<長野県> 矢印灯器

3段重ね




撮影 長野県茅野市 掲載 2012/10/30

右折車分離式信号で、左折路が2つあるため、2種類の左折矢印が縦に並べられており、本灯器を含めると3段重ねとなっています。ただし、左折車用の補助灯器では2種類の左折矢印を横に並べています。

なお、対向側からは右折路が2つあることになりますが、右折矢印は1つです。(真右を指す矢印は、道路交通法施行令で右折と転回ができることとなっており、右折であれば真右以外への進行もできます。)

矢印組込み灯器

撮影 長野県松本市 掲載 2005/11/7

何らかの理由でトンネルの通行止め規制をする場合に点灯させて右へ迂回させると思われます。狭いトンネルのため、大型車同士がすれ違うことができず、一方の大型車がトンネル内を通行している場合、対向側の大型車はトンネルの外で待つことになります。また、トンネル内で道路が枝分かれしている特殊なトンネルです。

灯器は2位式に見えますが、よく見ると真ん中に切れ目があることから1位式を2つつないでいるようです(よって、実は矢印組込みというわけではありません)。矢印は古いタイプです。灯器は裏蓋ですが、壁面にぴったりとくっつけて設置されています。電球交換はどうしているのでしょう。


撮影 長野県塩尻市 (情報提供:レッドさん) 掲載 2005/11/7

信号機ではなくブリンカーライトです。通常は上下の黄が交互点滅しますが、これは下が黄矢印になっています。旧道が右に分岐しているので、本線がこのブリンカーライトより左側であることを示したいようです。