<滋賀県> フラット型灯器

フラット型灯器(2014年型)

撮影 滋賀県長浜市 掲載 2015/3/15

フラット型灯器が量産されてから初めての大きなモデルチェンジです。金具取り付け部分を除いて、灯箱裏面の角が面取りされたような形状となっています。また、銘板の貼り付け部分が窪ませてあります。

銘板も変更となり、量産型初代灯器では小さな銘板でしたが、本来の大きさに戻りました。初代灯器ではすべての文字が印刷でしたが、形式欄などが刻印になっています。初代灯器の銘板は色褪せが激しく、何年か経つと文字が全く読めなくなるものもあったため変更されたのでしょうか。ただし、シール状の銘板に打刻しているためか、彫が非常に浅く、文字が読みにくいものとなっています。

灯箱前面に大きな変更はありませんが、LED素子配列が変わっています。

なお、平成26年度から県北部の工事設計書では、誤認防止用、1位式、2位式を除いてフラット型灯器が指定されています。


撮影 滋賀県高島市 掲載 2023/11/25

豪雪型縦型設置のフラット型灯器です。この交差点に1台だけ設置されています。

丁字路に道路が開通したため令和2年度工事で設置されたものです。すでに低コスト灯器が標準となっていた時期ですが、交差点の既設の灯器がφ300厚型灯器の豪雪型縦型設置であったため、φ300フラット型灯器の豪雪型縦型設置で揃えたようです。

フラット型灯器を直立設置


撮影 滋賀県長浜市 掲載 2023/7/7

フラット型灯器は通常、前傾で設置することでフードレスでも見やすさを確保していますが、ここでは傾斜をつけず直立で設置しています。元々、主道路側はフラット型灯器が両面設置されていましたが、主道路側の背面灯器を減灯し、従道路側のLED化のために転用設置されました。

この交差点は長浜曳山まつりが行われる場所に近く、曳山(山車)が通行することがあるためか、この灯器は交差点脇に縦型で設置されています。対向側は可動式アームに設置されています。

元々横型設置だったものをそのまま縦型で設置しているため、底面に水抜き穴がありません。横型設置のときの前傾用金具もそのまま使用しています。

フラット型灯器(量産型初代)

撮影 滋賀県高島市 掲載 2010/9/11

滋賀県でも平成22年度の新設工事でフラット型灯器が設置されました。これまで高島市内で新設される場合は、豪雪型の縦型で設置されましたが、この工事では、設計書の段階で横型となっていました。

撮影 滋賀県長浜市 掲載 2012/9/30

平成24年度に更新工事が行われた交差点で、工事設計書では「着雪防止機能付き」のものが指定されており、コイト電工製灯器を扱う業者が施工したため、フラット型灯器が設置されました。

平成22年度から、滋賀県では北部の豪雪地域でも横型灯器へ切り替えており、この交差点では他の灯器は横型で更新されましたが、この灯器のみ設置位置の都合で抱え込み型の縦型設置となっています。フラット型灯器なので抱え込み型でも前傾金具が使用されています。