<新潟県> フード

三角屋根+一部フードレス

撮影 新潟県十日町市 掲載 2016/9/3

この交差点には積雪・着雪対策のため、三角屋根を取り付け、フードを赤灯のみに取り付けた試験灯器が2基設置されていますが、両灯器で一部仕様が異なっています。いずれの灯器も青灯、黄灯のレンズの周りにはフードを取り付ける穴がありません。また、黄灯のレンズは青灯のレンズに比べ出っ張っており、同心円状の模様も見えることから融雪用の加工がされていると思われます。豪雪型縦型灯器ですが、三角屋根のため豪雪型金具が使用できないので背面に金具を取り付けてアームに接続しています。

こちらの灯器は赤灯がLED式で雪を融かすほどの熱を持たないため、フードの雪が落ちやすいようにフードに雪割りの突起をつけています。


撮影 新潟県十日町市 掲載 2016/9/3

こちらの灯器は赤灯のみ電球式としています。青灯は素子欠けを起こしています。

表裏とも鏡面仕上げのフード

撮影 新潟県小千谷市 掲載 2016/9/3

フードが表裏とも鏡面加工されています。積雪対策のようにも見えますが、それならば内側まで鏡面加工が必要か?とも思います。なお、フードの長さが上から順に短くなるドレミ型フードです。この交差点に2基設置されています。

ドレミ型フード(縦型灯器でフードの長さが上から順に短いもの)
撮影 新潟県十日町市 掲載 2016/8/13

豪雪型縦型設置の灯器で積雪対策のためフードの長さを上から順に短くしたものす。このタイプのフードは、同世代、後世代とも(試験的なものを除き)県内ではほかに見かけないことから、試験的な設置であったと思われます。

県内ではその後、赤灯を通常のフード、黄灯、青灯のフードを短めのフードにしたもの(黄灯と青灯のフードの長さが同じもの)が普及しています。

黄青短フード
撮影 新潟県上越市 掲載 2007/5/20

県内の一部の地域では積雪による視認性低下対策のためか、縦型灯器の黄と青のフードが短くされています。メーカーを問わず採用されています。

青だけ制限フード
撮影 新潟県柏崎市 掲載 2007/6/3

新潟県では連続交差点での誤認防止のため、奥の交差点では青のみに距離制限フードを使用しています。最近のLED式灯器でも普通の距離制限フードが使用されているため、画像のように正面から見ても干渉して、見えづらくなっています。


撮影 新潟市中央区 掲載 2007/6/3

こちらの連続交差点は100m以上離れていますが、距離制限フードを使用しています。その方向はフードを継ぎ足しています。

屋根付き4方向一体型1灯点滅灯器
撮影 新潟県上越市 掲載 2007/5/20
撮影 新潟県加茂市 掲載 2007/5/20
撮影 新潟県柏崎市 掲載 2007/5/20

県内の4方向一体型1灯点滅灯器には積雪対策のため、四角錐型(底面なし)の屋根が設置されています。(設置されていない場合もあります。)

メーカーによるのか、設置業者によるのか、設置時期によるのか、いろいろな形状のものがあります。