概要

【設置状況】	京三21号：ピヨピヨ(南北方向)，カッコー(東西方向)
【特記事項】	絶滅の噂があった京三の初期21号の「LTA-BMS-2」が残存．
【収録年月日】	2016/02/21
【地図】	>>Googleマップで見る

　←左の画像をクリックすると，交差点の様子を見ることができます．

【音声】

♪音を聴く(ピヨピヨ)
♪音を聴く(カッコー)
※収録当時，断続的に強風が吹いていましたので，風切音が入っています．ご了承ください．

【諸元】

■音響装置制御機銘板情報(抜粋)
　・名称：視覚障害者用交通信号付加装置
　・仕様書番号：警交仕規第21号
　・形式：LTA-BMS-2
　・製造年月：昭和53年2月
　・メーカ：株式会社京三製作所

【コメント】

　全国的にかなり希少となり，絶滅の噂も立っていた京三の初期21号LTA-BMS-2が残存していました．銘板のフォーマットが，打刻・プリントのフォントを除き，社名含め一貫して同一(と思われる)フォントで記載されているのが特徴です．
　カッコーは後代のLTA-CBSI-Bと音質が良く似ていますが，ピヨについては後代のLTA-CBSI-Bとは音質が異なります．このピヨの音質は，以前京都市の御前通四条交差点に残存していた同形式のものと同じです．
　スピーカの設置方法に目を向けると，アームに取り付ける金具の右側と，スピーカ(RUH-5)用の台座を組み合わせて使用しています．一方，アームに取り付ける金具の左側は，同社の22号スピーカでよく用いられているものであり，この金具は一人二役(一．五役か？)となっています．