バイパスと工業団地をつなぐ道路の2交差点で導入されたムーブメント信号制御です。車両用灯器に併設された標示板は「対向車分離式」となっています。主道路・従道路ともムーブメント信号制御となっています。なお、この交差点は主道路・従道路とも左折車線は交差点から分離されており、左折車は信号の対象となっていません。 ムーブメント信号制御とは、交差点手前の感知器で感知した交通量に応じて、信号の時間や信号サイクルを変更し、渋滞を軽減するものです。この交差点では、基本は右折車分離式で、対向方向で交通量にあまり偏りがない場合は、滞留に応じて信号の時間の変更があるだけですが、対向方向で交通量に偏りがある場合は、交通量の少ない方を一旦赤信号として、交通量の多い方を全方向矢印信号により通行時間を延長し、その後双方の右折車を通行させます。
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