★古灯器・珍灯器ネタ

 意外と古い灯器や珍しい灯器が残っていたりする

 全国的にLED化が進んでおり,兵庫もその例に漏れず次々に新型灯器への更新が盛んですが,他ではあまり見られない古い灯器や珍しい灯器がちらほら見つかります.
 特に日信製のFRP灯器は様々な世代がみられ,特に平成5年製という,恐らく日本一新しい世代のものが設置されていたりします.
★日本信号製FRP灯器
◆警交仕規第24号300φ三位灯(スタンレーレモンレンズ)

▲2017/05/14撮影▲


▲2017/05/14撮影▲
 最後期と思われる,日信のFRP製丸型です.全国的に平成期のこのタイプの灯器は珍しいですが,その中でも飛びぬけて新しい平成5年製となっています.前々から怪しいと思って目星をつけていましたが,実際に現物を見て,その新しさに驚きました.
 また,銘板が同時期の三協高分子OEMの樹脂製丸型灯器と同じフォーマットとなっており,日信製の灯器としては数少ない,警交仕規第24号として製造されたFRP灯器となっています.形式は1H33であり,これまでのED1060シリーズではなくなっていますが,製番は相変わらずOED始まりとなっています.
 兵庫県ではレモンレンズをはめた灯器自体,電材OEMのセパレートタイプでしか見られないと思われていましたが,この灯器の発見によってそのジンクスが崩されました.

▲ページ先頭へ戻る

 当サイトはTrafficSignal!JPのサーバー領域をお借りして運営しております.
 Copyright©2004- Moririn All rights reserved.