◆◆◆2014/11/09 - 大阪南部オフ◆◆◆
 参加者:ジェットカーさん,下名 | 主な探索場所:泉佐野市,阪南市
◆収録ネタ◆


▲←↑点灯時▲

▲←↑矢印拡大1▲

▲←↑矢印拡大2▲

▲↑→矢印拡大▲


【コメント】
 関西型のカマボコの交互配列LED矢印灯器です.交互配列のLED矢印自体,特定メーカの,かなり古い世代のものでしか見られませんので,探すのに苦労しました.
 誠に残念ながら,オフ会当日は天候がよろしくなかったことに加え,高架下ということ,および銘板の腐食が進行していたことにより,製造年月が読み取れませんでした.解読ができるかどうかは不明ですが,日時を改めて調査をしてみたいと思います.


▲スピーカ設置状況▲

▲音響装置制御機▲

音響装置制御機銘板

▲スピーカ銘板▲

▲押しボタン箱▲

▲押しボタン箱銘板▲
【コメント】
 大阪では急減少中の,名電オリジナルスピーカが設置されている交差点です.名電21号自体,全国的に減ってきていますが,大阪も例外ではなく,近年はめっきり姿を見なくなりました.
 狭小な交差点のため,歩灯は設置されていませんが,スピーカはアームに設置されています.このようなケースは,かつて大阪府内では至る所で見られました.
 こちらの交差点には,名古屋電機製の視覚障害者用押しボタンが設置されていることから,時間帯によってはこのボタンを押下しないと音が鳴らない仕組みになっていると思われます.
 音響装置の音については,珍しく「ピヨピヨ」の方のみが鳴ります.大阪府内では,たいていは「カッコー」が鳴るように自分は思っていたのですが,どうやら違うようですね.ピヨピヨの鳴動間隔が短いのと,音質が少々「声変わり」しているような気がします.M-MA-1ならではなのでしょうか?現在はサンプル数が少なすぎてわかりません….
 こちらの交差点,最近になってポールと灯器を更新したようで,その際に集音マイクが撤去されたようです.それと同時に制御機やスピーカが変わらなかったのは奇跡でしょうね.

■音響装置銘板情報(抜粋)
 ・名称:視覚障害者用交通信号付加装置
 ・仕様書番号:警交仕規第21号
 ・形式:M-MA-1
 ・製造年月:平成7年2月
 ・メーカ:名古屋電機工業株式会社

●音響装置の音はこちら
 ・ピヨピヨ(東西方向)


▲車灯青点灯時▲

▲車灯側面▲

▲車灯銘板▲

▲歩灯銘板▲


【コメント】
 三協高分子製のアルミセパLED灯器に,京三の銘板が貼られています.大阪ではこの筐体,このLEDユニット,この世代の灯器を南部を中心に一時的に設置していたことがあるようです.何とて天気が悪かったので,このタイプの灯器は他の場所でもよいので詳しく調査したいです.
 歩灯については,肝心の筐体前面の写真を収録するのを忘れていましたが,オマルLED歩灯ではなく,六角型のLED歩灯です.六角型LED歩灯の京三銘板自体,相当数は少ないですが,大阪や香川である時期にまとまった数が導入されているようです.こちらも再録が必要.

■車灯銘板情報(抜粋)
 ・名称:U形車両用交通信号灯器
 ・仕様書番号:警交仕規第245号「版1」
 ・形式:VAC-1H33
 ・製造年月:2005年3月
 ・メーカ:株式会社京三製作所(三協高分子からのOEMとみられる)

■歩灯銘板情報(抜粋)
 ・名称:U形歩行者用交通信号灯器
 ・仕様書番号:警交仕規第219号「版3」
 ・形式:PLA-PVUD
 ・製造年月:2005年2月
 ・メーカ:株式会社京三製作所(日本信号からのOEM?詳細不明)

 荒天の中のオフ会となりましたが,ここに載せていないものでも濃~~~いものがありましたから,大阪は相当奥が深そうです.
 ジェットカーさん,お車でのご案内ありがとうございました.
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