<東京都> フード

SD制限フードの枠のみ使用

撮影 東京都江東区 掲載 2015/11/14

合流交差点で誤認防止のためすべての灯器がSD制限フードを装着したものとなっていますが、本線側主灯器のみルーバーを外してフードの枠のみ使用しています。

合流の直後に分岐があり、短い距離で交通の交錯が生じるため、合流地点で本線と側道の車両を交互に進行させるための信号ですが、制限フードの灯器で灯火が見えにくいので、信号を見落として単なる合流地点と勘違いして交差点に進入する車両が多かったため、ルーバーが外されたのでしょうか。

実際、私が見ている間、制限フードの灯器しかない側道側から赤信号を完全に見落としてスピードを落とさないまま本線に合流していく車両を何台も見ました。

一部のみ制限フードの車両用灯器
撮影 東京都品川区 掲載 2015/11/14

合流地点のすぐ先に信号交差点があるため、合流地点にも信号機を設置し、前方の信号交差点が青信号の時に本線側の車両を、それ以外の時に側道側の車両を進行させます。側道側の車両が進行するときは、必ず先の信号交差点で停止することとなるので、青信号にせず黄点滅で進行させるため、黄灯のみに誤認防止の制限フードを装着しています。


撮影 東京都新宿区 掲載 2012/9/26

鋭角交差点での誤認防止のために、一部のみ左右制限フードとなっています。誤認しても危険の少ない赤と、必ず同時に点灯している直進矢印は筒状フードとなっています。なお、青信号にはなりません。

鋭角で交差する2方向からの車両をいずれも直進矢印信号により、同時に交差点に進入させます。

長いフードの歩行者用灯器

撮影 東京都町田市 掲載 2014/11/4

鋭角横断歩道の誤認防止のために長くて深いフードの歩行者用灯器が設置されています。

制限フードの歩行者用灯器(青・赤とも)

撮影 東京都港区 掲載 2012/9/26

連続横断歩道での誤認防止のため、奥横断歩道の歩行者用灯器に距離制限フードが装着されています。

青のみ制限フードの車両用灯器
撮影 東京都北区 掲載 2010/12/8

連続交差点での誤認防止のために、青のみ距離制限フードとなっています。

撮影 東京都新宿区 掲載 2012/9/26

信号交差点の先のトンネルに設置された「トンネル用信号」の灯器が、誤認防止のため、青のみ距離制限フードとなっています。

青のみ制限フードの歩行者用灯器
撮影 東京都国立市 掲載 2010/12/8

連続横断歩道での誤認防止のため、奥横断歩道の歩行者用灯器の青灯のみ距離制限フードとなっています。

撮影 東京都練馬区 掲載 2010/12/8

車両用灯器の信号より、歩行者用灯器の信号のほうが先に青になるので、車両の見切り発進防止のために、歩行者用灯器の青灯のみ左右制限フード(右側視角制限)となっています。