続(右からの串刺しアーム)用に設計した継ぎ足しアームを左接続(左からの串刺しアーム)でも使用しているため、左接続では継ぎ足しアームが上下逆となり、上が細く下が太いアームになってしまいます。
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