<大阪府> 押ボタン箱

高齢者・視覚障がい者用LED付音響装置


撮影 大阪府茨木市 掲載 2015/1/14

LED表示のついた音響ポールです。歩道側の面に押ボタン、車道側の面にスピーカー、両面にLED表示があります。
動画(YouTube)

LED表示は、歩行者用灯器の信号と同じ色の灯火が表示されます。歩行者の目線より低い位置にあるため、信号待ちの歩行者は、歩行者用灯器の信号をずっと見上げている必要がありません。また、LED表示は、青灯火が丸形、赤灯火が四角形となっており、形で灯火を判断することができます。

この交差点では、2012年12月に設置されました。ラジオ大阪の「ラジオ・チャリティミュージックソン」により寄贈されたことを示すプレートが貼られています。



撮影 大阪市天王寺区 掲載 2015/1/14

この交差点では、2014年3月に設置されました。茨木市で設置されたものは、案内表示のプレートが白地に黒文字でしたが、ここでは黒地に白文字に変更されています。




撮影 大阪市鶴見区 掲載 2015/1/14

この交差点では、2009年3月に試験設置が始まり、2013年3月に本設置になりました。試験設置の際は、黄色塗装のものでしたが、本設置の際には、青信号延長の交通弱者用押ボタン箱を兼ねるためか、白塗装に変更されています。

なお、2015年1月上旬現在、この交差点のうちの1基が、故障してLEDの青灯火が暗く、青点滅時に点滅しない状態となっていました。事故につながるおそれがあったため、大阪府警察に連絡したところ、「現場確認しました。修理します。」との回答をいただいています。

触知式信号用押ボタン

撮影 大阪市東住吉区 掲載 2007/1/1

上部の赤い矢印の部分を押すと振動で青信号を知らせます。スピーカーも付いており、「ピヨピヨ、カッコー」の音響信号も流れます。2006年3月に大阪市内2ヵ所の交差点に設置されました。

視覚、聴覚とも不自由な人や視覚障害者が安全に横断できるように設置されました。上部の赤い矢印の部分を押すと矢印の部分のみが振動し、安全に横断できる時間が終わると振動が止まります。その約5秒後に音響信号が止まり、さらに約20秒後に信号が青点滅になります。

大阪名物筒型音響スピーカー(普通)
撮影 大阪府吹田市 掲載 2002/2/23

大阪府では他県とは違い、このような視覚障害者用押ボタン箱と一体になった筒型音響スピーカーを使用していました(左画像2つは自立型、右画像2つは添加型)。メロディーは、「通りゃんせ」と「故郷の空」です(交差点一方向のみ設置する場合は「通りゃんせ」のみ)。(現在、擬音タイプの「ピヨピヨ」「カッコー」に順次切り替え中)

上部には点字で案内が書いてあります。左画像のタイプには交差点名が書いてあるようで、例えばこの場合は中央に「たかはま ちょー(高浜町)」、右側には「たかはま じんじゃまえ にし(高浜神社前西)」と書いてあります。右画像のタイプには「おんがくの なりはじめから わたって ください(音楽の鳴り始めから渡って下さい)」と書いてあります。

撮影 大阪市淀川区 掲載 2002/2/23

「盲人用信号」「盲人用押ボタン」標示板風のシールが貼ってあるものもあります。

ついでに押ボタンとスピーカーの高さが逆ですね。

撮影 大阪市阿倍野区 掲載 2002/2/23

チャリティ活動で寄贈されたものもあります。

なお、側面の点字は「おんがくが なりだしてから わたって ください(音楽が鳴り出してから渡って下さい)」と書いてあります。

大阪名物筒型音響スピーカー(特注?)
撮影 大阪府守口市 掲載 2002/2/23
撮影 大阪府東大阪市 掲載 2002/2/23

普通は押ボタンの裏側にスピーカーがあるのですが、こちらは珍しい横側にあるタイプです。

撮影 大阪市西区 掲載 2002/2/23
撮影 大阪市福島区 掲載  2004/5/5

こちらはさらに珍しい横側両側にあるタイプです。非常に広い通りの中央分離帯に設置されているため、両側にスピーカーがあります。

撮影 大阪市鶴見区 掲載 2002/2/23

こちらも珍しい押ボタンとスピーカーが同じ面にあるタイプです。

変わった設置方法
撮影 大阪府東大阪市 掲載 2002/4/1

横断歩道が信号柱から離れている場合は、このようにアームで伸ばして押ボタン箱を設置することがあります。

撮影 大阪市中央区 掲載 2002/4/1

こちらはかなり伸ばされてますが、「歩行者用押ボタン」標示板が信号柱に設置されているため見にくいですね。

撮影 大阪市東淀川区 掲載 2002/4/1

信号柱が通常よりも高い位置に設置されているため、このようなアームになっています。この画像では分かりませんが、この横断歩道は階段を下りたところにあり、階段の途中からでないとボタンを押せません。

撮影 大阪府大東市 掲載 2002/4/1
撮影 大阪府枚方市 掲載 2002/4/1

なぜか、2方向から押せるように2基も設置されています。

変わった設置場所
撮影 大阪市北区 掲載 2002/4/1

橋の欄干に設置されています。

撮影 大阪府高槻市 掲載 2002/7/20

大阪府では以前、視覚障害者用に独特な筒型音響スピーカーを(多数)設置していましたが、現在では他県のように押ボタン箱と音響スピーカーが別々になりました。こちらでは筒型当時の名残か(?)押ボタン箱と音響スピーカーを、専用の柱に共存させています。

撮影 大阪府高槻市 掲載 2002/7/20

なんとこの押ボタン箱は、みずからのケーブルパイプに針金でくくりつけられています。これではあまり意味がないような気がしますが・・・。