<長野県> 特殊な信号サイクル

「歩行者・自転車先行」
撮影 長野県長野市 掲載 2013/1/16

市街地の大規模な交差点で、主道路側は右左折車分離方式の歩車分離式信号、従道路側は「歩行者・自転車先行」の信号となっています。「歩行者・自転車先行」の信号は、車両用灯器の信号よりも歩行者用灯器の信号を3秒ほど先に青にします。

主道路側は、交差点手前で4車線確保されており、右左折車分離方式にしても直進車線が2車線確保できます。従道路側は、交差点手前で3車線しか確保できず、右左折車分離方式にしてしまうと直進車線が1車線しか確保できません。

3方向矢印点灯(黄信号で直進左折点灯、赤信号で3方向点灯)

撮影 長野県長野市 掲載 2013/1/16

矢印信号を表示することで通行権を延長させる方式の「時差式」信号です。本信号は対向側と同じになっており、黄信号になったときに直進、左折矢印が点灯し、赤信号になると右折矢印も点灯します。

3方向矢印点灯(黄信号から3方向点灯)



撮影 長野県塩尻市 掲載 2013/1/16

全方向矢印信号を表示することで通行権を延長させる方式の「時差式信号機」です。対向側が黄・・・赤に変わって数秒してからこちらの信号が黄+3方向矢印の点灯になります。

なお、ここでは常時左折可能とするため、全方向矢印点灯の後も左折矢印だけが点灯し続けます。(前方を横断する歩行者や右方から直進・右折する軽車両の通行をまったく考慮していない信号表示です。)