<滋賀県> 着雪防止灯器に背面板

着雪防止機能付き灯器に背面板


←2012/11  ←2013/3
撮影 滋賀県長浜市 掲載 2013/4/6

工事設計書で、背面板併設の着雪防止機能付き灯器が指定されていました。着雪防止機能付き灯器としては、県内ではカプセルカバー付きかコイト製フラット型が使用されてきましたが、コイト製フラット型には背面板を併設できないようなので、もし普段コイト製灯器を使用する設置業者が落札した場合はどうなるのかと思いましたが、京三製灯器を使用する設置業者が落札したようです。

なお、更新前は背面板が設置されておらず、設置理由が分かりませんが、主道路南進用灯器のみに併設されていることから、あえて言うなら、約100m前方に別の信号交差点があるため、誤認しないようこの交差点の灯器を目立たせるためでしょうか。



←2012/11  ←2013/3
撮影 滋賀県長浜市 掲載 2013/4/6

更新前は背面板が設置されていませんでしたが、老朽化による灯器更新でカプセルカバー付き灯器に背面板が併設されました。

特に背面板が必要とされる理由が見当たりませんが、主道路両方向の灯器のみに併設されていることから、あえて言うなら、快走路で赤信号になった直後に猛スピードで交差点に進入する信号無視車両が多いため、信号を目立たせるためでしょうか。この交差点は、従道路の交通量が少なく感応式信号となっており、従道路側が青信号になる頻度は低いです。撮影中、何度か従道路側が青信号になりましたが、ほぼ必ず主道路の大型車が赤信号になった直後に(と言うか、従道路側が青信号になった直後でも)信号無視して交差点に進入していきました。


撮影 滋賀県長浜市 掲載 2013/8/11

歩道橋添架のため以前から背面板が設置されていましたが、着雪防止機能付き灯器への更新としてフラット型灯器に交換されても背面板併設となりました。フラット型灯器は前傾で設置されますが、背面板は路面に対して垂直に設置されています。

以前に大津市内でフラット型灯器に交換された交差点で背面板併設のもののみ薄型灯器で設置された例があり、フラット型灯器に背面板は併設できないのかと思いましたが、物理的にはできるようです。(ただし、今回は歩道橋添架型なので、アーム設置ではできない可能性もあります。)


撮影 滋賀県長浜市 掲載 2014/4/27

視認性向上のための更新工事で、工事設計書では着雪防止フード付の灯器が指定されており、背面板付きのカプセルカバー付き灯器に交換されました。

更新前は、背面板は設置されていませんでしたが、灯器の背景が琵琶湖で、逆光で信号が見えづらくなるのを防ぐために設置されたのでしょう。